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;Q、ストーリー解説でリンクにめっちゃ動画上がってるけど違法じゃないの? | ;Q、ストーリー解説でリンクにめっちゃ動画上がってるけど違法じゃないの? | ||
:A、BBCがDVDの販促やSNSの活性化の ためにアップしています。商用じゃない限り大丈夫です。 | :A、BBCがDVDの販促やSNSの活性化の ためにアップしています。商用じゃない限り大丈夫です。 | ||
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==どうやってもどこにも入らないけど、知ってると言いたくなる豆知識 うまくいったらどこかにねじ込む== | ==どうやってもどこにも入らないけど、知ってると言いたくなる豆知識 うまくいったらどこかにねじ込む== | ||
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*ペリはいわゆるセクシー要員で、プロデューサーが「彼女はよくレオタードやビキニを着ることになる。多くのお父さんが『ドクター・フー』を見ているし、きっとニコラを気に入ってくれるはずだ」と語った。今なら大炎上しそうだが、1984年はゆるかった。 | *ペリはいわゆるセクシー要員で、プロデューサーが「彼女はよくレオタードやビキニを着ることになる。多くのお父さんが『ドクター・フー』を見ているし、きっとニコラを気に入ってくれるはずだ」と語った。今なら大炎上しそうだが、1984年はゆるかった。 | ||
*チーターの星でチーター人間と共演したエース役のソフィー・アルドレットは猫アレルギー | *チーターの星でチーター人間と共演したエース役のソフィー・アルドレットは猫アレルギー | ||
− | *The Abominable Snowmenというエピソードに登場する[https://tardis.fandom.com/wiki/The_Abominable_Snowmen_(TV_story)?file=Absnow3.jpg 雪男][https://tardis.fandom.com/wiki/Robot_Yeti?file=Robotic_Yeti.jpg ロボット]はとてもかわいい。しかしジェイミーやドクターはガチで怖がっているためとてもシュール。このエピソードはほとんど削除されているため、[https://tardis.fandom.com/wiki/The_Abominable_Snowmen_(TV_story)?file=An_Abominable_Confrontation%21_-_The_Abominable_Snowmen_-_Doctor_Who アニメーション]で再現されている。実はとんでもない誤植がある[[大知性体の策謀/Great Intelligence's Plan]]の「大知性体」(グレート・インテリジェンス)が初登場したエピソードのため、いずれこの節はねじ込まれる。 | + | *The Abominable Snowmenというエピソードに登場する[https://tardis.fandom.com/wiki/The_Abominable_Snowmen_(TV_story)?file=Absnow3.jpg 雪男]][[https://tardis.fandom.com/wiki/Robot_Yeti?file=Robotic_Yeti.jpg ロボット]]はとてもかわいい。しかしジェイミーやドクターはガチで怖がっているためとてもシュール。このエピソードはほとんど削除されているため、[[https://tardis.fandom.com/wiki/The_Abominable_Snowmen_(TV_story)?file=An_Abominable_Confrontation%21_-_The_Abominable_Snowmen_-_Doctor_Who アニメーション]]で再現されている。実はとんでもない誤植がある[[大知性体の策謀/Great Intelligence's Plan]]の「大知性体」(グレート・インテリジェンス)が初登場したエピソードのため、いずれこの節はねじ込まれる。 |
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− | + | ==ラニ== | |
− | + | タイムロードの女性科学者。 | |
+ | "The Mark of the Rani"で初登場。"Time and the Rani"と30周年スペシャル"Dimensions in Time"の3話のみ登場する。 | ||
+ | 科学に憑りつかれた科学者で、実験の目的達成のためにはすべての倫理観が捨て置かれるタイプ。不干渉主義のタイムロードの理念とは真反対の低いモラルを持ち、他者の未来や過去に平気で干渉するため、敵対的なタイムロードである「'''反逆のタイムロード'''」にあたる。反逆のタイムロード自体は初代ドクターの頃から登場していたが、女性はラニが初めて。 | ||
