パリンクロン/Palinchron

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クリーチャーによるフリースペルの1つ。 マナさえあればいつでも手札に戻すことも可能で、なかなか墓地送りにすることが出来ない。 当初は手札からプレイされなくても土地がアンタップされたため、墓地から釣り上げたり騙し討ち/Sneak Attackで出して戻すことにより、ループさせ、無限マナを出すことが可能だった。 そのため、手札からプレイした時のみ土地がアンタップされるようにエラッタが出ていたが、再びのエラッタによって上記コンボが可能になっている。

• 変異種/Morphlingさえいなければ当時最強のクリーチャーだったろう。

それでも強いクリーチャーであることに変わりは無い。

• • ただ、マナがあれば神の怒り/Wrath of God・悪魔の布告/Diabolic Edictなどの対象を取らない除去呪文でもかわすことができるので、変異種/Morphlingよりも除去に対しては強い。

しかも、フリースペル故にコスト分の土地が再利用できるので、その点も加味すると変異種/Morphlingに必ずしも劣るというわけではなかったが、使用率では完敗であった。

• 第６版発売前のルールでは場に出た後土地がアンタップするまでに呪文をプレイする機会が与えられていなかったため、今以上に除去が困難だった。
• 手札に戻す能力により、手札からのプレイでしか能力が誘発しないようエラッタが出ていた時代でも、7枚の土地から青4マナを含む合計12マナ以上出る状況を作れば無限マナを出すことができた。→ハイタイド、ターボ・サイクリング

参考

• カード個別評価：ウルザブロック