噴出/Gush
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ピッチスペルのドロー呪文。ピッチで撃てば、0マナで手札が3枚増えることになる。
まず最初に猛威を振るったのは2000年~2002年のエクステンデッドで、スーパーグロウのドロー手段として活躍した。そしてその流れはType1のデッキへと受け継がれ、さらに進化したGAT、またFastbondとの強力なシナジーを生み出し一世を風靡した。
マスクス・ブロックが使用可能だった時のスタンダードでも、青系デッキの多くに採用されている。ピッチスペルであるためライジングウォーターやブルーオーブなどのロックデッキと抜群の相性を誇り、特に苗木対立などでは手札が爆発的に増える性質を活かして自然発生/Spontaneous Generationのトークン増産手段にも使用された。
- 同様のピッチスペル全てに言える事だが、島を戻す代替コストはデメリットだけではなくメリットとしても考えられる。
- 土地をプレイしていないターンならば、マナを出した後の島を戻して再度プレイすることも可能。マナ加速にはならないが、土地を持っていなくても、土地を持っていたのと同じようにマナを生み出すことができる汎用性の高いテクニックと言える。2003年7月にヴィンテージでの制限が告知された時のコメントでは、このテクニックが頻繁に使われていたことを挙げている(→2003年6月禁止・制限告知参照)。
- ライジングウォーターやステイシス(噴出ステイシス)でアンタップを封じている間でも、アンタップ状態の島を供給できる。
- 撃退/Foilの代替コストを用意できる。特にこれは戻した島2枚だけでなく、引いたカードも代替コストに利用することができる。
- サイカトグ/Psychatogの増強手段としても優秀。
- 時のらせんでこの能力を持つ水深の予見者/Fathom Seerが登場した。
2003年7月1日にヴィンテージで制限カードに指定されたが、2007年6月20日に制限解除。2008年6月20日より再び制限カードに指定されるも、2010年10月1日より再度制限解除される。また、レガシーでは、フォーマット制定当初(2004年9月20日)より禁止カードに指定されている。