狂戦士
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狂戦士/Berserkerは、クリーチャー・タイプの1つ。狂ったように戦う者ということで、戦士や兵士よりも激しいイメージを起こさせる職業である。
青以外のすべての色に存在するが、やはり混沌と激情の色たる赤に最も多く在籍する。
レジェンドのAErathi Berserkerが初登場だが、その後はミラディン・ブロックまで登場せず、クリーチャー・タイプの再編も絡んで2004年以降増えてきた種族である。
このうち瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Maulerなどはトーナメントシーンでも活躍している。
能力としての統一性はないが、みな攻撃的な能力を持つ。伝説のクリーチャーはいないが、ロードにはバーバリアン・戦士と共用で冷眼のロヴィサ/Lovisa Coldeyesがいる。コモンに多く存在し、初心者や苦学生の友。
- 第9版で怒り狂うゴブリン/Raging Goblinに狂戦士が付加され、ちょっとした注目を浴びた。
- Berserkという呪文も存在する。
- 元々の狂戦士とは、ベルセルクともいい、北欧神話に登場する「熊のシャツを着た者」という意味の戦士。動物の毛皮を纏い、軍神オーディンを信仰して忘我状態となり、鬼神のように戦うという。後の歴史書の中にも、この言葉は散見され、「武器では倒せない」などの記述も見られることから、死ぬまで戦う恐ろしい戦士と見做されていたことがわかる。後の北欧では、単なる無法者、乱暴者の意味でも使われる。職業軍人が卑しい職業とみなされていた所作である。