ファルケンラスの肉裂き/Falkenrath Reaver
提供:MTG Wiki
赤い灰色熊/Grizzly Bears。いわゆる熊だが、シングルシンボル2マナ2/2ペナルティ能力なしは赤には初登場であり、画期的な存在。
軍団の伏兵/Horde Ambusherや魔道士輪の暴漢/Mage-Ring Bullyなどのデメリットはあるが十分なメリットも持ったクリーチャーは既に登場しているし、タフネス1やダブルシンボルでよければ2マナでパワー2でデメリットなしのクリーチャーは珍しくないため、構築での出番はまずないだろう。しかしリミテッドにおいては、常に何かしら欠点があった赤2マナ枠に癖がなく扱いやすい戦力が登場したのはやはり画期的である。
- 鉄爪のオーク/Ironclaw Orcsから赤のシングルシンボル2マナ2/2はデメリット付きが常とされてきたが、開発部は大きな議論の末ついにデメリット無しの2マナ2/2を赤に認めた。
- 黒の歩く死骸/Walking Corpse登場後の状況を踏まえて考えると、これ以降デメリットなしの上位互換が登場する可能性も生まれたが、それが基本となるかどうかはまだ未知数である。
参考
- Eldritch Perfect, Part 1/異界の完成 その1(Daily MTG、Making Magic、文:Mark Rosewater、訳:米村薫)
- バニラクリーチャー
- ファルケンラス/Falkenrath(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:異界月 - コモン