ファイレクシア病の支配/Grip of Phyresis
提供:MTG Wiki
Grip of Phyresis / ファイレクシア病の支配 (2)(青)
インスタント
インスタント
装備品(Equipment)1つを対象とし、それのコントロールを得る。その後、黒の0/0のファイレクシアン(Phyrexian)・細菌(Germ)クリーチャー・トークン1体を生成し、その装備品をそれにつける。
装備品のコントロールを奪ったあと、細菌トークンを生成してそれにつけるインスタント。フレーバー的には奪った装備品を生体武器化するようなイメージである。
対象が装備品のみと狭いのが難点だが、構築で使われる装備品は往々にして強力なものが多く、奪ったときのリターンは大きい。オーラである秘宝奪取/Steal Artifactなどと異なり、割られて取り返されたりしない点も安心できる。また、自身がコントロールする装備品を対象にし、急遽ブロッカーを用意するというプレイングも可能。
レガシーにて青を含むビートダウンデッキに採用されることがある。環境柄石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticを使うデッキが比較的多く、殴打頭蓋/Batterskullや火と氷の剣/Sword of Fire and Iceなど奪えばリターンの大きい装備品がよく出てくるため。
- 装備品がタフネスにプラスの修整を与えない場合、細菌トークンのタフネスは0であり、状況起因処理により死亡する。それでもあなたは依然としてその装備品をコントロールする。
- イラストには肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind(イラスト)が描かれている。
- カード名で「ファイレクシア病」と訳されている「Phyresis」は苦痛を伴うファイレクシア/Phyrexia人への変化の過程を指すストーリー用語であり「病気」ではない。既存訳のファイレクシア化/Phyresisの方がまだふさわしい(小説The Thranによると、元々は「Phyresis」の世界の意味で次元/Planeを「ファイレクシア/Phyrexia」と名付けたという設定であるため「ファイレクシア化」でも関係性が逆転しており精確ではない)。