Vesuvan Doppelganger
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− | + | [[コピー]]に関するルールが未整備だった初期の時代、非常に多くのQ&Aを生むことになった[[クリーチャー]]。長いテキストだが、要は「[[アップキープ]]ごとにコピー対象を選びなおせる、[[クローン/Clone]]」と考えればいいだろう。アップキープの時点で[[場]]に出ている、一番うれしいクリーチャーに「変身」できるということ。 | |
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− | ** | + | *アップキープに「変身」することは、これが「場に出る」ことでも「場を離れる」ことでもない。なので、これらの能力を持ったクリーチャーに変身しても、その「変身」だけではこれらに関連する効果を得ることはできない。({{CR|503.4}}) |
− | ** | + | **例えば、「場に出た時に[[ライフ]]5回復」の[[レイディアントの竜騎兵/Radiant's Dragoons]]に変身しても(場に出たわけではないので)ライフは回復しない。 |
− | * | + | **別の例では、「場を離れた時にカードを1枚引く」[[サラカスの予見者/Thalakos Seer]]から他のものに変身しても(場から離れたわけではないので)カードは引けない。 |
− | **例えば、[[累加アップキープ]]の経年(age) | + | **もちろん、このカード自体が本当に場に出る・場を離れる場合は、そのコピー状態に合わせた効果は発生するので誤解なきよう。 |
− | *Vesuvan Doppelgangerが場にいる状態で、他のVesuvan Doppelgangerをその「場にいるVesuvan | + | *「変身」しても、それに乗っている[[カウンター]]類は変化しない。変身前後で意味を持たなくなるカウンター類もあるが、それはそのまま残しておく。 |
+ | **例えば、[[累加アップキープ]]の経年(age)カウンター。累加アップキープを持つクリーチャーからそうでないクリーチャーに「変身」した場合、経年カウンターは(その新しい姿では)無意味だが、残ったまま。もしその後にまた累加アップキープをもつクリーチャーに変身すれば、それなりに負担になるだろう。 | ||
+ | *Vesuvan Doppelgangerが場にいる状態で、他のVesuvan Doppelgangerをその「場にいるVesuvan Doppelgangerをコピー」するように出すことも可能。「変身」能力を二重に持つことになり非常に紛らわしいので、気をつけよう。 | ||
*これが[[反転]]した場合、反転したと言う事実を「覚えて」いて、適正に使おうとする。→[http://qabbs.mjmj.info/topics/1120225782_66951.html 参考](MJMJ) | *これが[[反転]]した場合、反転したと言う事実を「覚えて」いて、適正に使おうとする。→[http://qabbs.mjmj.info/topics/1120225782_66951.html 参考](MJMJ) | ||
**反転カードをコピーした場合であるなら、反転後の特性を用いる。 | **反転カードをコピーした場合であるなら、反転後の特性を用いる。 | ||
**そうでなければ、通常通りの特性を持つが、それをもって反転と言う事実を「忘れる」ことは無い。 | **そうでなければ、通常通りの特性を持つが、それをもって反転と言う事実を「忘れる」ことは無い。 | ||
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*ドッペルゲンガーを見た者は数日中に必ず死ぬという話があるが、[[神河物語]]からの[[レジェンド・ルール]]変更によって、[[伝説のクリーチャー]]にとってはまさに寓話上のドッペルゲンガーそのものとなった。 | *ドッペルゲンガーを見た者は数日中に必ず死ぬという話があるが、[[神河物語]]からの[[レジェンド・ルール]]変更によって、[[伝説のクリーチャー]]にとってはまさに寓話上のドッペルゲンガーそのものとなった。 | ||
*これの{{日本語画像|Vesuvan Doppelganger|イラスト}}が、後の[[変異種/Morphling]]の{{日本語画像|Morphling|イラスト}}のモチーフとされたのはちょっと有名な話。 | *これの{{日本語画像|Vesuvan Doppelganger|イラスト}}が、後の[[変異種/Morphling]]の{{日本語画像|Morphling|イラスト}}のモチーフとされたのはちょっと有名な話。 |
2008年6月8日 (日) 20:47時点における版
Vesuvan Doppelganger (3)(青)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
あなたは「Vesuvan Doppelgangerは、そのクリーチャーの色をコピーしないことと『あなたのアップキープの開始時に、クリーチャー1体を対象とする。あなたは”Vesuvan Doppelgangerは、そのクリーチャーの色をコピーしないこととそれがこの能力を持つことを除き、このクリーチャーはそのクリーチャーのコピーとなる。”ことを選んでもよい。』を持つことを除いて、それが戦場に出ているクリーチャー1体のコピーとして場に出る」ことを選んでもよい。
0/0コピーに関するルールが未整備だった初期の時代、非常に多くのQ&Aを生むことになったクリーチャー。長いテキストだが、要は「アップキープごとにコピー対象を選びなおせる、クローン/Clone」と考えればいいだろう。アップキープの時点で場に出ている、一番うれしいクリーチャーに「変身」できるということ。
ルール
- アップキープに「変身」することは、これが「場に出る」ことでも「場を離れる」ことでもない。なので、これらの能力を持ったクリーチャーに変身しても、その「変身」だけではこれらに関連する効果を得ることはできない。(CR:503.4)
- 例えば、「場に出た時にライフ5回復」のレイディアントの竜騎兵/Radiant's Dragoonsに変身しても(場に出たわけではないので)ライフは回復しない。
- 別の例では、「場を離れた時にカードを1枚引く」サラカスの予見者/Thalakos Seerから他のものに変身しても(場から離れたわけではないので)カードは引けない。
- もちろん、このカード自体が本当に場に出る・場を離れる場合は、そのコピー状態に合わせた効果は発生するので誤解なきよう。
- 「変身」しても、それに乗っているカウンター類は変化しない。変身前後で意味を持たなくなるカウンター類もあるが、それはそのまま残しておく。
- 例えば、累加アップキープの経年(age)カウンター。累加アップキープを持つクリーチャーからそうでないクリーチャーに「変身」した場合、経年カウンターは(その新しい姿では)無意味だが、残ったまま。もしその後にまた累加アップキープをもつクリーチャーに変身すれば、それなりに負担になるだろう。
- Vesuvan Doppelgangerが場にいる状態で、他のVesuvan Doppelgangerをその「場にいるVesuvan Doppelgangerをコピー」するように出すことも可能。「変身」能力を二重に持つことになり非常に紛らわしいので、気をつけよう。
- これが反転した場合、反転したと言う事実を「覚えて」いて、適正に使おうとする。→参考(MJMJ)
- 反転カードをコピーした場合であるなら、反転後の特性を用いる。
- そうでなければ、通常通りの特性を持つが、それをもって反転と言う事実を「忘れる」ことは無い。
その他
- ドッペルゲンガーを見た者は数日中に必ず死ぬという話があるが、神河物語からのレジェンド・ルール変更によって、伝説のクリーチャーにとってはまさに寓話上のドッペルゲンガーそのものとなった。
- これのイラストが、後の変異種/Morphlingのイラストのモチーフとされたのはちょっと有名な話。
- 時のらせんでヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifterというリメイク版が作られた。