佐藤嶺
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中学1年生のときに[[プロフェシー]]をTSUTAYAで500円で買ったのがマジックとの出会い。中学2年生から高校2年生の頃まで塾の友達とマジックをプレイしていた<ref name="satoraireki">『マナバーン2019』(ホビージャパン、2018年12月26日初版)p.10-11 ISBN 9784798618388</ref>。 | 中学1年生のときに[[プロフェシー]]をTSUTAYAで500円で買ったのがマジックとの出会い。中学2年生から高校2年生の頃まで塾の友達とマジックをプレイしていた<ref name="satoraireki">『マナバーン2019』(ホビージャパン、2018年12月26日初版)p.10-11 ISBN 9784798618388</ref>。 | ||
− | + | 中学生の時にグランプリで5万円程度の賞金を貰ったが、小遣いが月3000円でまだアルバイトができる年齢でもなかった佐藤にとってそれは大金であった。高校1年生の時に参加した[[プロツアーアトランタ05]]が自身初のプロツアー。同大会はチームメイトの[[彌永淳也]]のコミュニケーションエラーで[[失格]]となり、チームがトーナメントを続行できなくなったが、サイドイベントに出場して優勝し、PlayStation 2を獲得した。高校2年生の時に[[高校選手権]]に出場し、図書券10万円分を獲得。PWC(Plains Walker's Cup)というローカルイベント(横浜地区で開催される数少ない公式トーナメント)に出るなどしてマジックを通して友人を増やし、そのままグランプリやプロツアー予選に参加するようになった<ref name="satoraireki"/>。 | |
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賞金稼ぎの道を模索していた佐藤は麻雀、ポーカーなどの大会にも出るようになったが、マジックは趣味の範疇であった。不安定な生活をしていたところ2018年春に[[高桑祥広]]に勧誘され、全社員がマジックプレイヤーで構成されたIT企業「Sekappy」に入社<ref name="satoraireki"/>。 | 賞金稼ぎの道を模索していた佐藤は麻雀、ポーカーなどの大会にも出るようになったが、マジックは趣味の範疇であった。不安定な生活をしていたところ2018年春に[[高桑祥広]]に勧誘され、全社員がマジックプレイヤーで構成されたIT企業「Sekappy」に入社<ref name="satoraireki"/>。 | ||
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マカオでポーカーをするついで[[グランプリ香港18]]に出た際、丁度シーズン1つ目のプロツアーの権利をもっていたので、ここで頑張れば波に乗れるということで本格的に[[プロツアー・ポイント]]を稼ぐことにした<ref name="satoraireki"/>。 | マカオでポーカーをするついで[[グランプリ香港18]]に出た際、丁度シーズン1つ目のプロツアーの権利をもっていたので、ここで頑張れば波に乗れるということで本格的に[[プロツアー・ポイント]]を稼ぐことにした<ref name="satoraireki"/>。 | ||
− | *一般的には[[プロプレイヤーズ・クラブ|ゴールドレベル]]以上がプロプレイヤーを名乗るのにふさわしいとされるが、「[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|ウィザーズ]] | + | *一般的には[[プロプレイヤーズ・クラブ|ゴールドレベル]]以上がプロプレイヤーを名乗るのにふさわしいとされるが、「[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|ウィザーズ]]が定めているプロプレイヤーは立派なプロであるし、Twitchで収入を得ている配信者もプロ。[[プロプレイヤーズ・クラブ|レベル]]が無くともスポンサーがついていればプロ」と本人は持論を展開している。しかし本人にとってマジックは遊びであり仕事でもある存在で、大会で勝って名前を上げるほど会社にもプラスになるので仕事との線引きは曖昧<ref name="satoraireki"/>。 |
*金銭に関しては「管理がルーズ」と自認する一方、物欲が無いので専ら生活費やマジックの必要経費に使い、大型大会で優勝しても贅沢をすることはない<ref name="satoraireki"/>。 | *金銭に関しては「管理がルーズ」と自認する一方、物欲が無いので専ら生活費やマジックの必要経費に使い、大型大会で優勝しても贅沢をすることはない<ref name="satoraireki"/>。 | ||
*本人は「車輪の再発明」はしないことを始めとしてマジックに時間を掛け過ぎないように意識している<ref name="satoraireki"/>。 | *本人は「車輪の再発明」はしないことを始めとしてマジックに時間を掛け過ぎないように意識している<ref name="satoraireki"/>。 |
2019年4月3日 (水) 00:59時点における版
佐藤 嶺(さとう れい)は、東京のマジックプレイヤー。BIG MAGIC所属。元Hareruya Pros所属。公式カバレージ等では佐藤 レイと表記されることが多い。
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概要
中学1年生のときにプロフェシーをTSUTAYAで500円で買ったのがマジックとの出会い。中学2年生から高校2年生の頃まで塾の友達とマジックをプレイしていた[1]。
中学生の時にグランプリで5万円程度の賞金を貰ったが、小遣いが月3000円でまだアルバイトができる年齢でもなかった佐藤にとってそれは大金であった。高校1年生の時に参加したプロツアーアトランタ05が自身初のプロツアー。同大会はチームメイトの彌永淳也のコミュニケーションエラーで失格となり、チームがトーナメントを続行できなくなったが、サイドイベントに出場して優勝し、PlayStation 2を獲得した。高校2年生の時に高校選手権に出場し、図書券10万円分を獲得。PWC(Plains Walker's Cup)というローカルイベント(横浜地区で開催される数少ない公式トーナメント)に出るなどしてマジックを通して友人を増やし、そのままグランプリやプロツアー予選に参加するようになった[1]。
賞金稼ぎの道を模索していた佐藤は麻雀、ポーカーなどの大会にも出るようになったが、マジックは趣味の範疇であった。不安定な生活をしていたところ2018年春に高桑祥広に勧誘され、全社員がマジックプレイヤーで構成されたIT企業「Sekappy」に入社[1]。
マカオでポーカーをするついでグランプリ香港18に出た際、丁度シーズン1つ目のプロツアーの権利をもっていたので、ここで頑張れば波に乗れるということで本格的にプロツアー・ポイントを稼ぐことにした[1]。
- 一般的にはゴールドレベル以上がプロプレイヤーを名乗るのにふさわしいとされるが、「ウィザーズが定めているプロプレイヤーは立派なプロであるし、Twitchで収入を得ている配信者もプロ。レベルが無くともスポンサーがついていればプロ」と本人は持論を展開している。しかし本人にとってマジックは遊びであり仕事でもある存在で、大会で勝って名前を上げるほど会社にもプラスになるので仕事との線引きは曖昧[1]。
- 金銭に関しては「管理がルーズ」と自認する一方、物欲が無いので専ら生活費やマジックの必要経費に使い、大型大会で優勝しても贅沢をすることはない[1]。
- 本人は「車輪の再発明」はしないことを始めとしてマジックに時間を掛け過ぎないように意識している[1]。
- 強くなることはマジックを楽しむためのアプローチのひとつに過ぎず、多くのプレイヤーは強くなる必要はないと考えている。それでも強くなりたいなら、そのためにかかる時間とコスト、どこまで強くなりたいかという線引きをはっきりさせた方が良いとしている[1]。
主な戦績
- グランプリ名古屋18 チーム戦優勝
- グランプリシンガポール18 ベスト8
- グランプリ北京18 ベスト8
- グランプリ香港17 優勝
- グランプリ上海12 ベスト4