暗き男爵領/The Dark Barony
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暗き男爵領/The Dark Baronyはホームランドの舞台となった国の1つ。Planechaseで次元カードとなった。
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解説
ウルグローサ/Ulgrothaの本土にあるセンギア男爵/Baron Sengirが統治する地域。Koskun Falls(コスカン滝)を境にエロン/Eronの支配領域と接し、男爵領の西方にはThe Great Wood(大森林)さらに都市国家アイゼン/Aysenがある。領内は沼や塩の湿地(salt marsh)、湿地帯(marshlands)が広がり、吸血鬼や吸血コウモリ、人狼、Ghost Hounds(幽霊の猟犬)、アンデッドなどの怪物が徘徊する不気味な土地である。
第12世代期にNew Freedom(新自由国)を攻め滅ぼした男爵によって建国された。権力の中枢はセンギア/Sengir一族の居城Castle Sengir(センギア城)。
男爵領を描いたイラスト(センギア城からの眺め、センギア城)。
センギア村
センギア城の周囲には様々な小村がある。村は、はしけ(barges)の上や、沼地より高い位置に組んだ土台(stilts)の上に築かれている。そういった各々の街の中心には、散らかった墓地が設置されている。亡くなった村人はそこに埋葬され、アンデッドとして蘇り、男爵の城で奉仕する役目を負う。
村は男爵の従者たちがアイゼンからさらってきた30以上の家族が始まり。男爵の影響力と支配の下、苛酷な生活環境で利用できるものを最大限使って生活している。実際、短命な人間たちなど男爵にとって別段必要な存在ではない。とはいえ、統治は男爵の長年の娯楽であり、アンデッドとなった領民は城の召使いや吸血鬼の戦士となって働き、色々と便利なのだ。
選任された村人は、男爵専用のBlack Carriage(黒馬車)の御者を務めるのだが、役目を終えても無事に戻ってはこられない。
男爵領からの脱国防止に男爵はこう定めている。脱国を試みた者を捕えた場合、その逮捕者の住む地域の領民10人を死刑とし、逮捕者には地下牢に個室を保証する、と。
未来予知
AR46世紀、男爵領上空にニコル・ボーラス/Nicol Bolasを追跡するレシュラック/Leshracが出現している。
登場
- Homelands:The Making of a Magic Expansion(Duelist7号の記事)
- Baron Sengir, Immortal Gentleman and Politician(Duelist10号の記事)
- The Royal Bloodline(公式サイトの記事)
- Homelands on the World of MAGIC:the Gathering(アメコミ版ホームランド)
- Future Sight(小説)
- 暗き男爵領/The Dark Barony (次元カード)(Planechase)
その他
- ホームランド開発中、初めは「センギア男爵領(the Barony of Sengir)の統治は千年以上続いていて、更に千年間続くだろう」と設定されたが、後に200年間に短縮され、最終的にコミックの年表で統治期間およそ380年間となった(第31世代期現在)。