タジュールの共同体/The Tajuru Nation
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タジュールの共同体/The Tajuru Nationは、ゼンディカー/Zendikarのエルフの三大共同体の一つ。
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解説
タジュールの共同体はエルフの三大共同体の中でも最大のもので、ムラーサ/Murasa大陸とゼンディカー/Zendikarのその他の地域全体に広がる、何百もの氏族から成る。タジュールは他種族の民に対して最も開放的であり、他種族の技術と視点を、生存に役立つ貴重で新しいツールであると見なしている。タジュールのエルフは新たな生活様式に対しても開放的である。それが山頂の城塞での生活であれ、草原での放浪生活であれ。
タジュールは道具に関する恐らく生来の技術と、その使用法で名高い。極限の場所での生存を可能にする、粗雑だが機能的な技術の多く(ハンググライダー、ロープブリッジ、滑車輸送、ジップラインなど)は、タジュールの革新の成果である。実際、カザンドゥ/Kazanduの危険な樹上の「道」、Sunder Coveを通る道、その他ゼンディカー全土にある同様の「文明的な」道は、それに沿って住む多数のタジュールの氏族によって作られ、維持されているものである。
タジュールに属する氏族は、語り部スティーナ/Sutinaに忠誠を誓っている。彼女は切断湾/Sunder Bayの崖の上にあるThe Tumbled Palaceから共同体を統べている。この古の起源を持つ崩れかけの建造物は、棘だらけの巨大なジュウォーレル/Jurworrelの樹の舳先に掴まれている。それは遥か昔から、宮殿を大地から持ち上げ続け、海に落とすと脅し続けてきた。スティーナの死後は、ニシード/Nisedeが指導者の座を引き継いでいる。
The Kazandu Splinter
カザンドゥのエルフはタジュールの共同体から分かれたもので、スティーナを自分たちの語り部として認めていない。カザンドゥの峡谷の真ん中、無数のジャディ/Jaddiの樹の枝が作る影の中での生活が、彼らの世界観を「天空世界」のタジュールの世界観と相容れないものにしたと考えている。
重要人物
- スティーナ/Sutina - タジュールを統べる語り部。
- ニシード/Nisede - 新たな語り部。
登場
登場カード
カード名に登場
- ゼンディカー
- タジュールの射手/Tajuru Archer
- ワールドウェイク
- タジュールの力/Strength of the Tajuru
- エルドラージ覚醒
- タジュールの保護者/Tajuru Preserver
- 戦乱のゼンディカー
- タジュールの獣使い/Tajuru Beastmaster、タジュールの重鎮/Tajuru Stalwart、タジュールの戦呼び/Tajuru Warcaller
- ゲートウォッチの誓い
- タジュールの道守/Tajuru Pathwarden
- ゼンディカーの夜明け
- タジュールの荒廃刃/Tajuru Blightblade、タジュールの模範/Tajuru Paragon、タジュールの投網使い/Tajuru Snarecaster
フレイバー・テキストに登場
- ワールドウェイク
- 東屋のエルフ/Arbor Elf、吊り弓の罠/Slingbow Trap
- エルドラージ覚醒
- 葉の矢/Leaf Arrow
- 戦乱のゼンディカー
- 大自然の注入/Infuse with the Elements、板金鎧の破壊屋/Plated Crusher、タジュールの戦呼び/Tajuru Warcaller
- ゼンディカーの夜明け
- タジュールの投網使い/Tajuru Snarecaster
登場作品・登場記事
- A Planeswalker's Guide to Zendikar: Bala Ged and Elves(Savor the Flavor 2009年9月30日 Magic Creative Team著)
- Reclamation/再生(Uncharted Realms 2016年1月6日 Mel Li著)
- Plane Shift: Zendikar(Feature 2016年4月27日)