ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
3行: | 3行: | ||
[[英雄の破滅/Hero's Downfall]]の亜種。1[[マナ]][[重い|重く]]なった代わりに、[[破壊]]ではなく[[追放]]するようになり、[[ライフ]][[回復]]のおまけが付いた。 | [[英雄の破滅/Hero's Downfall]]の亜種。1[[マナ]][[重い|重く]]なった代わりに、[[破壊]]ではなく[[追放]]するようになり、[[ライフ]][[回復]]のおまけが付いた。 | ||
− | + | 単体[[除去]][[呪文]]として4[[マナ]]はやや[[重い]]が、[[イクサラン]]と[[スタンダード]]で共存する[[カラデシュ・ブロック]]には[[ソーサリー]]除去が通用しない[[機体]]が、直前の[[アモンケット・ブロック]]には[[破壊不能]]・[[不朽]]・[[永遠]]など破壊が有効でないクリーチャーが多数存在しており、それら全てに対応できるのが環境的に優秀。おまけ程度についているライフ回復も、同環境で暴れまわる[[ラムナプ・レッド]]のような[[赤]]系[[アグロ]]に対する時間稼ぎとして有用。 | |
+ | |||
+ | [[構築]]では早速[[青黒コントロール/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|青黒コントロール]]に複数枚投入されて実績を残した。[[青]]併用する場合、[[奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk]]で使いまわせるのも見逃せない利点。 | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== |
2017年10月10日 (火) 00:18時点における版
英雄の破滅/Hero's Downfallの亜種。1マナ重くなった代わりに、破壊ではなく追放するようになり、ライフ回復のおまけが付いた。
単体除去呪文として4マナはやや重いが、イクサランとスタンダードで共存するカラデシュ・ブロックにはソーサリー除去が通用しない機体が、直前のアモンケット・ブロックには破壊不能・不朽・永遠など破壊が有効でないクリーチャーが多数存在しており、それら全てに対応できるのが環境的に優秀。おまけ程度についているライフ回復も、同環境で暴れまわるラムナプ・レッドのような赤系アグロに対する時間稼ぎとして有用。
構築では早速青黒コントロールに複数枚投入されて実績を残した。青併用する場合、奔流の機械巨人/Torrential Gearhulkで使いまわせるのも見逃せない利点。
ストーリー
ヴラスカ/Vraskaはニコル・ボーラス/Nicol Bolasの依頼を受け、イクサラン/Ixalanで海賊船「喧嘩腰」号/The Belligerentの船長となり黄金の都オラーズカ/Orazcaを目指していた。ある日無人島で記憶を失って倒れていたジェイス・ベレレン/Jace Belerenを発見し、乗組員に加える。その後、「喧嘩腰」号は薄暮の軍団/The Legion of Duskの船を襲撃し、船長の吸血鬼/Vampireはヴラスカが自ら石に変えた(イラスト)[1]。
一睨みで人を石に変える新船長の話題が、孤高街のどの酒場でも囁かれるようになるまで、長くはかからなかった。
脚注
- ↑ The Talented Captain Vraska/敏腕船長ヴラスカ(Magic Story 2017年9月20日 R&D Narrative Team著)