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| {{#card:Vance's Blasting Cannons}} | | {{#card:Vance's Blasting Cannons}} |
− | [[Category:WHISPER最新オラクル未対応]] | + | カンモードの[[前哨地の包囲/Outpost Siege]]を彷彿とさせる[[伝説のエンチャント]]。[[変身]]することで[[火力]]を[[飛ばす|飛ばせる]][[伝説の土地]]になる。 |
− | ''WHISPERのルール文章は最新の[[オラクル]]に未対応です。[[第2面]]の「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「[[任意の対象|1つを対象とする]]」に読み替えてください。''
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− | [[伝説の土地]]に[[変身]]する[[伝説の]][[両面カード|両面]][[エンチャント]][[サイクル]]の[[赤]]。変身条件は、同一[[ターン]]に3回[[呪文]]を[[唱える]]事。 | + | [[衝動的ドロー]]によって毎[[ターン]]擬似的に[[ハンド・アドバンテージ]]を得られることの強さは前述の前哨地の包囲や[[紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster]]によって実証済み。 |
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− | [[第1面]]は[[マナ・コスト]]も含めて[[前哨地の包囲/Outpost Siege]]([[カン/Khan]][[モード]])を彷彿とさせる、[[アップキープ]]ごとの[[衝動的ドロー]]。強力な擬似[[ハンド・アドバンテージ]][[能力]]だが、比較対象と比べてモードが選べない、[[土地]]を[[プレイ]]できないといった弱体面は目に付く。最低限[[占術]]1に近い働きをしてくれるため[[腐る]]事はまずないものの、[[デッキ]]構成にもよるが、4割程度の確率で「ハズレ」が生じるのをどの程度許容できるか試される。 | + | 変身後は3[[マナ]]と自身の[[タップ]]で3点火力を[[プレイヤー]][[クリーチャー]]問わず飛ばせるようになる。土地が持つ[[能力]]としてはかなり破格であり、[[除去]]としても[[フィニッシャー]]としても有用。 |
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− | [[変身]]後は[[タップ]]で[[発射/Open Fire]]が[[飛ばす|飛ばせる]]土地へと姿を変える。[[除去]]としても[[フィニッシャー]]としても有用で、[[ダメージ]]量・[[マナ]]効率・他の[[リソース]]が不要な点など、歴代の汎用[[火力]][[内蔵]]土地の中でも飛び抜けた[[コスト・パフォーマンス]]を誇る。[[ラムナプの遺跡/Ramunap Ruins]]が第一戦で活躍していたのを鑑みれば、疑いなく[[構築]]級の性能。 | + | 変身条件は同一[[ターン]]に3回[[呪文]]を[[唱える]]というもの。これ自身の能力により幾分か条件を満たしやすいとは言え、同[[サイクル]]の他のカードと比べややハードルが高い。変身しなくてもそれなりに優秀な能力を持つので、変身できたら儲け物くらいの気持ちで運用するのもありか。前[[ブロック]]の[[アモンケット]]ブロックに収録されている[[余波]]持ち[[呪文]]は1枚で2回分のプレイを稼いでくれるのでそれなりに相性はいい。 |
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− | その分、サイクル中でも変身へのハードルはやや高め。これ自身の能力で幾分か条件を緩和できるものの、[[伝説の|伝説性]]や[[重い|重さ]]も相俟って多くを[[積む]]のには向いておらず、変身を前提にした構成を取るには難しいものがある。1枚で2回分の回数を稼いでくれる[[余波]]呪文を組み込むなど工夫の余地はあるが、第1面でもそれなりに優秀な(疑似)[[ドローエンジン]]であるため、少数の[[スロット]]を取りつつ、変身できたら儲け物くらいの気持ちで運用するのも手。
| + | [[スタンダード]]ではマナ域や能力が被っており、より器用な[[反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance]]の存在が気がかり。クリーチャー[[デッキ]]相手の場持ちの良さや、[[ライブラリートップ]]を[[追放]]したターンであれば唱えるタイミングが自由な点などこちらの強みもあるので、[[メタ]]や[[デッキタイプ]]次第ではこちらが採用される場合もあるだろう。 |
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− | 初出時[[スタンダード]]環境にはマナ域や能力が被っており、より器用な[[反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance]]という強力な競合相手が存在する。こちらにも対クリーチャー[[デッキ]]への場持ちの良さや、[[追放]]したターンであれば唱えるタイミングが自由といった強みはあるが、やはり選択肢の多さがそのまま採用実績に大差をつけて現れる格好となっている。
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− | そうした事情はあるものの、[[スタンダード]]では[[ラムナプ・レッド]]への採用が散見される。メジャーな構成ではないが、主に[[サイドボード]]に1枚程度[[挿す|挿して]]おくといった用法で、[[黒赤ビートダウン]]などでも同様の採用ケースが見られる。
