組み立てる
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組み立てる(くみたてる)/Assembleは、銀枠専用のキーワード処理の1つ。からくりをからくりデッキから戦場に出すことを意味する。本項では組み直す(くみなおす)/Reassembleについても解説する。
Steamflogger Boss / 蒸気打ちの親分 (3)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 装具工(Rigger)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 装具工(Rigger)
あなたがコントロールしている他の装具工(Rigger)クリーチャーは、+1/+0の修整を受けるとともに速攻を持つ。
あなたがコントロールする装具工がからくり(Contraption)を組み立てる場合、それは代わりに2個のからくりを組み立てる。
定義
総合ルールで「組み立てる」はキーワード処理として定義されているが、その意味は定義されていない。蒸気打ちの親分/Steamflogger Bossのルール文章にこの単語が書かれているが、能力は意味を持たない。
- なおからくりはアーティファクト・タイプとして総合ルールに明記されている。
Unstable
からくりがフィーチャーされたUnstableではこの単語も定義された。
- 「からくりを組み立てる/Assemble a Contraption」とは、「からくりデッキの1番上のカードを公開し、それを表向きにし、その後あなたの選んだ駆動輪1つに置いた状態で戦場に出す」を意味する。
- 「N個のからくりを組み立てる/Assemble N Contraptions」とは、「からくりデッキの1番上のカードをN枚公開し、それらを表向きにし、それぞれについてあなたの選んだ駆動輪に置いた状態で戦場に出す」を意味する。からくりは同時に公開され、全てを確認してからどの駆動輪に置くか選ばれ、同時に戦場に出る。
- 「[からくり]を組み直す/Reassemble a [Contraption]」は、「既に戦場に出ている[からくり]のコントロールを得て、あなたの選んだ駆動輪に動かす」を意味する。元々そのからくりがあった駆動輪を選んでもよい。
クリーチャー・タイプの中では、装具工が組み立てと関連している。
解説
もともとは未来予知タイムシフトのために作られた、全く意味を持たず、そして将来意味を持たせるつもりもないジョーク・キーワードだった。デザイン当初は「碑を建立する/erect a monument」だったらしい。
Mark Rosewaterはからくりを実現するにあたって様々なメカニズムを試したが、その過程では蒸気打ちの親分が暗示している「組み立てる」の性質が制約になった。
- プレイヤー自身によってではなく、装具工・クリーチャーがからくりを組み立てることがある。
- 組み立てる個数が2倍になることに意味があるが、それでいて2倍になっても即座にゲームが終了するものではない。
50デザインほどの試行錯誤の末、最終的に上記の形に落ち着いたという。