手甲/Shuko
提供:MTG Wiki
手軽につけられる代わりに能力も地味な装備品。もっともパワーが手軽に上がれば御の字ともいう。
装備コストが0なので、セファリッドの幻術師/Cephalid Illusionistやダールの降霊者/Daru Spiritualistのような呪文や能力の対象になるたびに効果を発揮するクリーチャーとのコンボデッキが組める。 →セファリッド・ブレックファースト、ループ・ジャンクション
カード名
カード名が誤訳なのか何なのかよく分からない訳になっている。普通、日本語で「手甲」と言ったら下記のものを指す。
てっこう ―かふ 3 【手っ甲】 手の甲を覆うもの。武具は多く革製、旅行・労働用には多く紺の木綿が用いられた。てこう。 三省堂提供「大辞林 第二版」より
しかし、元の英語版カード名が「Shuko」となっているのでやむなくだろうか、「しゅこう」と読み仮名が振られている。
また、イラストは本来「手鉤(てかぎ)」と呼ばれる道具が描かれている。単なるイラスト間違いである可能性もあるが、手甲は防具なのにタフネスではなくパワーが上がるようになっている事をあわせて考えると、元々「手の甲につける防具」をイメージして作ったカードではない可能性が高い。それを別の道具である手甲と勘違いした上に読み仮名まで間違えてカードを作ってしまったという事だろうか。
あるいはそうではなく、手鉤を手甲鉤とも呼ぶことがある(手甲に鉤が付いたものだから)ので、Ninjaが伝播する際に鉤の有無を区別せずに「手甲」として伝わり、「Shuko」と呼ばれるようになったという可能性もある。Ninja圏ではしばしば「Shuko」、「Tekagi」、「Neko-Te」は同一のものを示す模様。