菅草スリヴァー/Sedge Sliver
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Sedge Sliver / 菅草スリヴァー (2)(赤)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)・クリーチャーは「このクリーチャーは、あなたが沼(Swamp)をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける。」を持つ。
すべてのスリヴァーは「(黒):このパーマネントを再生する。」を持つ。(それが次に破壊されるとき、代わりにそれをタップし、それを戦闘から取り除き、それに与えられたすべてのダメージを取り除く。)
Sedge Trollを元にデザインされたスリヴァー。
条件があるものの筋肉スリヴァー/Muscle Sliverと同様スリヴァーの全体強化は非常に強力である。また、個々のスリヴァーの能力の共有がデッキの中核をなすスリヴァーデッキにとって、スリヴァーが破壊される事によるディスアドバンテージは大きいため、黒マナに限定されるとは言え起動コストが安価な再生能力を共有させられる点もありがたい。単体でも及第点の性能であり、新世代スリヴァーデッキの核として期待される。筋肉スリヴァーの代役となり得るだろうか。先のディセンションで山かつ沼であるショックランドの血の墓所/Blood Cryptが登場していることも追い風だろう。
- 複数体場に出た場合、能力は重複する。勿論、その意味があるのは通常は修整能力の方だけである。
- スリヴァー全体に修整を与えるシリーズの中でこれだけが唯一、個々のスリヴァーに「自身に修整を与える能力」を与えるものとなっている。これは、「沼をコントロールしている場合」の条件を達成しなければならないのが、どのプレイヤーであるか、という違いである。またこれにより、お粗末/Humble等で1体だけ修整を受けられなくなると言った事が起こり得るので注意。
- 再生能力を共有するスリヴァーは凝塊スリヴァー/Clot Sliver、墓所スリヴァー/Crypt Sliverに続きこれで3体目。これらはそれぞれコストが異なっており、しかもどの再生能力も他を無用にしないようになっている。
- その後も湿布スリヴァー/Poultice Sliverが登場している。
- スリヴァーデッキは多色で組まれる事が多いので、再生コストが黒マナに限定されている点は若干心許ないが、ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothなどと組み合わせれば存分に再生能力を発揮できる。
- 沼をコントロールしていることは修整を受けるためだけの条件であるので、沼をコントロールしていなくとも再生能力はプレイできる。よって、これが場に出ている状態では相手の宝革スリヴァー/Gemhide Sliverが再生しつつブロックできる。見落としがちなので注意。
関連カード
サイクル
時のらせんのレアスリヴァーのサイクル。いずれもかつて存在したクリーチャーの能力をスリヴァー全体に与える。
- 肺臓スリヴァー/Pulmonic Sliver
- 心霊スリヴァー/Psionic Sliver
- 疫病スリヴァー/Plague Sliver
- 菅草スリヴァー/Sedge Sliver
- 菌類スリヴァー/Fungus Sliver