エリーザ/Eliza
提供:MTG Wiki
細 (→魔力と実力) |
|||
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | '''砦のエリーザ'''/''Eliza of the Keep''は[[アラーラの断片ブロック]]のキャラクター。[[グリクシスの魔除け/Grixis Charm]]の[[フレイバー・テキスト]]や[[A Planeswalker's Guide to Alara]]で登場した後、掌編[ | + | '''砦のエリーザ'''/''Eliza of the Keep''は[[アラーラの断片ブロック]]のキャラクター。[[グリクシスの魔除け/Grixis Charm]]の[[フレイバー・テキスト]]や[[A Planeswalker's Guide to Alara]]で登場した後、掌編[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/encounter-necropolis-2008-10-22 Encounter at the Necropolis]では主人公となった。 |
==解説== | ==解説== | ||
死が支配する[[グリクシス/Grixis]]の数少ない生者である、美しい[[人間]]女性。男爵と呼ばれる力ある[[屍術師/Necromancer]]の一人であるが、他の[[死の男爵/Death Baron#ストーリー|死の男爵/Death Baron]]と違ってアンデッドではない。 | 死が支配する[[グリクシス/Grixis]]の数少ない生者である、美しい[[人間]]女性。男爵と呼ばれる力ある[[屍術師/Necromancer]]の一人であるが、他の[[死の男爵/Death Baron#ストーリー|死の男爵/Death Baron]]と違ってアンデッドではない。 | ||
− | まだ若いものの、死者の王[[セドリス/Sedris]]や[[アンクスの大悪魔/Archdemon of Unx#ストーリー|アンクスの大悪魔/Archdemon of Unx]]、果ては大悪魔[[マルフェゴール/Malfegor (ストーリー)|マルフェゴール/Malfegor]] | + | まだ若いものの、死者の王[[セドリス/Sedris]]や[[アンクスの大悪魔/Archdemon of Unx#ストーリー|アンクスの大悪魔/Archdemon of Unx]]、果ては大悪魔[[マルフェゴール/Malfegor (ストーリー)|マルフェゴール/Malfegor]]とも互角に渡り合おうという肝の据わった女丈夫。[[#訳語|イルソン門/Ilson Gate]]の要塞に本拠地を構え、アンデッドの軍団を率いている。 |
===魔力と実力=== | ===魔力と実力=== | ||
− | [[アンクス/Unx]]の防壁に利用されていた炎の[[ドラゴン]]の骸骨をアンデッドとして蘇らせ操るほどの屍術の腕前を誇る。更に[[護法印|身を守る魔法の首飾り]]や炎の魔剣を装備し、手下には[[カターリ/Kathari]] | + | [[アンクス/Unx]]の防壁に利用されていた炎の[[ドラゴン]]の骸骨をアンデッドとして蘇らせ操るほどの屍術の腕前を誇る。更に[[護法印|身を守る魔法の首飾り]]や炎の魔剣を装備し、手下には[[カターリ/Kathari]]の[[スカウト|斥候]]や[[肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder#ストーリー|肉人形]]、[[スケルトン]]の[[ビースト]]、影のような姿のアンデッドが連なる。 |
− | しかし、エリーザ最大の強みは機転と生命力であり、グリクシス生まれとは思えないバイタリティ旺盛な、命の躍動を感じさせる人物と描写されている。ただし、人間性が希薄な断片らしく利益のためには同胞の人間族も売り渡すし、自己の生命力を保持するために村や[[オーガ]] | + | しかし、エリーザ最大の強みは機転と生命力であり、グリクシス生まれとは思えないバイタリティ旺盛な、命の躍動を感じさせる人物と描写されている。ただし、人間性が希薄な断片らしく利益のためには同胞の人間族も売り渡すし、自己の生命力を保持するために村や[[オーガ]]のねぐらに手下を派遣して生命エネルギー、[[ヴィス/Vis]]を収集してもいる。 |
===Encounter at the Necropolis=== | ===Encounter at the Necropolis=== | ||
− | + | 死滅都市アンクスの支配を目論むエリーザは、都市を牛耳る大悪魔の軍勢を誘い出しマルフェゴールと同士討ちさせ、その隙にアンクス奪取を試みる。その機に乗じて漁夫の利を得ようとしたのが古代のリッチであるセドリスだが、その圧倒的な大軍団に怯みもせず、エリーザは撤退しなければスケルトンのドラゴンでアンクス自体を壊滅させる、それとも共倒れになる方がいいかと脅し、セドリスの脅威を退ける。ドラゴンを操る大屍術を行使したことで疲労困憊したエリーザだったがそのままアンクスに攻め入るのだった。 | |
