Malpiri
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Malpiri(マルピリ)はアンティキティー時代のドミナリア/Dominariaの部族および地名。
コミックUrza-Mishra War初出で小説The Brothers' Warに登場した。記述は少なく、初出時と小説で描写に差がある。
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解説
兄弟戦争/Brothers' War期のテリシア/Terisiareに存在したマルピリの部族は毛皮を着た蛮族である。
マルピリの部族民はギックス僧院/Monastery of Gixの領土に頻繁に略奪を行っていた。ギックス/Gixからの夢の啓示を受けたギックス派(Gixians)の一団は部族民を避けてコイロス/Koilosまで旅をした。
羽ばたき飛行機械/Ornithopterの操縦士としてハービン/Harbinはマルピリ北海岸の調査報告書を持ち帰る任務に就いたことがある。任務中にマルピリの部族の襲撃を受けた。
Malpiri Plains
Malpiri Plains(マルピリ平原)は1999年カレンダー地図でテリシア/Terisiare北東の平原として記載された(地図)。北部の山地はフラーグ山脈/Flarg Mountains。この平原地域は後のバルデュヴィアの大草原/Balduvian Steppeに当たる。
マルピリ平原の名称はコミック、小説共に登場しない。マルピリの領土範囲や地勢はコミックでは言及が全く無い[1]。小説では北海岸沿いのギックス僧院の領土近くの地域であることが分かるのみで、平原との記述もない。
第三の道とマルピリ
コミックでは第三の道/The Third Pathの赤の幹部であり、The Sardinian Peoples(サルディニアの民)[2]の代表者でもある!Kath, war chief of the Malpiri clan(マルピリ氏族の戦長、!カース)[3]が登場した。!カースは赤毛で豊かなひげをたくわえ、彫が深い男性。緑のバンダナを巻き、緑色の服の上に、毛皮の袖なしの上着を重ね、腰で太いベルトを締めている。
マルピリとYumok Nations(ユモックの国々)は第三の道の使者として各1名をウルザ/Urzaに送るがミシュラ/Mishraとの和平の提案は拒絶される。マルピリの使者の外見は!カースとほとんど見分けがつかないほど似ている。
小説The Brothers' Warに!カースは登場せず、第三の道にマルピリが参加している記述も見られない。
登場
登場作品
- Urza-Mishra War#2(コミック)
- The Brothers' War(小説)
脚注
- ↑ 第三の道でマルピリは赤を代表するため山地を想定した可能性はある
- ↑ The Sardinian Peoplesは原文ママ。サルディニアがマルピリの氏族の総称・国名であるのか、サルディア人/Sardianの誤記・表記ブレなのか不明瞭
- ↑ !Kathは原文ママの綴り