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| {{#card:Heliod's Punishment}} | | {{#card:Heliod's Punishment}} |
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− | [[クリーチャー]]に[[攻撃]]も[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]も[[能力]]を発揮することも許さず労役をこなすことを強要する[[オーラ]]。
| + | {{未評価|テーロス還魂記}} |
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− | [[拘引/Arrest]]系オーラの一種で、2[[マナ]]と[[軽い]]点、起動型能力に限らずすべての能力を失わせる点が魅力。最終的に[[破壊]]されてしまい、また[[アンタップ]]させる手段で刑期が縮んでしまうといったデメリットがあるものの、無力化する期間はかなり長く、[[ゲーム]]を決定づけることも多いだろう。[[戦場]]に残してしまうため[[信心]]を減らすことはできないが、こちらも一時的に信心を稼げ、[[脱出]]持ちに対しては下手に[[墓地]]に送るより強力なこともある。
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− | [[構築]]では対象が3マナ以下までだが同じく2マナの[[ガラスの棺/Glass Casket]]、能力は消せない[[平和な心/Pacifism]]、範囲の広い[[払拭の光/Banishing Light]]などと競合するが、制限のなさと軽量さは優秀で、[[アグロ]][[デッキ]]で[[テンポ]]を維持したまま脅威を束縛したり、[[コントロールデッキ]]が序盤を凌ぐのに有用。基本的には[[ターン]]経過で墓地に行ってしまうが、再利用可能になる[[夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den]]などと併用することで、より脅威度の高いクリーチャーに付け直したりとデメリットを緩和することもできる。
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− | [[リミテッド]]では軽い[[擬似除去]]であり、優秀な[[アンコモン]]。ただし、[[テーロス還魂記]]には[[ハイラックス塔の斥候/Hyrax Tower Scout]]や[[有刺カサゴ/Stinging Lionfish]]などクリーチャーをアンタップさせる[[カード]]が数枚存在するため、計算が狂うこともままある点には注意。
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− | ==ルール==
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− | *クリーチャーが持つ[[タップ能力]]の「ヘリオッドの神罰」とは、そのクリーチャーに能力を与えたヘリオッドの神罰を指す({{CR|201.5a}})。他のヘリオッドの神罰から労役[[カウンター (目印)|カウンター]]を取り除くことはできない。
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− | *能力を失わせる[[効果]]と能力を持たせる効果は、[[種類別]]および[[タイムスタンプ]]の[[ルール]]に従う。
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− | **例1:1体のクリーチャーに2枚以上のヘリオッドの神罰が[[つける|つけ]]られている場合、それは最後につけられたものによって与えられたタップ能力だけを持つ。
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− | **例2:[[死より選ばれしティマレット/Tymaret, Chosen from Death]]にヘリオッドの神罰をつけた場合、他に[[P/T]]変更効果がなければその[[タフネス]]は0となり、[[状況起因処理]]で墓地に置かれる。ヘリオッドの神罰の効果がまず第6種で処理されてティマレットの[[特性定義能力]]は失われ、その効果(第7a種)は処理されない。
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− | **例3:[[テーロス還魂記]]の[[神 (テーロス・ブロック)|神]]にヘリオッドの神罰をつけた後、神の[[コントローラー]]の信心が条件未満になった場合、[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]先として不正になりヘリオッドの神罰は墓地に置かれる。まず「信心が[[X]]未満であるかぎりクリーチャーではない」が第4種で処理され、その後ヘリオッドの神罰の効果(第6種)により神はこの能力も失うが、[[継続的効果]]は適用済みのため神はクリーチャーでなくなってしまう。
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| ==ストーリー== | | ==ストーリー== |
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| *[[白]]の[[カード]]なので分かりにくいが、「ヘリオッドが与える神罰」ではなく「ヘリオッドが受ける神罰」である。 | | *[[白]]の[[カード]]なので分かりにくいが、「ヘリオッドが与える神罰」ではなく「ヘリオッドが受ける神罰」である。 |
− | *モチーフはギリシャ神話に登場する、天空を支え続ける[[Wikipedia:ja:アトラース|アトラース]]、あるいは岩を山頂まで押し上げる苦行を永遠に繰り返す[[Wikipedia:ja:シーシュポス|シーシュポス]]だろう。前作[[テーロス・ブロック]]でも扱われたモチーフであり、アトラースは[[天を支える者/Bearer of the Heavens]]として、シーシュポスは[[タイタンの力/Titan's Strength]]としてカード化されている。 | + | *モチーフはギリシャ神話に登場する、天空を支え続ける[[Wikipedia:ja:アトラース|アトラース]]、あるいは岩を山頂まで押し上げる苦行を永遠に繰り返す[[Wikipedia:ja:シーシュポス|シーシュポス]]だろう。同じアトラースをモチーフに作られたカードとして、過去には[[天を支える者/Bearer of the Heavens]]があった。 |
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| ==脚注== | | ==脚注== |
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| ==参考== | | ==参考== |
− | *[[起動型能力を与えるカード]]
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| *[[ヘリオッド/Heliod]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | | *[[ヘリオッド/Heliod]]([[背景世界/ストーリー用語]]) |
| *[[カード個別評価:テーロス還魂記]] - [[アンコモン]] | | *[[カード個別評価:テーロス還魂記]] - [[アンコモン]] |
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