ミリキン人形/Millikin
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− | [[マナキン人形/Manakin]] | + | [[マナキン人形/Manakin]]の変形版。[[無色マナ]]1点しか出ないのは本家同様だが、[[パワー]]が低くなっているうえ、[[起動コスト]]に[[タップ]]だけでなく[[ライブラリー]]を[[切削]]することまで追加されている。 |
− | *[[未来予知/Future Sight]]と一緒に使う場合には注意が必要。[[呪文]] | + | そのため全般に弱体化しているように見えるが、[[墓地]]が重要な[[リソース]]となる[[オデッセイ・ブロック]]ではそうとも限らない。[[マナ]]と[[墓地]]を同時に増やせるため、[[スレッショルド]]や[[フラッシュバック]]との相性がよい。[[墓地]]に落とすのが効果ではなく[[コスト]]であるため妨害されにくいのもポイント。 |
− | *[[石臼/Millstone | + | |
+ | *[[未来予知/Future Sight]]と一緒に使う場合には注意が必要。[[呪文]]を[[唱える|唱え]]たり[[能力]]を[[起動]]したりしている間に[[ライブラリーの一番上]]が変化しても、その「唱える」や「起動する」が完了するまでは新しいライブラリーの一番上は[[公開する|公開]]されない({{CR|401.5}})。よって、ライブラリーの一番上のカードを唱えている最中にミリキン人形の[[マナ能力]]を使用する場合、その時点ではライブラリーの一番上は[[非公開情報|非公開]]の状態である。つまり「次のライブラリーの一番上を確認してから、それをコストにミリキン人形の能力を起動するかを決める」ということはできない。 | ||
+ | *印刷時は[[クリーチャー・タイプ]]を持たなかったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[構築物]]のクリーチャー・タイプを獲得した。 | ||
+ | *[[切削|切削(Mill)]]するマネキンだから「ミリキン」なのだろう。切削が[[キーワード処理]]として制定される以前に登場したカードだが、当時から[[石臼/Millstone]]由来の俗語として「mill」は使われていた。詳細は[[切削]]や[[石臼/Millstone]]の項を参照。 | ||
+ | *後に、[[青]]になり[[パワー]]が1高い[[錯乱した助手/Deranged Assistant]]が登場。フラッシュバックも再登場しているため、同様の効果を期待できる。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[マナ能力を持つアーティファクト・カード]] | ||
*[[カード個別評価:オデッセイ]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:オデッセイ]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:モダンホライゾン2]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:エターナルマスターズ]] - [[アンコモン]] |
2022年12月19日 (月) 21:29時点における最新版
Millikin / ミリキン人形 (2)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
(T),カードを1枚切削する:(◇)を加える。(カードを1枚切削するには、あなたのライブラリーの一番上のカードをあなたの墓地に置く。)
0/1マナキン人形/Manakinの変形版。無色マナ1点しか出ないのは本家同様だが、パワーが低くなっているうえ、起動コストにタップだけでなくライブラリーを切削することまで追加されている。
そのため全般に弱体化しているように見えるが、墓地が重要なリソースとなるオデッセイ・ブロックではそうとも限らない。マナと墓地を同時に増やせるため、スレッショルドやフラッシュバックとの相性がよい。墓地に落とすのが効果ではなくコストであるため妨害されにくいのもポイント。
- 未来予知/Future Sightと一緒に使う場合には注意が必要。呪文を唱えたり能力を起動したりしている間にライブラリーの一番上が変化しても、その「唱える」や「起動する」が完了するまでは新しいライブラリーの一番上は公開されない(CR:401.5)。よって、ライブラリーの一番上のカードを唱えている最中にミリキン人形のマナ能力を使用する場合、その時点ではライブラリーの一番上は非公開の状態である。つまり「次のライブラリーの一番上を確認してから、それをコストにミリキン人形の能力を起動するかを決める」ということはできない。
- 印刷時はクリーチャー・タイプを持たなかったが、2007年9月サブタイプ変更で構築物のクリーチャー・タイプを獲得した。
- 切削(Mill)するマネキンだから「ミリキン」なのだろう。切削がキーワード処理として制定される以前に登場したカードだが、当時から石臼/Millstone由来の俗語として「mill」は使われていた。詳細は切削や石臼/Millstoneの項を参照。
- 後に、青になりパワーが1高い錯乱した助手/Deranged Assistantが登場。フラッシュバックも再登場しているため、同様の効果を期待できる。