モダン
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モダン/Modernとは、公式フォーマットの1つ。
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解説
新枠になって以降に発売されたセット、すなわち第8版以降の基本セットとミラディン以降に発売されたエキスパンション(コールドスナップを含む)を使用するフォーマット。ローテーションは存在しない。
2011年5月にまずはMagic OnlineにおいてMagic Online Community Cup用の非公式フォーマットとして制定された(参考)。その後、同年8月に非オンラインの紙のマジックでも改めて制定され、同時にプロツアーフィラデルフィア11においてもこのフォーマットが採用されることに決まった(参考/翻訳、参考/翻訳)。また、8月24日よりMagic Onlineにおいても公式フォーマットとなった。
カードプールとしてはエクステンデッドとレガシーのちょうど中間にあたり、その穴を埋める存在であると言えるだろう。
制定時より禁止カードは指定されていたが、公式フォーマットとなるにあたってさらに数枚のカードが追加された。その際の禁止となる基準として、「3ターン目確定で勝負を決めるようなコンボ(ちなみにレガシーでは2ターン目)」「過去のエクステンデッド環境を支配したデッキや簡単にモダン化できるようなレガシー・デッキ」という方針が設けられている。ただし、この基準にあてはまらないものであっても影響が大きすぎるものは禁止に指定される場合もある。その後、プロツアーフィラデルフィア11の結果を踏まえ、「環境で最も優勢なデッキが確実に第3ターン以内に勝つことをなくす」という基準に修正されるとともに、「環境の多様性を保つ」ことも目標とされた(参考/翻訳)。
- そのカードが新枠で印刷されていることと、モダンで使用可能であることに直接の関係はない。
- 例えば第4版の稲妻/Lightning Bolt(旧枠)は使用可能であるが、ジェイスvsチャンドラ収録の火炎破/Fireblast(新枠)は使用不可能である。
- タイムシフトのカードはすべて使用可能である。
- 統率者の新録カードは使用できない。
- アーティファクト・土地はすべて禁止されているような印象を受けるが、ダークスティールの城塞/Darksteel Citadelは禁止されていない。
使用可能カードセット
禁止カード
- 祖先の幻視/Ancestral Vision
- 古えの居住地/Ancient Den
- 苦花/Bitterblossom
- 猛火の群れ/Blazing Shoal
- 金属モックス/Chrome Mox
- 雲上の座/Cloudpost
- 暗黒の深部/Dark Depths
- 戦慄の復活/Dread Return
- 垣間見る自然/Glimpse of Nature
- ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll
- 大焼炉/Great Furnace
- 緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith
- 超起源/Hypergenesis
- 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
- 精神的つまづき/Mental Misstep
- 思案/Ponder
- 定業/Preordain
- 炎の儀式/Rite of Flame
- 教議会の座席/Seat of the Synod
- 師範の占い独楽/Sensei's Divining Top
- 頭蓋骨絞め/Skullclamp
- 石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
- 弱者の剣/Sword of the Meek
- 伝承の樹/Tree of Tales
- 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
- 溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle
- 囁きの大霊堂/Vault of Whispers
主なデッキ・その他
- モダンの変遷を参照