+ | キャラクターデザインとしては純然たる悪の科学者で、マスターとは違う「好奇心に狂った科学者」としての、ドクターとは反対の存在として描かれた。タイムロードであるため当然ターディスを所持しており、ドクターと違ってカメレオン回路が壊れていないため、周囲に偽装することが出来る。 | ||
− | + | 生成するトークン、「ラニの印」はそのまま初登場のエピソードのタイトルである。 | |
− | + | 19世紀初頭の鉱山都市キリングワースで、労働者が凶暴化して手あたり次第に人を襲っている。彼らの首にはいつつけられたのか分からない、赤い円形の印があった。 | |
+ | 首謀者は銭湯を経営する老婆に化けたラニであり、麻酔を使って眠らせた労働者から脳液を抜き取り、自分の惑星で使うための睡眠安定薬を作っていた。結果的に労働者たちは不眠症になり、使用者に対して反乱を起こしていたのである。ちなみに自身の惑星が不眠に陥った原因は、ラニの別な実験のせいである。 | ||
− | + | この動きに気づいたマスターは早くにこの地域から産業革命を起こし、ラニと協力して地球を自身の産業基地にしようとたくらむ。しかし[[6代目ドクター/The Sixth Doctor]]とペリによる妨害で両者は破れ去る。 | |
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− | + | "The time and the Rani"では冒頭でいきなりターディスを追撃し、6代目ドクターを[[7代目ドクター/The Seventh Doctor]]に再生させるほどの致命傷を負わせる。ただし、どのような経緯で襲ったのかは不明である。(相次ぐ視聴者数低下のため、BBCが6代目ドクターを降板させたため、かなり強引な展開になった) | |
− | + | [[7代目ドクター/The Seventh Doctr]]とコンパニオンのメル・ブッシュは昏倒するなか、ラニはメルをターディスから追い出し、メルに変装する。 | |
− | + | 30周年スペシャルではすべての時代のすべてのドクターを拘束して、時空に閉じ込めるようとする。初代ドクターと2代目ドクターはすでにとらえられ、危険を察知した4代目ドクターが過去未来における各コンパニオンとドクターを呼び集め、時空を股にかけた戦いを行った。30周年スペシャルはイーストエンダーズと不自然なコラボをしたり、予算がない中チャリティ番組だったので俳優はやたら豪華で対するラニは不釣り合いだったりと、ファンの間では諸々不評ではあったものの、ラニの存在感や俳優の演技は一定数評価された。 | |
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==エース== | ==エース== | ||
− | + | 冒険家サバロムグリッツの宇宙船でウェイトレスをしていた少女。 | |
− | + | 実は地球出身の不良生徒で母親に対して生まれつきの嫌悪感から反発し、学校で問題行動を繰り返していた。科学のテストは0LEVELでも合格しなかったが、自前の爆弾を作ろうとしたときに失敗し(注:見ている人もよくわからない)、時空のゆがみタイムストームに巻き込まれ(ほんまによくわからない)、宇宙のかなたに飛ばされた((´・ω・`))。 | |
− | + | 喰いぶちを稼ぐために始めたウェイトレス業はドクターがメルと共に船を訪れた際、客からミルクセーキがまだ固まってるといわれて詰め寄られたため、あまたからぶっかけてクビになった((゚Д゚;))。 | |
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− | + | エースは旧シリーズ最後のコンパニオンであり、従来路線の「知能担当のドクターと戦士」のコンセプトで設計されたコンパニオンで、上述の手製の爆弾、ニトロ-9を使って施設を破壊したり、バットでダーレクをぶん殴ったりするなど、80年代初頭の不良生徒のような表現が多い。バットは彼女の象徴d的なアイテム。 | |
− | + | 後に彼女のこのどう考えても無茶苦茶な人生はフェンリックという宇宙の悪の根源が仕組んだものだったことが発覚する。 | |
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− | エースは旧シリーズ最後のコンパニオンであり、従来路線の「知能担当のドクターと戦士」のコンセプトで設計されたコンパニオンで、上述の手製の爆弾、ニトロ- | + | |
ドクターと別れた経緯は不明だが、のちに何らかのフォールアウトが発生して別れたと語っている。少なくとも7代目ドクターが8代目ドクターに再生する映画版の冒頭にはターディスに乗っておらず、7代目ドクターは一人でマスターの遺骨を運んでいた。 | ドクターと別れた経緯は不明だが、のちに何らかのフォールアウトが発生して別れたと語っている。少なくとも7代目ドクターが8代目ドクターに再生する映画版の冒頭にはターディスに乗っておらず、7代目ドクターは一人でマスターの遺骨を運んでいた。 | ||
