Can't Quite Recall (Playtest)
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(内容を加筆(このカードをデッキに入れる手段はないと思いますが、あったら遠慮なく書き換えてください)) |
|||
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
3行: | 3行: | ||
|コスト=(青) | |コスト=(青) | ||
|タイプ=インスタント | |タイプ=インスタント | ||
− | |カードテキスト= | + | |カードテキスト=Forbidden(このカードはあなたの開始時のデッキに入れることはできない。そう、文字通り。あなたはデッキに入れておく以外でこれをゲームに持ち込む方法を見つけ出す必要がある。)<br>プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引く。<br>[テストカード - 構築では使用できない。] |
|Gathererid= | |Gathererid= | ||
|背景=legal}} | |背景=legal}} | ||
[[アヴァシンの帰還]]の開発時にデザインされたが没になったメカニズム、禁断/Forbiddenを持つ[[Ancestral Recall]]<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034143/ マジックの未来] / [https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/future-magic-2020-07-06 The Future of Magic] ([[Making Magic]] [[2020年]]7月6日)</ref>。 | [[アヴァシンの帰還]]の開発時にデザインされたが没になったメカニズム、禁断/Forbiddenを持つ[[Ancestral Recall]]<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034143/ マジックの未来] / [https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/future-magic-2020-07-06 The Future of Magic] ([[Making Magic]] [[2020年]]7月6日)</ref>。 | ||
− | |||
− | + | 能力自体は[[パワー9]]たる[[Ancestral Recall]]そのものなので非常に強力。しかし、このカードの注釈文にある通り、開始時にデッキに入れることはできない。そのため、[[願い]]などの[[ゲームの外部]]を参照するカードを経由して[[唱える]]ことになる。 | |
− | + | [[Mystery Booster 2]]には[[狡猾な願い/Cunning Wish]]や[[Your Wish Is My Command (Playtest)]]など、ゲームの外部([[サイドボード]])を参照するカードが数枚収録されているため、[[リミテッド]]においても運が良ければ利用可能。 | |
− | *[[Mark Rosewater]]は「禁断のメカニズムは非常に困難な条件なのでそれらのカードのコストを低いものにできる。それこそ[[パワー9]]たる[[Ancestral Recall]]の禁断カードを作ることも可能だった」と語っていたが、それがテストカードという形であるが実現されたものと言える<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037070/ 『統率者マスターズ』の語り手 その1] / [https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/commander-masters-storyteller-part-1/Commander Masters Storyteller, Part 1 | + | *[[Mark Rosewater]]は「禁断のメカニズムは非常に困難な条件なのでそれらのカードのコストを低いものにできる。それこそ[[パワー9]]たる[[Ancestral Recall]]の禁断カードを作ることも可能だった」と語っていたが、それがテストカードという形であるが実現されたものと言える<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037070/ 『統率者マスターズ』の語り手 その1] / [https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/commander-masters-storyteller-part-1/Commander Masters Storyteller, Part 1] ([[Making Magic]] [[2023年]]7月17日)</ref>。 |
− | ] ([[Making Magic]] [[2023年]]7月17日)</ref>。 | + | |
**デベロップの強い反対を受け禁断はボツとなってしまったが、[[講義]]と[[履修]]のデザインに影響を及ぼすことになった。 | **デベロップの強い反対を受け禁断はボツとなってしまったが、[[講義]]と[[履修]]のデザインに影響を及ぼすことになった。 | ||
− | |||
*「Can't Quite」で「完全には~できない」「いまひとつ~できない」という意味。直訳すると「いまひとつな回想」といった具合だろうか。「Quiet」(静かな)ではないので注意。 | *「Can't Quite」で「完全には~できない」「いまひとつ~できない」という意味。直訳すると「いまひとつな回想」といった具合だろうか。「Quiet」(静かな)ではないので注意。 | ||
− | * | + | *{{Gatherer|id=677583}}では[[Ancestral Recall]]の{{Gatherer|id=95}}で耳を抑えていた人物が顔を抑えている。 |
− | + | ||
− | {{ | + | |
==脚注== | ==脚注== |
2025年1月29日 (水) 13:11時点における最新版
*
Can't Quite Recall (青)インスタント
Forbidden(このカードはあなたの開始時のデッキに入れることはできない。そう、文字通り。あなたはデッキに入れておく以外でこれをゲームに持ち込む方法を見つけ出す必要がある。)
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引く。
[テストカード - 構築では使用できない。]
アヴァシンの帰還の開発時にデザインされたが没になったメカニズム、禁断/Forbiddenを持つAncestral Recall[1]。
能力自体はパワー9たるAncestral Recallそのものなので非常に強力。しかし、このカードの注釈文にある通り、開始時にデッキに入れることはできない。そのため、願いなどのゲームの外部を参照するカードを経由して唱えることになる。
Mystery Booster 2には狡猾な願い/Cunning WishやYour Wish Is My Command (Playtest)など、ゲームの外部(サイドボード)を参照するカードが数枚収録されているため、リミテッドにおいても運が良ければ利用可能。
- Mark Rosewaterは「禁断のメカニズムは非常に困難な条件なのでそれらのカードのコストを低いものにできる。それこそパワー9たるAncestral Recallの禁断カードを作ることも可能だった」と語っていたが、それがテストカードという形であるが実現されたものと言える[2]。
- 「Can't Quite」で「完全には~できない」「いまひとつ~できない」という意味。直訳すると「いまひとつな回想」といった具合だろうか。「Quiet」(静かな)ではないので注意。
- イラストではAncestral Recallのイラストで耳を抑えていた人物が顔を抑えている。
[編集] 脚注
- ↑ マジックの未来 / The Future of Magic (Making Magic 2020年7月6日)
- ↑ 『統率者マスターズ』の語り手 その1 / Masters Storyteller, Part 1 (Making Magic 2023年7月17日)
[編集] 参考
- カード個別評価:Mystery Booster 2(R&D Playtest cards)