遠沼の骨投げ/Farbog Boneflinger

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[[ETB]]の[[除去]]能力を持った[[ゾンビ]]。[[色拘束]]が減ったかわりに[[飛行]]がなくなり1[[マナ]][[重い|重く]]なった[[叫び回るバンシー/Keening Banshee]]といったところか。他に[[クリーチャー]]がいなければ自分を[[対象]]に取るしかない点も同じ。
  
 
[[スタンダード]]では[[クリーチャー・タイプ]]まで同じ[[皮裂き/Skinrender]]のほうが多くの点で優秀なため[[構築]]での出番はないだろう。
 
[[スタンダード]]では[[クリーチャー・タイプ]]まで同じ[[皮裂き/Skinrender]]のほうが多くの点で優秀なため[[構築]]での出番はないだろう。

2019年1月15日 (火) 05:39時点における版


Farbog Boneflinger / 遠沼の骨投げ (4)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)

遠沼の骨投げが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-2/-2の修整を受ける。

2/2

ETB除去能力を持ったゾンビ色拘束が減ったかわりに飛行がなくなり1マナ重くなった叫び回るバンシー/Keening Bansheeといったところか。他にクリーチャーがいなければ自分を対象に取るしかない点も同じ。

スタンダードではクリーチャー・タイプまで同じ皮裂き/Skinrenderのほうが多くの点で優秀なため構築での出番はないだろう。

リミテッドでは除去は貴重。上記の2枚とは異なりタッチしやすいのが優秀な点になる。

フレイバー・テキスト

フレイバー・テキストがよく話題に上がる1枚。ギサ/Gisaゲラルフ/Geralfの険悪な関係を示したやり取りだが、原文の「dear brother」を「あんちゃん」という独特な訳にしたのはなかなかの迷訳。

英語の「brother」は「兄」「弟」どちらにも用いるが、日本語の「あんちゃん」は「兄」の意であるため、姉であるギサが弟のゲラルフに呼びかける言葉としてはあまり適切ではない。一応、「brother」も「あんちゃん」や「お兄さん」も、青年以上の男性に対して用いることは(特にあまり面識のない間柄の場合には)珍しくないので、弟を疎ましく思っているギサがあえて突き放した呼び方をしたとすれば「あんちゃん」でも(日本語の意味としては)不自然ではないという意見もある。ただし、そもそも「あんちゃん」の部分を抜きにしても、ギサの登場する他のフレイバー・テキストと比べて明らかに口調が異なっている。ゲラルフに対しての罵声だということを差し引いてもあまり適切な訳とは言えないだろう。

なお、「Gisa」の訳が「ギ」でなく「ギ」になっている部分については、完全に誤訳(あるいは誤植)である。同じエキスパンションに収録されている墓所粛正/Gravepurgeにも同様の誤訳がある。コンスピラシー:王位争奪再録された際、この部分は訂正された。

「この骨でも喉に詰まらせな、あんちゃん!」
ギザからゲラルフへ
"Here are some bones for you to choke on, dear brother!"
Gisa, to Geralf

参考

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