闇の詐称者/Dark Impostor
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Dark Impostor / 闇の詐称者 (2)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 暗殺者(Assassin)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 暗殺者(Assassin)
(4)(黒)(黒):クリーチャー1体を対象とする。それを追放し、闇の詐称者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
闇の詐称者は、それにより追放されたすべてのクリーチャー・カードの起動型能力を持つ。
クリーチャー除去能力を持った吸血鬼・暗殺者。追放すると同時に+1/+1カウンターが置かれ、起動型能力までも奪い取る。
繰り返し使える確定除去であり、追放することで墓地から回収することも許さない。しかしその起動コストがあまりにも重く、採用できるデッキは必然的に限られる。マナの揃わない序盤でも3マナ2/2と、戦線を構築できる最低限のスペックはあり、起動コストにタップを含まないので除去しつつブロックに回れることもあって、回り始めた時の制圧力は高い。リミテッドではこれ1枚で完封される可能性すらあり、速やかに対処できなければ敗北を待つばかりとなるだろう。
- 起動型能力を得る効果の基本的なルールは起動型能力#他のカードの起動型能力を得るを参照。
- 起動型能力を奪う能力を持つという点でかつてのクラージ実験体/Experiment Krajと似た部分がある。除去しながら奪うという性質から闇の詐称者が対戦相手がコントロールするクリーチャーを主に対象にするつくりであるのに対して、クラージ実験体は強化しつつ共有するという性質から自分がコントロールするクリーチャーを対象にすることが多い。
- 除去しつつ他の恩恵も得られるという意味では、オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldarenとも少し挙動が似ている。小型クリーチャーを除去するだけならばオリヴィア・ヴォルダーレンの方が小回りが利いて使いやすいが、あちらは除去されると相手に奪った大型クリーチャーが戻ってしまう。