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− | [[白青黒赤緑|5色]]の[[源獣]]。[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]されている[[土地]]を[[トランプル]]を持った8/12の[[伝説のクリーチャー]]にする。 | + | たった2[[マナ]]の[[起動コスト]]で8/12[[トランプル]]の化け物が登場する。[[プレイ]]に5マナ、起動に2マナ、オーラが付いた土地の分を1マナとカウントすれば、合計で8マナ。8マナ8/12トランプル[[速攻]]と考えてもなかなか優れている。 |
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− | トランプルで[[攻撃]]を[[通し]]やすく、[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]すら[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]できる[[タフネス]]を持った[[クリーチャー]]を、毎[[ターン]]実質3[[マナ]]で用意できる。5色なので[[唱える]]ことは難しいが、それさえクリアできれば[[エンドカード]]級の性能を持つ。
| + | 他の[[源獣]]と違い、[[クリーチャー化]]した土地には[[色]]がつかない。5色になるわけではないので、扱いに注意。 |
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− | 普通に[[基本土地]]あたりに使っても十分強いが、何らかの[[能力]]を持つ土地に[[つける]]のも面白い。[[ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel]]につけると8/12の[[破壊不能]]・トランプルという、ダークスティールの巨像並の怪物が登場。また[[野の源獣/Genju of the Fields]]や[[滝の源獣/Genju of the Falls]]と併用して[[魂の絆能力]]や[[飛行]]まで追加するのも、[[オーバーキル]]感はあるが、豪快で楽しい。
| + | *[[タフネス]]が12なのは、[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]を[[ブロック]]できるサイズにデザインされたと推測される。 |
− | | + | *初の[[伝説の]][[エンチャント]]([[土地]])であった。現在は「伝説のエンチャント - [[オーラ]]」であり、エンチャント(土地)を持つ。 |
− | やはり唱えることができるかがネックなので、できるなら[[マナ・コスト]]を踏み倒す手段が欲しい。[[不朽の理想]][[デッキ]]は[[歴伝]]のせいで土地やマナが余りがちである点も噛み合っていて相性がよく、たまに1枚[[挿す|挿されて]]いる。また[[レクターコントロール]]あたりに隠し味として投入されている例も。
| + | *[[神河謀叛]]唯一の[[マルチカラー]]。[[スカージ]]以来これまでマルチカラーは出ていないので、[[アンヒンジド]]や[[プロモーション・カード]]を除けば、新デザイン初のマルチカラー・カードでもある。いろんな意味で貴重なカードだ。 |
− | | + | *伝説でないものを伝説にできる、珍しいカード。[[コピーカード]]をのぞいてそのようなカードは、このカードのリリース時点では唯一これしかなかった。その後、[[ギルドパクト]]で[[不同の力線/Leyline of Singularity]]が登場して唯一ではなくなった。 |
− | *他の源獣と違い、エンチャント[[対象]]が[[基本土地タイプ]]を持っていなくともよく、また[[クリーチャー化]]した際に[[色]]がつかない。
| + | **[[神河物語]]での[[レジェンド・ルール]]変更の結果、こうなった。それ以前では[[奸謀/Conspiracy]]のようなカードで「[[レジェンド]]」という[[クリーチャー・タイプ]]を指定すれば、[[クリーチャー]]を伝説化することができた。 |
− | *初の[[伝説の]][[オーラ]]であり、初の5色エンチャント。以前は「[[伝説のエンチャント]](土地)」と[[タイプ行]]に表記されていたためか、[[伝説の土地]]にしかエンチャントできないと誤解した[[プレイヤー]]もいた。 | + | *[[ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus]]がクリーチャー化したあとに世界の源獣でクリーチャー化すると、[[飛行|空を飛ぶ]]のか飛ばないのかが論争のタネになっていた(2005年2月時点での[[未解決問題]])。結局、「飛行を持つ」ということで確定した。 |
− | *[[神河謀叛]]唯一の[[多色カード]]。[[スカージ]]以来これまで多色カードは出ていないので、[[アンヒンジド]]や[[プロモーション・カード]]を除けば、[[新枠]]初の多色カードでもある。 | + | *非常に[[重い]]が、これが付いた土地をクリーチャー化させた後、世界の源獣を[[バウンス]]などで他の同名の土地に貼りかえ、能力を起動させればレジェンド・ルールによって土地を2枚[[除去]]できる。現在なら、[[シミックのギルド魔道士/Simic Guildmage]]を利用して比較的軽いコストでこのトリックが使いまわし可能。 |
− | *[[伝説の|伝説]]でないものを伝説にできる珍しいカード。直接伝説にするようなカードは、[[ギルドパクト]]で[[不同の力線/Leyline of Singularity]]が登場するまで唯一のカードだった。 | + | *[[ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel]]につけるとかなりきつい。 |
− | **[[神河物語]]での[[レジェンド・ルール]]変更の結果こうなった。それ以前のルールでは、[[奸謀/Conspiracy]]で[[レジェンド (クリーチャー・タイプ)|レジェンド]]の[[クリーチャー・タイプ]]を指定するなどすれば、クリーチャーを伝説化することができた。 | + | *[[レクターコントロール]]の[[サイドボード]]にでも忍ばせておけば対戦相手の度肝を抜けるかもしれない。 |
− | *クリーチャー化後は、[[隔離するタイタン/Sundering Titan]]を上回る[[タフネス]]偏重クリーチャーとなる。当時この数字に達していたのは、12/12の[[ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought]]と[[クローサの雲掻き獣/Krosan Cloudscraper]]だけであった。この記録は後に[[土着のワーム/Autochthon Wurm]]に塗り替えられる。
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− | ==ルール==
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− | *自分が同じ[[カード名]]の土地を二つコントロールしていて、一方を世界の源獣で[[クリーチャー化]]し、もう一方を別の方法でクリーチャー化した場合は、[[レジェンド・ルール]]により一方を[[墓地に置く]]必要はない。レジェンド・ルールは、同名カードの両方が伝説である場合に機能する。 | + | |
− | **両方をこれでクリーチャー化した場合は一方を墓地に置く必要があるが、そもそもこれ自身が伝説であるため、そのような状況は基本的に起こらない(クリーチャー化の能力を起動する前に[[状況起因処理]]で墓地に置かれる)。 | + | |
− | *クリーチャー化した土地をさらに別の[[効果]]がクリーチャー化した場合、後から適用された効果によって上書きされる([[特性]]や[[種類別]]も参照)。 | + | |
− | **上書きされなかった部分は継続する。例えば[[フェアリーの集会場/Faerie Conclave]]をそれ自身の能力でクリーチャー化した後に、世界の源獣でクリーチャー化した場合、[[P/T]]や[[クリーチャー・タイプ]]などは上書きされるが、「[[青]]である」や「[[飛行]]を持つ」は上書きされないのでそのままである。
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− | **神河謀叛発売当初はこのあたりのルールが未整備であり、[[未解決問題]]として議論されていた(2005年2月時点)。
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| ==関連カード== | | ==関連カード== |
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| ==参考== | | ==参考== |
− | *[[5色カード]]
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| *[[カード個別評価:神河謀叛]] - [[レア]] | | *[[カード個別評価:神河謀叛]] - [[レア]] |
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