ディスプレイサー・ビースト/Displacer Beast
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クリーチャー — 猫(Cat) ビースト(Beast)
ディスプレイサー・ビーストが戦場に出たとき、ダンジョン探索をする。(ダンジョン探索をするとは、最初の部屋へ入るか、次の部屋へ進むことである。)
所くらまし ― (3)(青):ディスプレイサー・ビーストをオーナーの手札に戻す。
戦場に出たときダンジョン探索を行い、所くらましで手札に戻る猫・ビースト。 アタッカーとしてもさることながら、ブロック→能力で手札に戻る→召喚&ダンジョン探索と繋げられることからマナさえ確保できるならチャンプブロッカーとしても非常に優秀である。リミテッドでは優先ピックカードとなるだろう。
ストーリー
ディスプレイサー・ビーストはD&Dのオリジナルモンスター。性格はD&D第5版では「混沌にして悪」。体長は一般個体で2メートル強、群れの長クラスで6メートル。濃い藍色の体表、六本の脚、背中に生えた二本の長大な触手、死んだ後も輝き続ける緑色の瞳が特徴の、大型のネコ科動物のような姿をしている。極めて凶暴かつ狡知に長け、あらゆる生物(これにはドラゴンや「ガルガンチュアン」と呼ばれる大型特異種も含まれる)に対し狡猾に罠を仕掛けた上で襲いかかる獰猛な肉食獣である。実際の居場所から3フィート離れた先に幻影を生み出す「所くらましの能力」をもつが、これはディスプレイサー・ビーストの皮膚が光を屈折させるためとも、皮膚に光を屈折させる魔力が備わっているためとも言われる。同じく次元間移動能力を持つブリンク・ドッグ/Blink Dogとは本能的に敵対しており、両者が同じ世界に存在することは極めて稀である。
カプコンによるアーケードゲーム『ダンジョンズ&ドラゴンズ タワーオブドゥーム』では2面高難度ルートでのボスとしてプレイヤーを大いに苦しめたものの、続編『『ダンジョンズ&ドラゴンズ シャドーオーバーミスタラ』』では大幅な弱体化が図られ、後半面のボスでもあるにもかかわらずレア素材を落とすまで体当たりされ続ける悲しき役どころとなった。