「ダンジョン」を編集中
提供:MTG Wiki
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。
これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
31行: | 31行: | ||
==解説== | ==解説== | ||
− | [[ダンジョンズ&ドラゴンズ]] | + | [[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]とのコラボレーション・セットである[[フォーゴトン・レルム探訪]]で登場した。D&Dに欠かせない要素であるダンジョンへの冒険を再現したカード群。 |
− | [[キーワード処理]] | + | [[キーワード処理]]のダンジョン探索によってプレイヤーは探索マーカーをダンジョンの一番上から動かしていき、各部屋の部屋能力と呼ばれる[[誘発型能力]]を誘発させることができる。一番下の部屋まで進むとそのダンジョンを踏破したことになる。これはダンジョンの踏破をチェックする[[効果]]によって参照される。 |
フォーゴトン・レルム探訪ではダンジョンズ&ドラゴンズのシナリオとして製品化されている以下の3つのダンジョンが登場した。 | フォーゴトン・レルム探訪ではダンジョンズ&ドラゴンズのシナリオとして製品化されている以下の3つのダンジョンが登場した。 | ||
39行: | 39行: | ||
*[[ファンデルヴァーの失われた鉱山/Lost Mine of Phandelver]] | *[[ファンデルヴァーの失われた鉱山/Lost Mine of Phandelver]] | ||
*[[魂を喰らう墓/Tomb of Annihilation]] | *[[魂を喰らう墓/Tomb of Annihilation]] | ||
− | |||
− | |||
==ルール== | ==ルール== | ||
===ダンジョン・カードの扱い=== | ===ダンジョン・カードの扱い=== | ||
ダンジョン・カードは[[プレイヤー]]の[[デッキ]]や[[サイドボード]]の一部ではない。プレイヤーは、物理的にそのカードを持っていない場合であっても、いつでもダンジョン・カードを持っているものとして扱う。ダンジョン・カードは、それがイベントのプレイエリアの邪魔になったりダンジョン・カードの正しい進行を誤解させるものであったりしない限り、ダンジョン・カードはどのような形式であっても問題はない。各プレイヤーのマーカーの表現が明確である限り、複数のプレイヤーが同時に同じダンジョンを用いることができる<ref>[[マジック・イベント規定]] 3.3 真正のカード</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/july-magic-tournament-rules-release-notes-2021-07-19 July 2021 Magic Tournament Rules Release Notes]([[Daily MTG]] [[2021年]]7月19日)</ref>。 | ダンジョン・カードは[[プレイヤー]]の[[デッキ]]や[[サイドボード]]の一部ではない。プレイヤーは、物理的にそのカードを持っていない場合であっても、いつでもダンジョン・カードを持っているものとして扱う。ダンジョン・カードは、それがイベントのプレイエリアの邪魔になったりダンジョン・カードの正しい進行を誤解させるものであったりしない限り、ダンジョン・カードはどのような形式であっても問題はない。各プレイヤーのマーカーの表現が明確である限り、複数のプレイヤーが同時に同じダンジョンを用いることができる<ref>[[マジック・イベント規定]] 3.3 真正のカード</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/july-magic-tournament-rules-release-notes-2021-07-19 July 2021 Magic Tournament Rules Release Notes]([[Daily MTG]] [[2021年]]7月19日)</ref>。 | ||
− | *[[オラクル]] | + | *[[オラクル]]で規定されたダンジョンの進行がわかるものであれば、コピーや手書きのダンジョン・カードも認定イベントで使用することができる。 |
− | 各ダンジョン・カードには、お互いに矢印でつながった一連の部屋がある。各部屋には、部屋能力と呼ばれる誘発型能力があり、それの効果がカードに記載されている。それらは、カードには記載されていない同じ誘発条件を持つ。各部屋能力の完全なテキストは、「あなたがあなたの探索マーカーをこの部屋に動かしたとき、[効果] | + | 各ダンジョン・カードには、お互いに矢印でつながった一連の部屋がある。各部屋には、部屋能力と呼ばれる誘発型能力があり、それの効果がカードに記載されている。それらは、カードには記載されていない同じ誘発条件を持つ。各部屋能力の完全なテキストは、「あなたがあなたの探索マーカーをこの部屋に動かしたとき、[効果]。」である。ダンジョン・カードが統率領域にあるかぎり、この能力は誘発することができる。各部屋能力は、その能力の発生源であるダンジョン・カードのオーナーであるプレイヤーがコントロールしている。 |
