安堵の火葬/Cathartic Pyre
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(5人の利用者による、間の5版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Cathartic Pyre}} | {{#card:Cathartic Pyre}} | ||
− | |||
− | [[ | + | [[単体火力]]と[[ルーター|かき回し]]の2つの[[モード]]を持つ[[インスタント]]。 |
− | + | 基本的には対[[クリーチャー]]/[[プレインズウォーカー]]用[[火力]]として採用することになるだろう。火力として[[腐る]]状況ではかき回しで[[手札]]をリフレッシュできる。 | |
+ | [[リミテッド]]ではインスタントの2[[マナ]]3点火力が腐るということはまずない。だがかき回しとして利用する場合は[[降霊]]・[[フラッシュバック]]持ちを[[捨てる|捨て]]て損失を埋め合わせたい。 | ||
+ | |||
+ | 登場時の[[スタンダード]]では[[ドラゴンの火/Dragon's Fire]]と競合するが、[[ドラゴン]]を使わない[[デッキ]]であればこちらの方が上。[[狼男 (デッキ)#イニストラード:真夜中の狩り期|グルール狼男]]などで採用されている。続く[[イニストラード:真紅の契り]]では[[削剥/Abrade]]が[[再録]]されたことにより[[エシカの戦車/Esika's Chariot]]へ対処できるあちらが優先されがちになったが、[[溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drowned]]を採用したデッキではこちらが使われることもある。 | ||
+ | |||
+ | *[[イニストラード/Innistrad]]では火葬は厳禁のはずであるが([[収穫の火/Harvest Pyre]]を参照)、事情が変わったのだろうか? | ||
+ | **もし霊になっても、屍錬金術師に利用してもらえば大丈夫なのかもしれない([[霊波/Geistwave]]の[[フレイバー・テキスト]]を参照)。 | ||
+ | **「安堵の」と訳されているCatharticは「精神浄化作用(カタルシス)のある」を意味し、語源はギリシャ語で不浄を祓う清めの儀礼を指すκάθαρである。フレイバー・テキストも死者の霊を慰める祝福の言葉なので、死者が[[怒れるポルターガイスト/Raging Poltergeist|破壊的な霊]]にならないための儀式があるのかもしれない。 | ||
+ | {{フレイバーテキスト|「この肉体に宿る悲しみを捨て去れ。祝福されよ、光の者よ。」||安堵の火葬/Cathartic Pyre}} | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:イニストラード:真夜中の狩り]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:イニストラード:真夜中の狩り]] - [[アンコモン]] |
2024年2月8日 (木) 22:03時点における最新版
Cathartic Pyre / 安堵の火葬 (1)(赤)
インスタント
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・クリーチャーやプレインズウォーカーのうち1体を対象とする。安堵の火葬はそれに3点のダメージを与える。
・カード最大2枚を捨て、その後その枚数に等しい枚数のカードを引く。
基本的には対クリーチャー/プレインズウォーカー用火力として採用することになるだろう。火力として腐る状況ではかき回しで手札をリフレッシュできる。
リミテッドではインスタントの2マナ3点火力が腐るということはまずない。だがかき回しとして利用する場合は降霊・フラッシュバック持ちを捨てて損失を埋め合わせたい。
登場時のスタンダードではドラゴンの火/Dragon's Fireと競合するが、ドラゴンを使わないデッキであればこちらの方が上。グルール狼男などで採用されている。続くイニストラード:真紅の契りでは削剥/Abradeが再録されたことによりエシカの戦車/Esika's Chariotへ対処できるあちらが優先されがちになったが、溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drownedを採用したデッキではこちらが使われることもある。
- イニストラード/Innistradでは火葬は厳禁のはずであるが(収穫の火/Harvest Pyreを参照)、事情が変わったのだろうか?
- もし霊になっても、屍錬金術師に利用してもらえば大丈夫なのかもしれない(霊波/Geistwaveのフレイバー・テキストを参照)。
- 「安堵の」と訳されているCatharticは「精神浄化作用(カタルシス)のある」を意味し、語源はギリシャ語で不浄を祓う清めの儀礼を指すκάθαρである。フレイバー・テキストも死者の霊を慰める祝福の言葉なので、死者が破壊的な霊にならないための儀式があるのかもしれない。
「この肉体に宿る悲しみを捨て去れ。祝福されよ、光の者よ。」(出典:安堵の火葬/Cathartic Pyre)