プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Spark
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プレインズウォーカーの灯/The Planeswalker Sparkとは、プレインズウォーカーになるために必要なもの。単に「灯/The Spark」と略して呼ばれることもある。この名は、プレインズウォーカーたち自身が呼んでいる呼称である。天性のものであり、これがない者はいくら努力しても魔術の才能があっても、プレインズウォーカーにはなれない。
また灯を持っていたとしても、必ずしもプレインズウォーカーの力に目覚めるというわけではない。力に目覚めるには何かの大きな「きっかけ」が必要であり、グレイシャン/Glacianや、歴史改変前のナーセット/Narsetのように目覚めないまま一生を終える者もいる。
最も多いきっかけは生命の危機、死への直面であるが、他にも強いショックや精神的重圧、あるいは瞑想の境地から覚醒する場合もある。例えばウルザ/Urzaは兄弟戦争の最後、人間ではなくなってしまったミシュラ/Mishraを見、テリシア/Terisiare大陸ごと吹き飛ばした際に、その衝撃で力に目覚めた。
また、灯は他人へ移植することが可能である。スロバッド/Slobadは灯を持ってはいなかったが、メムナーク/Memnarchに作らされた移植システム(の暴走)で灯を手に入れている。(→メムナーク/Memnarch参照)
ウルザ/Urzaの手によって作られたアーティファクト・クリーチャーであるカーン/Karnがプレインズウォーカーになれたのも、ウルザ/Urzaの灯がカーンに受け継がれたからかも知れない。
- 一度発生した灯を完全に消滅させる方法は、戦乱のゼンディカー時点で灯の保持者を殺害することのみ。保持者を殺害せずに灯のみを消滅させる方法は発見されておらず、移植することで灯を特定個人から別の人間に移動させる、面晶体で無効化させるといったことは可能。
- 以前は「プレインズウォーカーの火花」と訳されていたが、時のらせんの辺りから「プレインズウォーカーの灯」と訳されるようになった。だが、『燃え尽きぬ炎』では「火花」と表現されている。
- 灯なしでも強力な魔法使いになれる一方、強力な魔法使いでなくても灯をもてる。(参考)