わなに誘う者/Trap Runner
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
(TGCTU) |
||
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Trap Runner}} | {{#card:Trap Runner}} | ||
− | 「[[ | + | 「[[ブロックされているクリーチャー|ブロックされている状態]]」を作り出すという変わった[[クリーチャー]]。 |
− | + | [[メルカディアン・マスクス]]では、ブロックされた状態になるたびに[[誘発]]する[[誘発型能力]]が多く登場しており、そのような能力を持つ[[あなた|自分]]の[[攻撃クリーチャー]]に使うことで、能動的に誘発させることができる。[[戦闘終了ステップ]]に[[起動]]すれば、[[戦闘ダメージ]]を与えつつ誘発を狙える。 | |
− | * | + | また、普通に防御に使ってもよい。通常の[[ブロック]]と[[能力]]によって、これ1体で2体のクリーチャーを抑え込めるため、抑止力としてはかなりのもの。 |
+ | |||
+ | ==[[オラクル]]の変遷== | ||
+ | *初出時の[[ルール・テキスト]]には能力の[[起動]]タイミングの制限は設けられていなかった。しかし、「戦闘終了ステップに起動することで、戦闘ダメージを与えつつ誘発する」というテクニックは意図しない相互作用として、2000年4月に出された[[エラッタ]]で[[まばゆい美貌/Dazzling Beauty]]に合わせた「[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]の間にのみ起動できる」の制限が追加され、一時期は使用不可能になっていた。[[2010年のオラクル更新#2010年7月のオラクル更新|2010年7月のオラクル更新]]で、制限は「[[戦闘]]中、[[ブロック・クリーチャー]]が指定された後にのみ起動できる」に変更され、現在では再びできるようになった。 | ||
+ | **「戦闘中、ブロック・クリーチャーが宣言された後にのみ起動できる」は「[[ブロックされていないクリーチャー|ブロックされていない攻撃クリーチャー]]」が存在し得るタイミングのみの制限であり、元から対象にできる期間がそのタイミングに限られているため、制限なしの場合と機能の差異はない。ルールの誤解を防止するための制限といえる。 | ||
+ | *初出時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[兵士]]のみであったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[人間]]が追加された。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[アンコモン]] |
2024年8月17日 (土) 20:26時点における最新版
Trap Runner / わなに誘う者 (2)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
(T):ブロックされなかった攻撃しているクリーチャー1体を対象とする。それはブロックされた状態になる。戦闘中でブロック・クリーチャーが指定された後にのみ起動できる。(この能力は、ブロックされないクリーチャーに対しても機能する。)
2/3「ブロックされている状態」を作り出すという変わったクリーチャー。
メルカディアン・マスクスでは、ブロックされた状態になるたびに誘発する誘発型能力が多く登場しており、そのような能力を持つ自分の攻撃クリーチャーに使うことで、能動的に誘発させることができる。戦闘終了ステップに起動すれば、戦闘ダメージを与えつつ誘発を狙える。
また、普通に防御に使ってもよい。通常のブロックと能力によって、これ1体で2体のクリーチャーを抑え込めるため、抑止力としてはかなりのもの。
[編集] オラクルの変遷
- 初出時のルール・テキストには能力の起動タイミングの制限は設けられていなかった。しかし、「戦闘終了ステップに起動することで、戦闘ダメージを与えつつ誘発する」というテクニックは意図しない相互作用として、2000年4月に出されたエラッタでまばゆい美貌/Dazzling Beautyに合わせた「ブロック・クリーチャー指定ステップの間にのみ起動できる」の制限が追加され、一時期は使用不可能になっていた。2010年7月のオラクル更新で、制限は「戦闘中、ブロック・クリーチャーが指定された後にのみ起動できる」に変更され、現在では再びできるようになった。
- 「戦闘中、ブロック・クリーチャーが宣言された後にのみ起動できる」は「ブロックされていない攻撃クリーチャー」が存在し得るタイミングのみの制限であり、元から対象にできる期間がそのタイミングに限られているため、制限なしの場合と機能の差異はない。ルールの誤解を防止するための制限といえる。
- 初出時のクリーチャー・タイプは兵士のみであったが、2007年9月サブタイプ変更で人間が追加された。