ライフ・アドバンテージ
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− | + | [[ゲーム]]開始時にはお互い20点のライフが与えられるが、ゲームを進めていけば、ライフの増減が少なからずある。これはゲームをするにあたり、必然でありまた当然でもある。その中でお互いのライフに差が生じた、またはライフを得たり失ったりした場合、「ライフ・アドバンテージを得た、失った」という。 | |
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− | *[[コントロール | + | *多くのアドバンテージ獲得の方法の中で、ライフを得ることは最も安価な代償で済む場合が多い。ライフは[[敗北条件]]に直結しており、簡単に減らすことができるからであろうか。 |
− | ** | + | *[[コントロール (デッキ)|コントロール]]や[[パーミッション]]が、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]や[[バーン]]などと対戦するときに非常に良く考えなければならない概念。ライフが残り少ない場合、より多くのカードが脅威となるため、行動が制限されることが多いのだ。このことを重要視した結果の例が、[[カウンターポスト]]のジェラードの知恵や[[サイカトグ]]デッキの[[サイドボード]]にある[[凡人の錯覚/Delusions of Mediocrity]]等である。 |
+ | **そのことから、ライフが少ない状況ほど回復やダメージの効果は高くなるとされる。例えば20点のライフが14点に減ることは、それほどゲームに影響を及ぼさないが、7点のライフが1点に減ることは、判断や[[プレイング]]に大きく影響する。 | ||
*ライフが増えることで敗北までの[[ターン]]数=時間を稼ぐことができ、その間[[土地]]を並べたりカードを引くことができる。その為、古くは「[[タイム・アドバンテージ]]」という呼び名であった。この考え方は比較的新語である[[クロック]]という用語に受け継がれている。 | *ライフが増えることで敗北までの[[ターン]]数=時間を稼ぐことができ、その間[[土地]]を並べたりカードを引くことができる。その為、古くは「[[タイム・アドバンテージ]]」という呼び名であった。この考え方は比較的新語である[[クロック]]という用語に受け継がれている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[アドバンテージ]] | *[[アドバンテージ]] | ||
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*[[用語集]] | *[[用語集]] |
2021年6月3日 (木) 15:46時点における最新版
ライフ・アドバンテージ(Life Advantage)とは、ライフ総量に関しての優位性(アドバンテージ)、またはライフそのものを指す。
ゲーム開始時にはお互い20点のライフが与えられるが、ゲームを進めていけば、ライフの増減が少なからずある。これはゲームをするにあたり、必然でありまた当然でもある。その中でお互いのライフに差が生じた、またはライフを得たり失ったりした場合、「ライフ・アドバンテージを得た、失った」という。
通常はライフを減らすことで勝利に結びつけるわけだが、その減りを軽減したり回復することにより、勝利を遅らせることでアドバンテージへと繋がっていく。それ以外の場合は直接的な影響がなく、ライフ・アドバンテージを得ても勝利には直結しないため、比較的軽視されやすい。しかし、安価なコストで恒久的に回復できるもの、あるいは継続的でなくても安価なコストで大量のライフを回復できるものは評価が高い。前者は象牙の塔/Ivory Towerやズアーの宝珠/Zuran Orb、後者はジェラードの知恵/Gerrard's Wisdomや砂の殉教者/Martyr of Sandsなどが挙げられる。詳細は回復#トーナメントで使用される回復カードの傾向の項も参照。
- 多くのアドバンテージ獲得の方法の中で、ライフを得ることは最も安価な代償で済む場合が多い。ライフは敗北条件に直結しており、簡単に減らすことができるからであろうか。
- コントロールやパーミッションが、ビートダウンやバーンなどと対戦するときに非常に良く考えなければならない概念。ライフが残り少ない場合、より多くのカードが脅威となるため、行動が制限されることが多いのだ。このことを重要視した結果の例が、カウンターポストのジェラードの知恵やサイカトグデッキのサイドボードにある凡人の錯覚/Delusions of Mediocrity等である。
- そのことから、ライフが少ない状況ほど回復やダメージの効果は高くなるとされる。例えば20点のライフが14点に減ることは、それほどゲームに影響を及ぼさないが、7点のライフが1点に減ることは、判断やプレイングに大きく影響する。
- ライフが増えることで敗北までのターン数=時間を稼ぐことができ、その間土地を並べたりカードを引くことができる。その為、古くは「タイム・アドバンテージ」という呼び名であった。この考え方は比較的新語であるクロックという用語に受け継がれている。