− | === | + | ===ダンジョン探索を行う=== |
− | プレイヤーが[[統率]][[領域]]にあるダンジョン・カードの[[オーナー]]でないときにダンジョン探索をするなら、そのプレイヤーは[[ゲームの外部]] | + | プレイヤーが[[統率]][[領域]]にあるダンジョン・カードの[[オーナー]]でないときにダンジョン探索をするなら、そのプレイヤーは[[ゲームの外部]]にあり自分がオーナーであるダンジョン・カード1枚を選び、統率領域に置く。プレイヤー1人が同時に統率領域で所有できるダンジョン・カードは1枚だけであり、統率領域に自分がオーナーであるダンジョン・カードがあるプレイヤーはダンジョン・カードをゲームに持ち込むことはできない。 |
*プレイヤーは一度踏破したダンジョンを再度選んでもよい。 | *プレイヤーは一度踏破したダンジョンを再度選んでもよい。 | ||
− | + | 統率領域に自分がオーナーであるダンジョン・カードがあり、その探索マーカーがそのダンジョンの一番下の部屋にないプレイヤーがダンジョン探索をするなら、そのプレイヤーは自分の探索マーカーを今ある部屋から、その部屋から惹かれている矢印に従って次の部屋に動かす。そのプレイヤーの探索マーカーがある部屋から複数の矢印が出ている場合、そのプレイヤーがどの矢印に従うかを選ぶ。 | |
*ダンジョン探索で上や横の部屋に移動することはできない。 | *ダンジョン探索で上や横の部屋に移動することはできない。 | ||
*一度ダンジョンを選んだ場合、冒険を途中で止めて別のダンジョンに挑戦することはできない。 | *一度ダンジョンを選んだ場合、冒険を途中で止めて別のダンジョンに挑戦することはできない。 | ||
59行: | 57行: | ||
プレイヤーの探索マーカーがダンジョン・カードの一番下の部屋にあり、そのダンジョン・カードが[[誘発]]して[[スタック]]を離れていない部屋能力の[[発生源]]でないなら、そのダンジョン・カードのオーナーはそれをゲームから取り除く。これは[[状況起因処理]]である。ダンジョン・カードがゲームから取り除かれるに際して、プレイヤーはそのダンジョンを踏破する。 | プレイヤーの探索マーカーがダンジョン・カードの一番下の部屋にあり、そのダンジョン・カードが[[誘発]]して[[スタック]]を離れていない部屋能力の[[発生源]]でないなら、そのダンジョン・カードのオーナーはそれをゲームから取り除く。これは[[状況起因処理]]である。ダンジョン・カードがゲームから取り除かれるに際して、プレイヤーはそのダンジョンを踏破する。 | ||
*通常ダンジョンを踏破することで誘発する能力は、ダンジョンの最後の部屋の部屋能力が[[解決]]された後に誘発することになる。 | *通常ダンジョンを踏破することで誘発する能力は、ダンジョンの最後の部屋の部屋能力が[[解決]]された後に誘発することになる。 | ||
− | * | + | *最後の部屋の部屋能力がスタックに置かれている間にさらにダンジョン探索を行うことになった場合、ダンジョン・カードをゲームから取り除き新たなダンジョン・カードを統率領域に置き最初の部屋に探索マーカーを置く。その場合、ダンジョンを踏破したことで誘発する能力は、スタック上で最後の部屋の能力の上に最初の部屋の能力と一緒に好きな順番でスタックに置くことになる。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
==その他== | ==その他== | ||
*ダンジョン・カードは各種[[ブースターパック]]の広告・[[トークン・カード]]枠から入手することができる。また、フォーゴトン・レルム探訪の[[プレリリース・パック]]からはフォイル仕様のダンジョン・カードが、[[バンドル]]からは大判のダンジョン・カードが入手できる。 | *ダンジョン・カードは各種[[ブースターパック]]の広告・[[トークン・カード]]枠から入手することができる。また、フォーゴトン・レルム探訪の[[プレリリース・パック]]からはフォイル仕様のダンジョン・カードが、[[バンドル]]からは大判のダンジョン・カードが入手できる。 | ||
− | *ダンジョン探索が行える[[能力]] | + | *ダンジョン探索が行える[[能力]]はいずれも[[ETB]]や[[サボタージュ能力]]、[[起動型能力]]でも[[ソーサリー・タイミング]]限定などであり、何らかの手段で[[インスタントプレイ]]能力を得ない限り、基本として自分の[[ターン]]のみでしか探索は行えない。 |
− | **単体で対戦相手のターンに探索を行える呪文や効果は | + | **単体で対戦相手のターンに探索を行える呪文や効果は[[フォーゴトン・レルム探訪]]時点では[[ゲートを塞げ/Bar the Gate]]のみである。ただし、[[打ち消し]]呪文であるため能動的に[[唱える]]のはこれのみでは不可能となっている。 |
− | + | ||
− | + | ||
==脚注== | ==脚注== | ||
82行: | 71行: | ||
*{{WHISPER検索/カードテキスト|踏破|踏破}} | *{{WHISPER検索/カードテキスト|踏破|踏破}} | ||
*[[ルーリング]] | *[[ルーリング]] | ||
− | |||
{{#CR:309}} | {{#CR:309}} | ||
{{#CR:701.46}} | {{#CR:701.46}} |