「基本セット」を編集中

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。 これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
最新版 編集中の文章
4行: 4行:
  
 
==概要==
 
==概要==
[[エキスパンション]]と並び、マジックの主製品である[[本流のセット]]。毎年夏に発売される。発売と同時に[[スタンダード]]で使用可能となり、翌年の秋のセットが発売されると[[ローテーション]]落ちする。
+
[[エキスパンション]]と並び、マジックの主製品である本流のセット/premier set。毎年夏に発売される。発売と同時に[[スタンダード]]で使用可能となり、翌年の秋のセットが発売されると[[ローテーション]]落ちする。
  
 
セットの特徴として、レアや神話レアも含めて半数が[[再録]]カードで構成される。 初心者向け商品という位置づけでもあるため、特に「基本的」なカードやデザインが重視される傾向にある。複雑な能力や発展型のデザインよりもシンプルなものが優先され、キーワード[[メカニズム]]も[[常磐木]]が主で、[[注釈文]]も多い。ただしこれは[[カードパワー]]が低いという意味ではなく、また[[稀少度]]が高ければ複雑な[[効果]]を持つカードも見られる。必ず5[[色]]すべてに[[単色]]の[[プレインズウォーカー]]・[[カード]]が1枚収録される。
 
セットの特徴として、レアや神話レアも含めて半数が[[再録]]カードで構成される。 初心者向け商品という位置づけでもあるため、特に「基本的」なカードやデザインが重視される傾向にある。複雑な能力や発展型のデザインよりもシンプルなものが優先され、キーワード[[メカニズム]]も[[常磐木]]が主で、[[注釈文]]も多い。ただしこれは[[カードパワー]]が低いという意味ではなく、また[[稀少度]]が高ければ複雑な[[効果]]を持つカードも見られる。必ず5[[色]]すべてに[[単色]]の[[プレインズウォーカー]]・[[カード]]が1枚収録される。
18行: 18行:
 
[[ルール]]刷新と共に[[ポータル]]系列(Starter Level)とエキスパンション(Expert Level)の間を繋ぐ中級者向け製品(Advanced Level)として打ち出された[[第6版]]では特にシンプルさに重点が置かれ、[[トランプル]]や[[プロテクション]]を持つカードも除外されていた。[[第8版]]以降は常盤木能力にも注釈文が付くようになった。[[多色]]カードや[[伝説の]]カードも収録されず、アーティファクトも稀少度が高く設定されていたが、第10版では初めて伝説のカードが収録された。
 
[[ルール]]刷新と共に[[ポータル]]系列(Starter Level)とエキスパンション(Expert Level)の間を繋ぐ中級者向け製品(Advanced Level)として打ち出された[[第6版]]では特にシンプルさに重点が置かれ、[[トランプル]]や[[プロテクション]]を持つカードも除外されていた。[[第8版]]以降は常盤木能力にも注釈文が付くようになった。[[多色]]カードや[[伝説の]]カードも収録されず、アーティファクトも稀少度が高く設定されていたが、第10版では初めて伝説のカードが収録された。
  
各言語で最初に発売されることになった版を除き、基本セットは[[白枠]]で印刷されていた。マジック15周年を記念する第10版では黒枠で印刷され、基本セット2010でセットの位置づけが変化したこともあり以後基本セットが白枠で印刷されることはなくなった。
+
各言語で最初に発売されることになった版を除き、基本セットは[[白枠]]で印刷されていた。マジック15周年を記念する第10版では黒枠で印刷され、マジック2010でセットの位置づけが変化したこともあり以後基本セットが白枠で印刷されることはなくなった。
  
 
===[[基本セット2010]]~[[マジック・オリジン]]===
 
===[[基本セット2010]]~[[マジック・オリジン]]===
27行: 27行:
 
