「神河ブロック」を編集中
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'''神河ブロック'''/''Kamigawa Block''は、[[神河物語]]、[[神河謀叛]]、[[神河救済]]の3つのセットからなる[[ブロック (総称)|ブロック]]。 | '''神河ブロック'''/''Kamigawa Block''は、[[神河物語]]、[[神河謀叛]]、[[神河救済]]の3つのセットからなる[[ブロック (総称)|ブロック]]。 | ||
− | + | 初めて、[[エキスパンション]]名およびブロック名に漢字が使われた。 | |
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!セット名||略号||発売日||セット枚数||製品情報(WotC)||カードリスト(Wisdom Guild) | !セット名||略号||発売日||セット枚数||製品情報(WotC)||カードリスト(Wisdom Guild) | ||
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− | + | |神河物語/Champions of Kamigawa||CHK||2004年10月1日||306枚 | |
|[http://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/champions-of-kamigawa 製品情報] | |[http://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/champions-of-kamigawa 製品情報] | ||
|[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/ChampionsofKamigawa/ カードリスト] | |[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/ChampionsofKamigawa/ カードリスト] | ||
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− | + | |神河謀叛/Betrayers of Kamigawa||BOK||2005年2月4日||165枚 | |
|[http://magic.wizards.com/ja/content/jpproductpagekamigawa2betrayersofkamigawa 製品情報] | |[http://magic.wizards.com/ja/content/jpproductpagekamigawa2betrayersofkamigawa 製品情報] | ||
|[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/BetrayersofKamigawa/ カードリスト] | |[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/BetrayersofKamigawa/ カードリスト] | ||
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− | + | |神河救済/Saviors of Kamigawa||SOK||2005年6月3日||165枚 | |
|[http://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/saviors-of-kamigawa 製品情報] | |[http://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/saviors-of-kamigawa 製品情報] | ||
|[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/SaviorsofKamigawa/ カードリスト] | |[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/SaviorsofKamigawa/ カードリスト] | ||
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==概要== | ==概要== | ||
− | + | 背景世界を先に構築し、その世界観を元に[[カード]]をデザインしていくという、他のブロックとは逆の手法で作られた。テーマは[[伝説の|伝説]]で、様々な[[伝説の]]カードが収録されている。また、[[レジェンド・ルール]]が変更されたのもこのブロックからである。日本や神([[スピリット]])もテーマであり、ブロックに収録されている[[クリーチャー]]351体のうち、実に半数近い169体もがスピリットである。スピリットを参照するカードも多い([[スピリットクラフト]]など)。[[忍者]]や[[侍]]もいる。 | |
ブロック固有の[[キーワード能力]]は[[武士道]]、[[転生]]、[[連繋]]、[[献身]]、[[忍術]]、[[歴伝]]が存在し、新たな概念である[[能力語]]として[[掃引]]と[[魂力]]も登場した。「[[手札]]」に関するキーワード能力が多数存在するのも、このブロックのシステム上の特徴であると言える。キーワード能力ではないが、独特の能力として[[反転]]も導入され、[[呪文タイプ]][[秘儀]]と[[エンチャント・タイプ]][[祭殿]]も登場した。また、[[警戒]]、[[防衛]]のキーワード能力化もなされた。 | ブロック固有の[[キーワード能力]]は[[武士道]]、[[転生]]、[[連繋]]、[[献身]]、[[忍術]]、[[歴伝]]が存在し、新たな概念である[[能力語]]として[[掃引]]と[[魂力]]も登場した。「[[手札]]」に関するキーワード能力が多数存在するのも、このブロックのシステム上の特徴であると言える。キーワード能力ではないが、独特の能力として[[反転]]も導入され、[[呪文タイプ]][[秘儀]]と[[エンチャント・タイプ]][[祭殿]]も登場した。また、[[警戒]]、[[防衛]]のキーワード能力化もなされた。 | ||
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+ | *2年後の[[時のらせんブロック]]では、ほとんどすべての時代のカードやメカニズムが復活したが、この神河ブロックだけは完全に除外されていたようである。 | ||
日本語版の[[カード名]]は、日本人にはやや奇妙にも見える当て字が使用されているカードが多いが、英語版よりも味わい深いのも確か。特に当て字が多いことも手伝って、このブロックから日本語版カード名にふりがなが振られるようになった。 | 日本語版の[[カード名]]は、日本人にはやや奇妙にも見える当て字が使用されているカードが多いが、英語版よりも味わい深いのも確か。特に当て字が多いことも手伝って、このブロックから日本語版カード名にふりがなが振られるようになった。 | ||
