Harold McNeill
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マジックのアートには[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]~[[テンペスト]]まで参戦、26枚とその数は少ないが、全面に煙でもかかったようなあのタッチから彼の絵を判別することは容易だ。この煙のようなもやの海はHarold作品のテーマであり深みであり、トーナメント・シーンにおいては[[永劫の輪廻/Enduring Renewal]]({{Gatherer|id=2683}})で一時代を彩った。 | マジックのアートには[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]~[[テンペスト]]まで参戦、26枚とその数は少ないが、全面に煙でもかかったようなあのタッチから彼の絵を判別することは容易だ。この煙のようなもやの海はHarold作品のテーマであり深みであり、トーナメント・シーンにおいては[[永劫の輪廻/Enduring Renewal]]({{Gatherer|id=2683}})で一時代を彩った。 | ||
− | しかし、彼の絵が再度話題となるとは誰が予想しただろうか。かの[[防御円]]問題である。[[テンペスト]]の6種類の防御円は彼のマジックにおける最後の作品群でもあるが、「防御円の見分けがつかない」という声がプレイヤーから巻き起こったのである。特に{{Gatherer|id=4869|白}}/{{Gatherer|id=4864|黒}}/{{Gatherer|id=4868|シャドー}}の3枚については、絵がモノクロであり、誤った防御円と勘違いするケースが多発した。後にこの話は語り草になり、「[[Whippoorwill|飛んでないのに飛んでいるように見える絵]]」の話題以来、カードの絵の判別可能性について教訓を得るきっかけとなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/make-no-mistake-2003-11-10-0 Make No Mistake](Making Magic 2003年11月10日) - その11</ref><ref>[http://web.archive.org/web/ | + | しかし、彼の絵が再度話題となるとは誰が予想しただろうか。かの[[防御円]]問題である。[[テンペスト]]の6種類の防御円は彼のマジックにおける最後の作品群でもあるが、「防御円の見分けがつかない」という声がプレイヤーから巻き起こったのである。特に{{Gatherer|id=4869|白}}/{{Gatherer|id=4864|黒}}/{{Gatherer|id=4868|シャドー}}の3枚については、絵がモノクロであり、誤った防御円と勘違いするケースが多発した。後にこの話は語り草になり、「[[Whippoorwill|飛んでないのに飛んでいるように見える絵]]」の話題以来、カードの絵の判別可能性について教訓を得るきっかけとなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/make-no-mistake-2003-11-10-0 Make No Mistake](Making Magic 2003年11月10日) - その11</ref><ref>[http://web.archive.org/web/20040413215000/http://members.at.infoseek.co.jp/braingeyser/03/1112.html M:tGやっちまった小咄集](個人サイト「Braingeyser」、上の記事の和訳)</ref>。 |
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2017年10月11日 (水) 19:52時点における最新版
ハロルド・アーサー・マクニール(Harold Arthur McNeill)は、マジックのアーティスト。三大マジック印象派部門イラストレーターの1人とされる。カリフォルニア州サンフランシスコに生まれる。
マジックの他、Vampire: the Eternal Struggleなどにも絵を提供し、他にも音楽や彫刻など、あらゆる芸術活動にいそしんでいることから、多芸ぶりをうかがわせる。
マジックのアートにはレジェンド~テンペストまで参戦、26枚とその数は少ないが、全面に煙でもかかったようなあのタッチから彼の絵を判別することは容易だ。この煙のようなもやの海はHarold作品のテーマであり深みであり、トーナメント・シーンにおいては永劫の輪廻/Enduring Renewal(イラスト)で一時代を彩った。
しかし、彼の絵が再度話題となるとは誰が予想しただろうか。かの防御円問題である。テンペストの6種類の防御円は彼のマジックにおける最後の作品群でもあるが、「防御円の見分けがつかない」という声がプレイヤーから巻き起こったのである。特に白/黒/シャドーの3枚については、絵がモノクロであり、誤った防御円と勘違いするケースが多発した。後にこの話は語り草になり、「飛んでないのに飛んでいるように見える絵」の話題以来、カードの絵の判別可能性について教訓を得るきっかけとなった[1][2]。
[編集] 手がけた有名なカード
- Nether Void(イラスト)
- 濃霧/Fog(ミラージュ)(イラスト)
- 防御円シリーズ(テンペスト)(白/青/黒/赤/緑/シャドー)
- 命令の光/Ray of Command(アイスエイジ)(イラスト)
- 森の知恵/Sylvan Library(~第5版)(イラスト)
[編集] 参考
- ↑ Make No Mistake(Making Magic 2003年11月10日) - その11
- ↑ M:tGやっちまった小咄集(個人サイト「Braingeyser」、上の記事の和訳)