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− | [[ローテーション]]後は上記のチャンドラこそ[[ローテーション]][[落ち]]したが、爆発力で大きく勝る[[実験の狂乱/Experimental Frenzy]]が同マナの[[アドバンテージ]]源エンチャントとして登場したため、やはり影が薄かった。
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− | *第1面の1つ目の能力の基本的な[[ルール]]は[[衝動的ドロー#ルール]]を参照。
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− | **上述のとおり、土地はプレイすることはできない。
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| *[[軍団の上陸/Legion's Landing]]とは逆に、[[サイクル]]中で唯一変身後の[[カード名]]に固有名詞を含まない。 | | *[[軍団の上陸/Legion's Landing]]とは逆に、[[サイクル]]中で唯一変身後の[[カード名]]に固有名詞を含まない。 |
− | *[[起動型能力]]と[[誘発型能力]]という違いがあるためやや分かりにくいが、変身後のデザインのもとになったのは同じく3点のダメージを与える土地である[[溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle]]<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/dinosaurs-and-vampires-and-pirates-and-merfolk-oh-my-part-2-2017-10-02 『DINOSAURS AND VAMPIRES AND PIRATES (AND MERFOLK), OH MY, PART 2]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0019688/ 恐竜と吸血鬼と海賊(とマーフォーク) 愛するあなたのため その2](Making Magic [[2017年]]10月02日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
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− | *[[イクサラン]]の宝箱キャンペーンにて、第2面の[[イラスト]]が[[イクサラン/Ixalan]]の地図になっている特殊な[[プレミアム・カード]]が配布された。そのカードが指し示す場所が光る加工がされている<ref>[https://mtg-jp.com/reading/kochima/0029879/ こちらマジック広報室!!:11月24日(金)はブラックフライデー!? 『イクサラン』の宝箱キャンペーン開始!](2017年11月10日)</ref>。
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− | *[[モダンホライゾン2]]にて砲撃を行っていた本人が[[リプリー・ヴァンス船長/Captain Ripley Vance]]として[[カード]]化した。変身能力と同じ[[誘発条件]]の[[能力]]を持つ。
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| ==関連カード== | | ==関連カード== |
| ===サイクル=== | | ===サイクル=== |
| {{サイクル/イクサランの伝説の両面カード}} | | {{サイクル/イクサランの伝説の両面カード}} |
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− | {{サイクル/イクサランの相克の伝説の両面カード}}
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− | ==脚注==
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− | <references/>
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| ==参考== | | ==参考== |
− | *[[非マナ能力を持つ土地]]
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− | *[[2回目の行動を参照するカード|N回目の行動を参照するカード]]
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− | *[[リプリー・ヴァンス/Ripley Vance]]([[背景世界/ストーリー用語]])
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− | *[[鉄面連合/The Brazen Coalition#火を吐く稜堡/Spitfire Bastion|火を吐く稜堡/Spitfire Bastion]](背景世界/ストーリー用語)
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| *[[カード個別評価:イクサラン]] - [[レア]] | | *[[カード個別評価:イクサラン]] - [[レア]] |
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