オナッケ/Onakke
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オナッケ/Onakkeはシャンダラー/Shandalarの地名。コミックの「ハンターとヴェール」の舞台として登場し、名称はガラクvsリリアナで、シャンダラーであることはプレインチェイス2012にて明かされた(オナッケの地下墓地/Onakke Catacomb)。
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解説
森林地帯にはウルソス/Ursothという生き物が住み、古代トロール文明の遺跡には鎖のヴェール/The Chain Veilと呼ばれる強力な魔力を秘めた遺物がある。
プレインズウォーカー/Planeswalkerのガラク/Garrukとリリアナ・ヴェス/Liliana Vessが最初に出会った場所であり、その時の因縁が2人の物語の始まりとなった。
- この時代ではシャンダラーの「大障壁」/the Great Barrierの事は特に触れられておらず、存在自体が不明。
- カンナダ語(インド南部の言語)では、「Onakke(またはOnake)」は「先端に鉄の輪がついた細長い木製の米つき棒」のことを指す。
エピソード
The Raven's Eye (1)
The Raven's Eye第2部の最後にオナッケの遺跡と思われる霊廟。謎の声はリリアナを相応しい「Vessel(器)」と呼ぶ。
ハンターとヴェール
コソフェッド/Kothophedの命令を受けたリリアナは、廃墟となった霊廟から鎖のヴェールを略奪しようとこの次元を訪れる。一方、ガラクはウルソスの噂を聞きつけて狩猟にやってきた。ガラクはまんまとウルソスを仕留めるが、同じ日に、霊廟に向かうリリアナがガラクのビーストを殺してしまったことから、2人のプレインズウォーカーの戦いの火蓋が切られる。緑と黒の魔法のせめぎ合いは遺跡の深部まで及んでいき、鎖のヴェールを入手したリリアナがその魔力でガラクを圧倒する。
ヴェールの呪い
ヴェールの呪いをかけられたガラクはリリアナの追跡を開始し、オナッケを立ち去る。
The Raven's Eye (2)
どこかの次元。鎖のヴェールを入手したリリアナは、誰よりもThe Onakke(オナッケ人)に造詣が深いと噂の僧侶の遺体をアンデッドとして蘇らせる。この不浄な振る舞いに対し、住民たちは松明や武器を掲げリリアナを小屋へと追いつめ焼き殺そうとする。僧侶はオナケ人とヴェールについて語るが、この老人もまたリリアナを「Vessel(器)」と呼ぶ。
実はリリアナが堕落へと道を踏み外した原因が、この老人の遺骸に宿る魂、Raven Man(鴉の男)であった。炎に包まれた小屋の中で、リリアナは老人の遺骸を破壊するが、鴉の男の魂はすでにどこかへと逃げてしまった。リリアナもプレインズウォークで旅立った。
登場
- ハンターとヴェール/The Hunter and the Veil 第1部、第2部、第3部(ウェブコミック)
- ヴェールの呪い/The Veil's Curse第1部(ウェブコミック)
- ガラクvsリリアナ(デュエルデッキ)
- Writing Comics(Doug Beyerによるコミック制作記事、2010/1/6)
- The Raven's Eye 第2部、第3部(ウェブコミック)