僧院の速槍/Monastery Swiftspear
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2023年12月11日 (月) 17:57時点における最新版
Monastery Swiftspear / 僧院の速槍 (赤)
クリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk)
クリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk)
速攻
果敢(あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。)
果敢・速攻持ちのウィニークリーチャー。怒り狂うゴブリン/Raging Goblinなどの上位互換。
赤は火力によるクリーチャー除去やブロック制限を得意とする色であるため、邪魔なブロッカーを排除しつつ強化できる果敢は、赤の戦略とよくかみ合っている。また、赤のウィニークリーチャーとしては珍しく1マナで1/2とタフネス偏重になっているため、果敢能力も相まって最序盤での攻防にもある程度耐えうるスペックを持っている。
タルキール覇王譚登場直後からスタンダードのスライで採用される他、モダンやエターナルの青赤デルバーやバーンといった軽量呪文を多用するデッキで使用されている。果敢デッキでは4枚確定の枠として有名で、1ターン目の理想の動きとなる。ラクドス・シャドウのパーツとしても利用価値がある。
リミテッドで構築ほど速攻や果敢が活躍しづらいが、赤白アグロのような果敢をインスタントで誘発できる手段の多いデッキでは採用圏内。
兄弟戦争で再録。変わらず赤単アグロの1マナ域として活躍する。
- ダブルマスターズ2022でコモンで再録され、パウパーで使えるようになった。後述の禁止指定まで、バーンや赤単ブリッツで採用されていた。
- タルキール覇王譚でイラストを描いたSteve ArgyleがYoutubeで完成までの過程を公開している[1]。
- ダブルマスターズ2022のボーダーレス版フレイバー・テキストではマルドゥ族/The Mardu Hordeの一員が後手に回っている。上記の速攻系デッキでの活躍を考慮すれば、ジェスカイ道/The Jeskai Wayの所属でありながら「迅速さ」を重視するマルドゥを圧倒してしまうのも説得力がある。
「動く気配なし。我々が先手を打てそう――」― マルドゥの略奪者、ガイザ
[編集] 禁止指定
2023年12月4日より、パウパーで禁止カードに指定される[2]。これを採用した赤単カルドーサなどの赤単色デッキの1ゲーム目における勝率が極めて高く、サイドボードに大量の対策カードを投入しないといけない不健全な状況を引き起こしていたため[3]。
[編集] 脚注
- ↑ Steve Argyle - Monastery Swiftspear(Steve ArgyleのYoutubeチャンネル 2014年9月13日)
- ↑ December 4, 2023 Banned and Restricted Announcement/2023年12月4日 禁止制限告知(Daily MTG 2023年12月4日 Dan Musser著)
- ↑ Explanation of Pauper Bans for December 4, 2023/2023年12月4日のパウパーの禁止についての説明(Daily MTG 2023年12月4日 Gavin Verhey著)