==登場== | ==登場== | ||
18行: | 18行: | ||
;[[アラーラの断片]] | ;[[アラーラの断片]] | ||
:[[グリクシスの魔除け/Grixis Charm]]([[フレイバー・テキスト]]) | :[[グリクシスの魔除け/Grixis Charm]]([[フレイバー・テキスト]]) | ||
+ | |||
===登場作品=== | ===登場作品=== | ||
− | *[[A Planeswalker's Guide to Alara]] | + | *[[A Planeswalker's Guide to Alara]](設定集) |
− | *[ | + | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/encounter-necropolis-2008-10-22 Encounter at the Necropolis](掌編) |
+ | |||
+ | ==訳語== | ||
+ | 「Ilson Gate」は[[アラーラ再誕]]の[[襲撃の乱暴者/Blitz Hellion]]の[[フレイバー・テキスト]]で「イルソン門」と翻訳された。[[A Planeswalker's Guide to Alara]]でも「Ilson Gate」表記だったが、掌編[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/encounter-necropolis-2008-10-22 Encounter at the Necropolis]では「Ilsun Gate」と綴られている。 | ||
==参考== | ==参考== |
2019年1月14日 (月) 02:18時点における最新版
砦のエリーザ/Eliza of the Keepはアラーラの断片ブロックのキャラクター。グリクシスの魔除け/Grixis Charmのフレイバー・テキストやA Planeswalker's Guide to Alaraで登場した後、掌編Encounter at the Necropolisでは主人公となった。
目次 |
[編集] 解説
死が支配するグリクシス/Grixisの数少ない生者である、美しい人間女性。男爵と呼ばれる力ある屍術師/Necromancerの一人であるが、他の死の男爵/Death Baronと違ってアンデッドではない。
まだ若いものの、死者の王セドリス/Sedrisやアンクスの大悪魔/Archdemon of Unx、果ては大悪魔マルフェゴール/Malfegorとも互角に渡り合おうという肝の据わった女丈夫。イルソン門/Ilson Gateの要塞に本拠地を構え、アンデッドの軍団を率いている。
[編集] 魔力と実力
アンクス/Unxの防壁に利用されていた炎のドラゴンの骸骨をアンデッドとして蘇らせ操るほどの屍術の腕前を誇る。更に身を守る魔法の首飾りや炎の魔剣を装備し、手下にはカターリ/Kathariの斥候や肉人形、スケルトンのビースト、影のような姿のアンデッドが連なる。
しかし、エリーザ最大の強みは機転と生命力であり、グリクシス生まれとは思えないバイタリティ旺盛な、命の躍動を感じさせる人物と描写されている。ただし、人間性が希薄な断片らしく利益のためには同胞の人間族も売り渡すし、自己の生命力を保持するために村やオーガのねぐらに手下を派遣して生命エネルギー、ヴィス/Visを収集してもいる。
[編集] Encounter at the Necropolis
死滅都市アンクスの支配を目論むエリーザは、都市を牛耳る大悪魔の軍勢を誘い出しマルフェゴールと同士討ちさせ、その隙にアンクス奪取を試みる。その機に乗じて漁夫の利を得ようとしたのが古代のリッチであるセドリスだが、その圧倒的な大軍団に怯みもせず、エリーザは撤退しなければスケルトンのドラゴンでアンクス自体を壊滅させる、それとも共倒れになる方がいいかと脅し、セドリスの脅威を退ける。ドラゴンを操る大屍術を行使したことで疲労困憊したエリーザだったがそのままアンクスに攻め入るのだった。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] 登場作品
[編集] 訳語
「Ilson Gate」はアラーラ再誕の襲撃の乱暴者/Blitz Hellionのフレイバー・テキストで「イルソン門」と翻訳された。A Planeswalker's Guide to Alaraでも「Ilson Gate」表記だったが、掌編Encounter at the Necropolisでは「Ilsun Gate」と綴られている。