パーディック山脈/Pardic Mountains

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(2人の利用者による、間の3版が非表示)
1行: 1行:
'''パーディック山脈'''/''Pardic Mountains''は[[オデッセイ・ブロック]][[オンスロート・ブロック]]に登場した[[ドミナリア/Dominaria]]の地名。
+
'''パーディック山脈'''/''Pardic Mountains''は[[ドミナリア/Dominaria]]の地名。主に[[オデッセイ・ブロック]][[オンスロート・ブロック]]で登場した。
  
 
==解説==
 
==解説==
オタリア大陸中央西部に南北に連なる広大な山脈地帯([https://media.wizards.com/2018/images/daily/7UiWFNy1SI_%208TtRE0aGpX.jpg 地図])。この山脈の南端は[[スカーク峠/Skirk Ridge]]である。
+
[[オタリア/Otaria]]大陸中央西部に南北に連なる広大な山脈地帯([https://media.wizards.com/2018/images/daily/7UiWFNy1SI_%208TtRE0aGpX.jpg 地図])。この山脈の南端は[[スカーク峠/Skirk Ridge]]である。
  
 
噴煙を上げる活火山も存在する。パーディックはオタリア大陸中で最も高い山々ではないが、その深さはドミナリア球の中心部まで至ると山の部族は考えている。
 
噴煙を上げる活火山も存在する。パーディックはオタリア大陸中で最も高い山々ではないが、その深さはドミナリア球の中心部まで至ると山の部族は考えている。
  
パーディック山脈には、赤銅色の肌をした[[人間]]の[[バーバリアン|蛮族]]諸部族、[[ドワーフ]]の諸氏族、火猫、[[ドラゴン]]、オタリア土着の[[ビースト]]などが住んでいる。ドワーフと蛮族は火の神[[フィアース/Fiers]]と[[The Lady of the Mountain#ストーリー|The Lady of the Mountain(山の貴婦人)]]を信仰している。
+
パーディック山脈には、赤銅色の肌をした[[人間/Human#ドミナリア|人間/Human]]の[[バーバリアン|蛮族]]諸部族、[[ドワーフ/Dwarf#ドミナリア|ドワーフ/Dwarf]]の諸氏族、火猫、[[ドラゴン]]、オタリア土着の[[ビースト]]などが住んでいる。ドワーフと蛮族は火の神[[フィアース/Fiers]]と[[The Lady of the Mountain#ストーリー|The Lady of the Mountain(山の貴婦人)]]を信仰している。
 +
 
 +
[[インベイジョン・ブロック|ファイレクシアの侵略]]以後、ドワーフと蛮族は昔ながらの領土と、以前よりも少なくなった資源を巡って抗争をしている。
 +
*Odyssey Story Summaryやオデッセイ特設サイト動画より。ただし、各種小説ではドワーフと蛮族の対立や抗争は全く描かれなかった。両種族の領土抗争を背景に、オーローの村のように両者が協同するコミュニティが存在する、(不自然さはあるが)一応は両立が可能である。こういった小説作品とカードセットのクリエイティブが相互に情報共有できていないようなちぐはぐさは、オデッセイとオンスロート両ブロックともに顕著にみられる。
  
 
[[時のらせんブロック|裂け目時代]]には、パーディックは荒廃し赤マナは枯渇した状態で、山脈の蛮族は死滅している。
 
[[時のらせんブロック|裂け目時代]]には、パーディックは荒廃し赤マナは枯渇した状態で、山脈の蛮族は死滅している。
41行: 44行:
  
 
===登場作品===
 
===登場作品===
パーディック山脈は[[Chainer's Torment]]では主要舞台の一つになるが、他作品では山脈自体に訪れることは少なく、パーディックに関係する何らかが言及される程度にとどまることが多い。
+
パーディック山脈は[[Judgment]]では主要舞台の一つになるが、他作品では山脈自体に訪れることは少なく、パーディックに関係する何らかが言及される程度にとどまることが多い。
  
 
*[[Odyssey]](小説)
 
*[[Odyssey]](小説)
51行: 54行:
 
*[[Scourge]](小説)
 
*[[Scourge]](小説)
 
*[[Future Sight]](小説)
 