また過去のエキスパンションから再録を続けたことにより固有名詞の過多や世界観の乱雑さが新規プレイヤーを遠ざけていると考えられたため、既存の[[次元/Plane]]に依らない「伝統的西洋ファンタジー」に統一した世界観に一新された(後にその次元は[[シャンダラー/Shandalar]]であったと設定された)。これが逆に、マジック独自の物語を描く余地を削ってしまったことも事実であり、キャラクターやストーリーのファンからは不評の声もあった。基本セット2013以降はこれを改め、マジック独自の背景ストーリーも重視されるようになった。毎年特定のキャラクターにスポットライトが当てられるようになり、同時期に発売される[[デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ]]シリーズとも密接に連動して物語が作られている。
 
また過去のエキスパンションから再録を続けたことにより固有名詞の過多や世界観の乱雑さが新規プレイヤーを遠ざけていると考えられたため、既存の[[次元/Plane]]に依らない「伝統的西洋ファンタジー」に統一した世界観に一新された(後にその次元は[[シャンダラー/Shandalar]]であったと設定された)。これが逆に、マジック独自の物語を描く余地を削ってしまったことも事実であり、キャラクターやストーリーのファンからは不評の声もあった。基本セット2013以降はこれを改め、マジック独自の背景ストーリーも重視されるようになった。毎年特定のキャラクターにスポットライトが当てられるようになり、同時期に発売される[[デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ]]シリーズとも密接に連動して物語が作られている。
  
しかしそういった改良を経るうちに、ストーリーの展開もカードのデザインも、全体的に[[エキスパンション]]に近づきすぎてしまい、基本セット本来の目的である導入用とはかけ離れてしまったため、2015年発売の[[マジック・オリジン]]を最後にいったん廃止され<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mm/metamorphosis Metamorphosis]/[http://mtg-jp.com/reading/mm/0011148/ 変身]([[Making Magic]] 2014年8月25日)</ref>、導入用セットとしての役割は[[構築済みデッキ]]([[エントリーセット]]、[[プレインズウォーカーデッキ]])や[[デッキビルダーセット]]に引き継がれた。
+
しかしそういった改良を経るうちに、ストーリーの展開もカードのデザインも、全体的に[[エキスパンション]]に近づきすぎてしまい、基本セット本来の目的である導入用とはかけ離れてしまったため、2015年発売の[[マジック・オリジン]]を最後にいったん廃止され<ref>[ https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mm/metamorphosis Metamorphosis]/[http://mtg-jp.com/reading/mm/0011148/ 変身]([[Making Magic]] 2014年8月25日</ref>、導入用セットとしての役割は[[構築済みデッキ]]([[エントリーセット]]、[[プレインズウォーカーデッキ]])や[[デッキビルダーセット]]に引き継がれた。
  
===[[基本セット2019]]~[[基本セット2021]]===
+
===[[基本セット2019]]~===
実際に基本セットを廃止してみると、スタンダードで必要なカードの再録・作成の困難さや[[ブースターパック]]が存在する初心者向け商品の不存在などの問題が浮上したため、2018年から基本セットが復活することとなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/metamorphosis-2-0-2017-06-12 Metamorphosis 2.0]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0019021/ 変身2.0](Making Magic 2016年6月12日)</ref>
+
実際に基本セットを廃止してみると、スタンダードで必要なカードの再録・作成の困難さや[[ブースターパック]]が存在する初心者向け商品の不存在などの問題が浮上したため、2018年から基本セットが復活することとなった<ref>[ https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/metamorphosis-2-0-2017-06-12 Metamorphosis 2.0]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0019021/ 変身2.0](Making Magic 2016年6月12日)</ref>
 
+
基本セット2022は[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]とコラボした基本セットとなる予定だったが、デザインが進んでいくにつれ複雑さが増していき、開発部内での議論の末基本セットであるより最高のD&Dのセットにするという方針が採択され[[フォーゴトン・レルム探訪]]となった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035213/ ダンジョンズ・アンド・デザインズ その1]([[Making Magic]] 2021年7月5日)</ref>。これに端を発し、[[Jumpstart]]のように新規プレイヤー向けのセットの発明や[[Magic: The Gathering Arena]]が初心者のチュートリアルとして評判が良い事、後期のセットを長い期間スタンダードで使えるようにするために本流のセットの発売をずらすべきかという議論もあって、夏の基本セットの代わりに晩秋に通常の本流のセットを出せないかと検討された。結果、基本セット2023も開発されず、「[[コードネーム|Golf]]」([[イニストラード:真夜中の狩り]])と「Hockey」([[神河:輝ける世界]])の間に[[イニストラード:真紅の契り]]が挟まれることとなった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035554/ 『契り』から その1]([[Making Magic]] 2021年11月1日)</ref>。
+
 
