Dead Zone
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解説
Dead Zone(死滅地帯)は、本土と周辺海域を除いた、ウルグローサ/Ulgrothaの大部分を占める、マナが不安定で希薄な状態の、不毛な地域。マナの尽きる場所と呼ばれ、死滅地帯に足を踏み入れた者は二度と戻らないといわれている。
その起源はThe Ancients(古の者)とTolgath(トルガス)の大戦争時代に遡り、Apocalypse Chime(終末の鐘)の発動によって次元の裂け目からマナが大量に流出したことで、ウルグローサ世界ほぼ全域に一気に拡大した。それ以後も裂け目からはマナが吐き出されているため、マナの自然回復は追いつかず、ウルグローサは慢性的にマナが枯渇した状態となった。このマナの異常は死滅地帯以外にも大きな影響を与え、季節の巡りや天候は非常に不安定になっている。
第20世代期にフェロッズの封印/Feroz's Banが次元全体を覆うと、外界へのマナ流出は抑制され、世界にマナが蓄積されるようになった。この時期には、おそらく死滅地帯の範囲は減少したものと推察される。第30世代期のフェロッズ/Feroz死後、再びマナの流出は速度を増している。
死滅地帯から無事に戻れるのは、極めて強力な存在だけのようだ。
- センギア男爵/Baron Sengirは死滅地帯奥地のトルガスの城塞廃墟で、塔に閉じ込められていたセンギアの太母/Grandmother Sengirを発見している。
- フェロッズは死滅地帯の調査を継続的に行い、セラ/Serraと結婚した後は死滅地帯の離れ島に新居を建てて暮らしている。
登場
- Homelands on the World of MAGIC:the Gathering(アメコミ版ホームランド)