*[[Future Sight]](小説)
 +
 +
===登場記事===
 +
*[http://web.archive.org/web/20020421100809/http://www.wizards.com:80/default.asp?x=magic/products/storysummaryOD Odyssey Story Summary (Internet Archive)]([[Rei Nakazawa]]著)
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/onslaught-environment-skirk-ridge-2007-08-22 Onslaught Environment: Skirk Ridge](Arcana [[2007年]]8月22日 [[Wizards of the Coast]]著)
  
 
==訳語==
 
==訳語==
61行: 68行:
 
*[[オタリア/Otaria]]
 
*[[オタリア/Otaria]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
+
[[Category:ドミナリアの地名|はあていつくさんみやく]]
[[Category:オタリアの地名|はーてぃっくさん]]
+
[[Category:オタリアの地名|はあていつくさんみやく]]

2022年4月14日 (木) 21:50時点における最新版

パーディック山脈/Pardic Mountainsドミナリア/Dominariaの地名。主にオデッセイ・ブロックオンスロート・ブロックで登場した。

目次

[編集] 解説

オタリア/Otaria大陸中央西部に南北に連なる広大な山脈地帯(地図)。この山脈の南端はスカーク峠/Skirk Ridgeである。

噴煙を上げる活火山も存在する。パーディックはオタリア大陸中で最も高い山々ではないが、その深さはドミナリア球の中心部まで至ると山の部族は考えている。

パーディック山脈には、赤銅色の肌をした人間/Human蛮族諸部族、ドワーフ/Dwarfの諸氏族、火猫、ドラゴン、オタリア土着のビーストなどが住んでいる。ドワーフと蛮族は火の神フィアース/FiersThe Lady of the Mountain(山の貴婦人)を信仰している。

ファイレクシアの侵略以後、ドワーフと蛮族は昔ながらの領土と、以前よりも少なくなった資源を巡って抗争をしている。

  • Odyssey Story Summaryやオデッセイ特設サイト動画より。ただし、各種小説ではドワーフと蛮族の対立や抗争は全く描かれなかった。両種族の領土抗争を背景に、オーローの村のように両者が協同するコミュニティが存在する、(不自然さはあるが)一応は両立が可能である。こういった小説作品とカードセットのクリエイティブが相互に情報共有できていないようなちぐはぐさは、オデッセイとオンスロート両ブロックともに顕著にみられる。

裂け目時代には、パーディックは荒廃し赤マナは枯渇した状態で、山脈の蛮族は死滅している。

[編集] 地名

パーディア/Pardia
時のらせん地盤の悪鬼/Tectonic Fiendフレイバー・テキストと、小説Future Sightで登場し、ドミナリアで地図に記載された名称。情報が少ないため、パーディック山脈の別名か、パーディック諸種族の国名か判別しがたい。
Auror(オーロー)
蛮族オーロー族の村。パーディック山脈北東の位置にある。カマール/Kamahlジェスカ/Jeskaの生まれ故郷で、バルソー/Balthorも暮らしていた。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] カード名に登場

オデッセイ
パーディック山の火猫/Pardic Firecatパーディック山の鉱夫/Pardic Minerパーディック山の刀工/Pardic Swordsmith
トーメント
パーディック山の火つけ/Pardic Arsonistパーディック山の協力者/Pardic Collaboratorパーディック山の長槍使い/Pardic Lancer
時のらせん
パーディック山のドラゴン/Pardic Dragon
ドミナリア
パーディック山の放浪者/Pardic Wanderer

[編集] フレイバー・テキストに登場

オデッセイ
火花魔道士/Spark Mage
オンスロート
星の嵐/Starstorm
時のらせん
地盤の悪鬼/Tectonic Fiend(Pardiaとして登場)

[編集] イラストに登場

オデッセイ・ブロック山/Mountainの他、多くのカードが該当すると思われる。

[編集] 登場作品

パーディック山脈はJudgmentでは主要舞台の一つになるが、他作品では山脈自体に訪れることは少なく、パーディックに関係する何らかが言及される程度にとどまることが多い。

[編集] 登場記事

[編集] 訳語

「Pardic」および「Pardia」は各種カードで一緒くたに「パーディック山の」と訳されているが、「Pardic」は山に限らず、パーディックに関連する種族や言語などより広い意味合いを持って用いられる。また、地名としてのパーディックは山地帯(Range)や山脈(Mountains)であり、「パーディック山」の語感からイメージするような単一の山(Mountain / Mount)ではない。

[編集] 参考

MOBILE