+
その後再び廃止されたというアナウンスは正式にはないが、[[2023年]]現在まで新規の基本セットは登場しておらず、[[2026年]]のローテーション前のセット(「Ziplining」)までは新たに発売される計画も発表されていない<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=5wlBofOnmg4 Magic: The Gathering 30th Anniversary Panel at GenCon – A Recap of MTG's Past, Present & Future](マジック米国公式Youtubeチャンネル 2023年8月6日)</ref>。
+
  
 
==基本セット一覧==
 
==基本セット一覧==
82行: 78行:
  
 
===[[基本セット2010|基本セット2010/Magic 2010 Core Set]]===
 
===[[基本セット2010|基本セット2010/Magic 2010 Core Set]]===
2009年7月発売。これまでの「第N版」というのを年号で表記するように改めた'''基本セット2010'''では、基本セットとしてはリミテッド・エディション以来となる完全新規カードが登場。また、基本セットでは初めてとなる、プレインズウォーカーを含む[[神話レア]]が登場した。また、第6版以来となる大幅な[[ルーリング]]の改訂が行われた。
+
2009年7月発売。これまでの「第N版」というのを年号で表記するように改めた'''基本セット2010'''では、基本セットとしてはリミテッド・エディション以来となる完全新規カードが登場。また、基本セットでは初めてとなる、[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]を含む[[神話レア]]が登場した。また、第6版以来となる大幅な[[ルーリング]]の改訂が行われた。
  
 
===[[基本セット2011|基本セット2011/Magic 2011 Core Set]]===
 
===[[基本セット2011|基本セット2011/Magic 2011 Core Set]]===
106行: 102行:
  
 
===[[基本セット2020|基本セット2020/Core Set 2020]]===
 
===[[基本セット2020|基本セット2020/Core Set 2020]]===
2019年7月発売。'''基本セット2020'''では[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]がクローズアップされ、3枚([[プレインズウォーカーデッキ]]を含めると4枚)もの[[チャンドラ]]・プレインズウォーカー・カードが収録されているほか、彼女に関連するカードも多数収録されている。
+
2019年7月発売。'''基本セット2020'''では[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]がクローズアップされ、3枚([[プレインズウォーカーデッキ]]を含めると4枚)もの[[チャンドラ]]・[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・カードが収録されているほか、彼女に関連するカードも多数収録されている。
  
 
===[[基本セット2021|基本セット2021/Core Set 2021]]===
 
===[[基本セット2021|基本セット2021/Core Set 2021]]===
2020年7月発売。[[テフェリー/Teferi]]がクローズアップされている。基本セットとしては初めて[[コレクター・ブースター]]が発売される。
+
2020年7月発売。[[テフェリー/Teferi]]がクローズアップされている。
  
 
==脚注==
 
==脚注==
118行: 114行:
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0011148/ 変身](Making Magic 2014年8月25日)
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0011148/ 変身](Making Magic 2014年8月25日)
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0019021/ 変身2.0](Making Magic 2016年6月12日)
 
*[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0019021/ 変身2.0](Making Magic 2016年6月12日)
*[[カード個別評価:基本セット2021]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2020]]
 
 
*[[カード個別評価:基本セット2019]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2019]]
 
*[[カード個別評価:マジック・オリジン]]
 
*[[カード個別評価:マジック・オリジン]]

MTG Wikiへの全ての投稿は、他の利用者によって編集、変更、除去される可能性があります。 自信の投稿が他人によって遠慮なく編集されることを望まない場合は、ここには投稿しないでください。
また、投稿されるものは、自身によって書かれたものであるか、パブリック・ドメイン、またはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はMTG Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品を、許諾なしに投稿してはいけません!

中止 | 編集の仕方 (新しいウィンドウが開きます)

このページで使われているテンプレート:

MOBILE