Belenda Danisdotter
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Belenda Danisdotter
Belenda Danisdotter(ベレンダ・ダニスドッター)
巨鳥エイスサー/Aesthirを自在に操るため鍛えられて豹のように引き締まった身体で、金髪のキイェルドー/Kjeldorの飛空騎士/Skyknight。女性。階級はLieutenant(副官や陸軍中尉、海軍大尉の意)。
特務魔道士/Task Mageのヤヤ・バラード/Jaya Ballardは親友で、Bell(ベル)の愛称で呼ばれている。 宮仕えのエリート騎士のベルは、赤毛で小麦色の肌、自由気侭な二流魔道士のヤヤとは外見も性格も対照的なのだが、不思議と馬が合うコンビ。だが、大抵は口が上手いヤヤに丸め込まれて、利用されてしまうようだ。
ダリアン/Darienの先代の女王の時代、飛空騎士になって一ヶ月頃の任務、ルアゴイフ/Lhurgoyfによるキイェルドー人(およびバルデュヴィア人)大量殺人事件の捜査では、ヤヤと組んで見事解決を果たしている。
その後のダリアン王の時代には、首都クロヴ/Krovで働くが、誇りある飛空騎士であるため、商人や魔術師の使い走りのような任務にはほとほと嫌気がさしている。そのため、”Royal Mage(王室魔道士)”のグスタ・エバスドッター/Gustha Ebbasdotterを”Royal Pain(王室苦痛死)”と渾名を付けてうさ晴らしをしたり、クロヴの魔法学院で一騒動起こしたヤヤをこっそり逃がしてやったりもしている。 他の多くのキイェルドー士官同様に、リム=ドゥール/Lim-Dulよりバルデュヴィアの蛮族の方が危急の問題だとみなすと共に、弱腰なダリアン王の政策をなじり、伝説のジャーケルド/JarkeldやMarton(マートン)、Kjeldos(キイェルドス)のような指導者が必要だと力説、それに異を唱えるヤヤと口論になるがその考えを改めることはなかった。
実は裏ではマートン将軍とアヴラム・ガリースン/Avram Garrissonの連絡係を務めており、ヤヤをバルデュヴィアへ送り届けた後、密かにトレッサーホーン/Tresserhornを訪れ、反乱の準備が調った事を報告する。その場でマートンより祝杯をすすめられ飲み干すが、それは致死性の猛毒であった。身体の自由を失い、薄れ行く意識の中で、裏切られた事を悟るのだった(同時にベルの愛鳥もアンデッドたちに嬲り殺されている)。 そしてマートンと同じリム=ドゥールの不死の操り人形、ストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgaldの一員となると、キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldorに参戦する。 その戦場で旧友ヤヤと一騎打ちを行い、ヤヤのルーンの剣に胸を貫かれる… 「ありがとう」 涙で頬を濡らし放心した親友へ、最期に感謝の言葉を呟くと永遠の眠りに就いたのだった。