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*このブロックの[[レア]]の[[クリーチャー]]はすべて[[伝説のクリーチャー]]である([[神河物語]]の[[反転カード]](反転前)を除く)。また、[[ホームランド]]以来9年ぶりに、[[アンコモン]]の伝説のクリーチャーが収録されている。 | *このブロックの[[レア]]の[[クリーチャー]]はすべて[[伝説のクリーチャー]]である([[神河物語]]の[[反転カード]](反転前)を除く)。また、[[ホームランド]]以来9年ぶりに、[[アンコモン]]の伝説のクリーチャーが収録されている。 | ||
*このブロックには[[アーティファクト・クリーチャー]]は存在しない([[クリーチャー化]]するアーティファクトはある)。からくり人形などは世界観にマッチしていてよさそうだが、前の[[ミラディン・ブロック]]で大量に出たので、バランスを取ったのだと思われる。 | *このブロックには[[アーティファクト・クリーチャー]]は存在しない([[クリーチャー化]]するアーティファクトはある)。からくり人形などは世界観にマッチしていてよさそうだが、前の[[ミラディン・ブロック]]で大量に出たので、バランスを取ったのだと思われる。 | ||
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*レアの[[サイクル]]には[[緑]]だけ他の[[色]]と比べて弱いものが多い。[[昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Star]]、[[滋養の群れ/Nourishing Shoal]]、[[寛大な麒麟/Bounteous Kirin]]などがその例。 | *レアの[[サイクル]]には[[緑]]だけ他の[[色]]と比べて弱いものが多い。[[昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Star]]、[[滋養の群れ/Nourishing Shoal]]、[[寛大な麒麟/Bounteous Kirin]]などがその例。 | ||
+ | *東西の樹の木霊などカード化されていないストーリー登場人物が多い。 | ||
*当初は神河ではなく「陰霊界」という名前になる予定だった。しかし「[[Wikipedia:ja:エンリケ|エンリケ]]」と誤読される可能性があるため、その案は廃止された。 | *当初は神河ではなく「陰霊界」という名前になる予定だった。しかし「[[Wikipedia:ja:エンリケ|エンリケ]]」と誤読される可能性があるため、その案は廃止された。 | ||
− | *ストーリー上の時系列で言えば、それより先に出た[[エキスパンション]] | + | *ストーリー上の時系列で言えば、それより先に出た[[エキスパンション]]の時代よりも大きく遡っており、かなり古い時代の出来事にあたる(→[http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/7662/dominiatl.html ドミナリア年表])。 |
− | * | + | *ユーザーからの評価(≒売り上げ)が非常に低かったことで知られる。東洋テイストの独特すぎる世界観に賛否両論があり、また[[伝説の|伝説]]・[[反転カード]]・[[秘儀]]などのテーマやシステムにも反省点が多く、公式コラムで反面教師として取り上げられることが多い。 |
− | **[[Mark Rosewater]]曰く、「ケチがついてしまった[[エキスパンション|セット]]」であるため([[ラヴニカ/Ravnica]] | + | **[[Mark Rosewater]]曰く、「ケチがついてしまった[[エキスパンション|セット]]」であるため([[ラヴニカ/Ravnica]]などと違い)続編が作られる可能性は低いとのこと。しかし[[ムーンフォーク|空民]]の[[タミヨウ/Tamiyo]]が登場したり、[[忍者]]([[忍術]])が[[プレインチェイス2012]]でテーマとなったりと、一部要素の再利用はされている。 |
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==参考== | ==参考== | ||
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*[http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%AB%E4%B8%80%E5%91%B3%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%92-2004-08-30 さらに一味のイメージを](Mark Rosewater著) | *[http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%AB%E4%B8%80%E5%91%B3%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%92-2004-08-30 さらに一味のイメージを](Mark Rosewater著) | ||
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/because-salt-makes-mistakes-taste-great-2016-05-09 Because Salt Makes Mistakes Taste Great]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0016961/ 塩が失敗を美味しくするから](Making Magic 2016年5月9日 Mark Rosewater著) | *[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/because-salt-makes-mistakes-taste-great-2016-05-09 Because Salt Makes Mistakes Taste Great]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0016961/ 塩が失敗を美味しくするから](Making Magic 2016年5月9日 Mark Rosewater著) | ||
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*[[神河ブロック構築]] | *[[神河ブロック構築]] | ||
*[[カード個別評価:神河ブロック]] | *[[カード個別評価:神河ブロック]] | ||
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*[[カードセット一覧]] | *[[カードセット一覧]] | ||
**[[第8版]] | **[[第8版]] | ||
− | **[[ミラディン・ブロック]] | + | **[[ミラディン・ブロック]] |
− | **[[神河ブロック]] | + | **[[神河ブロック]] |
**[[第9版]] | **[[第9版]] | ||
− | **[[ラヴニカ・ブロック | + | **[[ラヴニカ・ブロック]] |
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