タル教会/Church of Tal
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Church of Tal(タルの教会)は、ドミナリア/Dominariaに存在した宗教組織。ヨーティア/Yotia初期の、太陽崇拝をする二つの小規模なカルト教団が起源。シンボルは、ふたすじの太陽光。聖典はタルの書/Book of Tal。教会には階級があり、clergy(聖職者)や、ブラザー(Brother)やシスター(Sister)と呼ばれるpriest(僧侶)の上に、primata(大主教)、Lord Guardianが存在する。
暗黒時代の強力な組織で、テリシア/Terisiare大陸中の都市や町、大小様々な集落で多大な影響を誇った。兄弟戦争/Brothers' Warを教訓に、魔術師を悪魔の業を振るう者として徹底的に弾圧し、異端審問官や魔女狩り師/Witch Hunterを派遣して狩り立て、全ての魔法と魔術師の痕跡を抹消しようとした。
Primata Delphine(デルフィン大主教)ら異端審問官や、Order of St. Nanta(聖ナンタ修道会)の奇跡を起こす者、民衆を扇動し怒りに駆り立てる伝道師などが狂信的な信仰に支えられて活発に活動している。
教会の中には奇跡という聖なる力を授けられた者たちもいる。 Lord Guardianや聖職者の中には、奇跡と魔術は同質の存在と気付いている者もいるが、それが公にされることはない。
タルの書/Book of Tal
タルの教会の聖典。後世では、遠くParma(パルマ)の北の聖騎士/Northern Paladinにも伝わっている。
- 「Book of Tal」は、カードではHoly Light、第4版までの北の聖騎士/Northern Paladin、ウェザーライトの南の聖騎士/Southern Paladinのフレイバー・テキストに登場。それらの邦訳版では「タルの書」 と訳されている。