イリュージョン
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イリュージョン/Illusionは、クリーチャー・タイプの1つ。確たる実体を持たない、あるいは存在が希薄なクリーチャーの総称。
その性質は「回避能力(飛行、シャドー、ブロックされない)」「手札に戻す」「クリーチャー・タイプを変更する」で表現され、ほぼ全てのイリュージョンがこれらの能力を1つ、または複数持つ。幻影の悪鬼/Phantasmal Fiend、恐怖症の幻/Phobian Phantasm、霞の悪鬼/Glaze Fiendを除いて、すべて青を含んでいる。
伝説のクリーチャー — イリュージョン(Illusion)
霧衣の究極体は、すべてのクリーチャー・タイプである。(このカードが戦場以外にある場合も含む。)
3/3クリーチャー — イリュージョン(Illusion)
飛行
パリンクロンが戦場に出たとき、土地を最大7つまでアンタップする。
(2)(青)(青):パリンクロンをオーナーの手札に戻す。
代表的なグループは、クリーチャー・タイプを変更する能力を持つオンスロート・ブロックの霧衣クリーチャー。かつてイリュージョン全体の3分の1を占めていた時期もあった。その後、霧衣以外のイリュージョンも順調に増え続けており、更なる発展が期待できる種族である。伝説のクリーチャーはその霧衣に属する霧衣の究極体/Mistform Ultimusとクロウマトの2体(アラーラ再誕現在)。
霧衣以外に横の繋がりが殆ど感じられないが、それを反映してか部族カードが無いに等しい。辛うじて戦長サイクルの部族カードとして霧衣の戦長/Mistform Warchiefがいるが、能力的にはイリュージョンのために作られたカードなのか微妙なところである。
クロヴの霧/Krovikan Mistはイリュージョンの数を参照するが、自身しか利益を得られない。これとシナジーを形成するイリュージョン・トークンを作り出すカードとして、曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirrorがある。こちらは非常に強力で広く使われている。(普通は大量に生み出されるトークンそのものがフィニッシャーとなるため、クロヴの霧/Krovikan Mistまで採用されることはまずない)
- 似たクリーチャー・タイプとして幻影があったが、そちらは徐々にイリュージョンに統合され、2007年9月に絶滅した。
- ウルザズ・サーガでイリュージョン・クリーチャー化するエンチャントが作られ、ラヴニカ:ギルドの都でも復活している(穏やかな霞/Halcyon Glaze)。
- イリュージョン・トークンは空想+現実/Illusion+Realityと奇妙な相互作用を起こす。
- 例えばイリュージョン・トークンを撲滅/Eradicateすると、空想+現実/Illusion+Realityもライブラリーや手札から取り除くことが出来る。
- Splintering Windから生み出される裂片(Splinter)トークンも、同様の問題を抱えている。