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※8代目ドクターに再生したときは既にエースと別れた後であるが、どのように分かれたたのかは不明である。(エースは後にドクタ―と何かのFalloutがあったと語っている) | ※8代目ドクターに再生したときは既にエースと別れた後であるが、どのように分かれたたのかは不明である。(エースは後にドクタ―と何かのFalloutがあったと語っている) | ||
− | == | + | ==4代目ドクター== |
− | + | [[3代目ドクター/The Third Doctor]]が"Planet of the Spiders"で致死量の放射線を浴びて再生した姿。 再生を知らず涙を流すサラに対し、「泣くな…サラ・ジェーン……」と言い遺した余韻もつかの間、突如チベットの僧侶風のタイムロード、チョー・ジェ(cho-je)がテレポートしてきて、[https://www.youtube.com/watch?v=q6gRZ7iq4W4&t=18s 再生についてあれこれ説明してくれた]。 | |
− | + | <ref>(元はカンポというタイムロードが前の話で再生したもの。後に4代目の再生にかかわるウォッチャーのような存在</ref> | |
− | + | 旧シリーズを代表するドクターであり、また1970年代のイギリスを代表する最も有名なSFドラマの主人公である。 その人気は1974年のシリーズで平均視聴者数1000万人を記録した。しかしこの3年後に後のSFの金字塔[[Wikipedia:ja:スター・ウォーズシリーズ|スターウォーズ]]の一作目、翌年には[[Wikipedia:ja:未知との遭遇|未知との遭遇]]が公開。それまでマニアックなジャンルだったSFが社会に浸透し、未曽有のブーム到来で大量のSF作品が生まれた結果、ドクター・フーは時代遅れとなってゆき、ここをピークに視聴者数は徐々に減少傾向になっていく。ドクター・フーの絶頂と凋落の兆しを知るドクターでもある。 出演期間は7年であり、新リーズを通してもこの年数を上回るドクターは存在しない。 | |
− | + | ||
− | + | 3代目ドクターの時代に行われていたアクションは、親世代から子供番組にしては暴力的すぎるとの苦情があったため、徹底的にそうした描写を排除する方針を採った。4代目以降のドクターは基本的に知的だが戦う力はなく、完全に知恵と工夫で乗り切ることが主体になったのはこのころからである。やむを得ずアクションを行うのはコンパニオンか、UNITの軍人たちの役割となっていく。 | |
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− | + | 4代目ドクターは何をするにしても奇想天外だが、意味不明に見える行動が事件解決に対して理にかなっているという、のちのドクター・フーのストーリーの典型の走りとなった。特徴的なしぐさをいくつか持っており、白い歯をむき出しにして、人をからかうような笑顔をする(いわゆる「変顔」に近い) | |
+ | 。ショーケース版の[https://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?printed=true&multiverseid=635522 イラスト]はその一例。反対に窮地に陥るとわかりやすくイライラしだすなど、毎回どう転ぶかわからないところも人気の要素。 | ||
+ | 衣装も斬新であり、中折れ帽、アスコット・タイ、フロックコートにベストというスタイルは[https://en.wikipedia.org/wiki/Ambassadeurs_(lithograph)#/media/File:Lautrec_ambassadeurs,_aristide_bruant_(poster)_1892.jpg アンバサドールのアリスティード・ブリュアン]のリトグラフから影響を受けた。 | ||
+ | 最も特徴的な足元まで届くような[https://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?multiverseid=635957 マフラー]は、衣装デザイナーの発案で、ストーリーの雰囲気に合わせた服装にそろうように3パターンほど存在するという。基本的にコートから脱ぐので、シャツもしくはチョッキの上にマフラーを着た状態という何とも奇妙なスタイルになることがある([https://www.youtube.com/watch?v=thAvfrBO6x8 "The Hand of Fear"冒頭部分])。 | ||
+ | [https://mtg-jp.com/img_sys/articleReading/jp_91af243d41.png ジェリービーンズ]というお菓子を好み、敵味方問わず唐突に「いかがかな……?」と勧めてくるのがお決まりのしぐさ。 | ||
