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| {{#card:Emissary of Grudges}} | | {{#card:Emissary of Grudges}} |
− | [[戦場に出る]]際に[[対戦相手]]を1人選び、その[[プレイヤー]]から[[あなた]]かあなたの[[パーマネント]]への[[呪文]]・[[能力]]を1度だけ[[対象の変更|対象変更]]できる[[イフリート]]。
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− | 基礎性能からして[[シングルシンボル]]6[[マナ]]6/5[[飛行]]・[[速攻]]と優秀なスペックであり、[[火山のドラゴン/Volcanic Dragon]]や[[刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing]]、[[ハラム・ジン/Halam Djinn]]などの[[上位互換]]にあたる。そのままでも充分に脅威となるが、だからといってこれを[[除去]]しようとすると、選ばれたプレイヤーが自分であった場合は[[単体除去]]だと[[対象]]を変更されて本命を除去できなかったり、最悪の場合は自分の[[クリーチャー]]を失う羽目になるのでなかなか除去を撃ちづらい。そのため変則的な[[除去耐性]]持ちとも言える。また、これ自身への除去でなくとも、他の厄介なパーマネントへの除去や本体を狙った[[X火力]]、[[手札破壊]]までも物によっては防がれてしまうなど、1体いるだけでかなりいやらしい。
| + | {{未評価|統率者2018}} |
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− | ただしこの[[能力]]で除去を回避したい場合は、対象を変更する先が必要となってくる点に注意が必要。自軍の他のクリーチャーに対象変更すると([[破壊不能]]などの除去耐性持ちなどでないかぎり)結局[[アドバンテージ]]は取れておらず、それゆえ相手が[[ノンクリーチャー]]だと然程致命的にはなりづらい。そのためパーマネント全般を[[破壊]]できるような単体除去を撃たれた方が逆に回避しやすい。また[[全体除去]]や、「対戦相手」を対象とするタイプの[[布告]]除去にも(後者は[[2人対戦]]の場合)無力。1回しか[[起動]]できないため対象の呪文や能力は慎重に選びたいが、温存した結果としてそのような対象変更が効かない除去でやられては元も子もない。相手との駆け引きが重要となる。
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− | [[統率者戦]]などの[[多人数戦]]では「誰が選ばれているか分からない」という要素によって他の全員を牽制しうる。対象の変更で思わぬしっぺ返しを食らうよりはと別の対戦相手を狙ってくれれば御の字だろう。[[エターナル]]などの2人対戦ではより確実性が増すのだが、それらの環境では6マナの[[重い|重さ]]にしては決定力が足りないため採用は厳しい。
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− | *対象を変更でき、かつ変更先が固定されていない[[効果]]の中では珍しく、対象を変更する呪文や能力が複数の対象を取っていても使用できる。そのため自軍を対象としていない部分も対象を変更することができ、例えば[[ドロモカの命令/Dromoka's Command]]を[[+1/+1カウンター]]の配置+[[格闘]]の[[モード]]で[[唱える|唱え]]られた場合、これで対象を変更すれば格闘先の変更のみならず+1/+1カウンターを自軍へ乗せることも可能。過去には[[移し変え/Redirect]]が複数の対象を取る呪文に対応していたが、能力にも対応しているのは初となる。
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| ==参考== | | ==参考== |
| *[[カード個別評価:統率者2018]] - [[レア]] | | *[[カード個別評価:統率者2018]] - [[レア]] |