+ | カードのフレイバーは、ライブラリートップから「何が出てくるかわからない」奇想天外さと、ジェリービーンズを勧めてくる食物トークンの生成によって再現されている。また4マナで4/4と、マナコストとパワーとタフネスを代数でそろえているため、ドクターの中では[[マナレシオ]]が高い。 | ||
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+ | 再生後のドクターは依然UNITに所属し、3代目ドクターから継いで、[[サラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smith]]と、新たにUNITの担当者として外科大尉、ハリー・サリバンと旅をする。ハリーはそのシーズンの終わりに"Terror of the Zygons"で[[ザイゴンの侵入者/Zygon Infiltrator|ザイゴン]]の脅威を退けたのち、地球に残る。また、2代目ドクターが地球に来て以来長らくレギュラー出演していた、[[アリステア准将/Alistair, the Brigadier]]と[[ジョン・ベントン伍長/Sergeant John Benton]]も降板し、UNITの存在は影が薄くなっていく。 | ||
+ | <ref>ハリーはドクターの役者がまた高齢になる可能性を考えたアクション担当だったが、4代目ドクターを演じたトム・ベイカーが40歳と若かったため、当時のディレクターの判断で1シーズンで降板した。UNITのキャラクターを削減したのはマンネリ化を回避するため。</ref>。 | ||
− | + | その後、サラとしばらく2人で旅をするが、たび重なる歴史の介入の疑惑から[[タイムロード]]の母星、ギャリフレイに召喚される。ギャリフレイには人類を連れていけない決まりがあるため、サラを地球に残す形で別れる。この後ドクターはサラに遭いに行くことはなかった。しばらく一人で旅をしたのち、惑星サバティームの戦士、[[サバティームの戦士、リーラ/Leela, Sevateem Warrior|リーラ]]をコンパニオンとする。その後51世紀の科学者、マリウス博士から事件解決の礼に[[K-9 マークI型/K-9, Mark I|K-9]]を受け取り、この2者と旅をする(シーズン14) | |
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− | + | リーラがタイムロードの男性と恋に落ち、K-9も護衛として残るものの、ターディスの中にあった箱から新しいK-9MarkIIが登場(シーズン15)。タイムロードから宇宙に散らばる鍵を回収する様に依頼され、その助手としてタイムロードの科学者、ロマーナがつけられる。ロマーナとはそのまま旅をするが(シーズン16)、シーズン17の冒頭で突然脈略なく再生し、ロマーナIIになる。 | |
− | + | その後ようやくターディスのデバイスを捨てて任意の場所にゆけるようになったドクターは、並行宇宙E-spaseに行く。この並行宇宙で発生したトラブルの解決のため、ロマーナは人質としてK-9共に残る選択をして別れるが、若き数学の天才[[数学の天才、アドリック/Adric, Mathematical Genius|アドリック]]がターディスに密航しており、コンパニオンに加わる。 | |
+ | 惑星トラケンではマスターが復活を目論んで暗躍、貴族のトレマスの体を乗っ取る。その後トレマスの娘の[[トラケンのニッサ/Nyssa of Traken|ニッサ]]が加わる。そして"Logopolice"で叔母にマスターを殺されたスチュワーデス、[[ティーガン・ジョヴァンカ/Tegan Jovanka]が登場。このエピソードでドクターはマスターとの闘いにおいて、アンテナから落下して死亡、アドリック、ニッサ、ティーガンに見守られながら5代目ドクターに再生した。 | ||
+ | ;コンパニオン | ||
+ | :[[サラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smith]] | ||
+ | :ハリー・サリバン/Harry Sullivan | ||
+ | :[[サバティームの戦士、リーラ/Leela, Sevateem Warrior]] | ||
+ | :[[K-9 マークI型/K-9, Mark I]] | ||
+ | :[[トラケンのニッサ/Nyssa of Traken]] | ||
+ | :[[数学の天才、アドリック/Adric, Mathematical Genius]] | ||
+ | :[[ティーガン・ジョヴァンカ/Tegan Jovanka]] | ||
− | + | ==脚注== | |
+ | <references/> | ||
− | + | ==8代目ドクター== | |
− | :[[ | + | タイムロードの依頼で[[ダーレク]]に処刑されて遺骨となったマスターを運搬中の[[7代目ドクター/The Seventh Doctor]]が、憑依体として復活したマスターによって1999年サンフランシスコのチャイナタウンに不時着させられてギャングの銃撃戦に巻き込まれ、搬送先の病院で死亡し、死体安置所で再生した姿。マスターは救急救命士の体を乗っ取るとドクターから残りの再生エネルギーを吸収し生き永らえようと企む。 |
− | :[[ | + | |
+ | 1996年の映画版ドクター・フーの主人公で、1990代唯一の新しいドクターである。ドクター・フーの映画はこれまでいくつか作られたものの、アメリカで作られたのは初めてである。シリーズの復活を模索するなか、ユニバーサル・スタジオの出資による大規模な予算によって作られた、正統な続編のドクター・フーである。 | ||
+ | 映画といってもいわゆるテレビ映画で、映画館で一定期間放映するものではなく、一回きりのテレビ放送のスペシャルを映画館でも放送する形態だった。 | ||
+ | 結果的にこの映画はイギリスでは高い視聴者数があったものの、肝心のアメリカ本土では9%どまりで、シリーズ化には至らなかった。 | ||
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+ | ちなみに日本語字幕版のVHSが存在しし、一定数流通したが、明らかにドクター・フーに詳しくない人が翻訳している。ドクターの名前は「フー」だと勘違いしていたり、"時の帝王"ドクター・フーが立ち上がった!!というキャッチコピーは今見るとなかなかのものである。 | ||
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+ | コンパニオンはグレース・ホロウェイ(Grace Holloway)、心臓外科医である。7代目ドクターを治療する際に二つの心臓の処置が(当たり前だが)出来ず、結果的に医療過誤を起こして死なせてしまい、ドクターの再生のきっかけを作る。全編のヒロインとして扱われ、ドクターとの恋愛要素やそれを思わせるシーンが[https://www.youtube.com/watch?v=IXT-iZNbQwM 見らええれる]。今回のユニバース・ビヨンドでは8代目ドクター以外最低一人のコンパニオンがカード化されており、グレース・ホロウェイがないのは不自然であるが、これはグレースの版権をユニバーサル・スタジオが所持している関係で、彼女を登場させるには別な交渉が必要だったと思われる。過去にも同様の理由で小説に登場できなかったことがある。また今回のセットには8代目ドクターはすべてテレビシリーズのキャラクターやフレイバーテキストはあるものの、映画版由来のシーンやカットは存在しない。ちなみにマスターもテレビシリーズおなじみの[[再誕者、マスター/The Master, Formed Anew|マスター]]ではなく、エリック・ロバーツを起用したこの映画版のみのマスターだが、同様にカード化されていない。 | ||
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+ | ストーリー終盤では2000年の元旦に"調和の目"を開き、地球を滅ぼそうとするマスターと死闘を繰り広げ、これを打ち倒すとグレースを旅に誘うが、医師としてキャリアを続けたいグレースは断り、ドクターは何処かへと去っていった。 | ||
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+ | 新シリーズではドクターの日の前日譚、[[ドクター前夜/The Night of the Doctor]]に再登場。ポール・マグギャン本人が演じた。ダーレクとの全面戦争の果てにタイムロードは狂気に陥る中、ギャリフレイから距離を置きつつ、ターディスで戦乱に困窮する人を少しずつ助けるという消極的姿勢を取っていたことが明らかになる。 | ||
+ | 最終的に[[カーンのシスターフッド/Sisterhood of Karn]]から再生のエリクサーを受け取り、[https://www.youtube.com/watch?v=-U3jrS-uhuo 「ドクターはもういらない」]と言葉を残し、自らを戦士にすることを選択。[[ウォードクター/The War Doctor]]へと再生する。 | ||
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+ | 8代目ドクターは映画の1エピソードの出演にもかかわらず、2024年時点で最も多くのオーディオ・ドラマ、コミック、サイドストーリーに出演したドクターである。こうした人気がサプライズ要素になると判断され、新シリーズに再登場を果たした。 | ||
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+ | ;コンパニオン | ||
+ | :[[Wikipedia:Grace_Holloway|グレース・ホロウェイ/Grace Holloway]] |