アーテイの嘲笑/Ertai's Scorn
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数ある取り消し/Cancelの上位互換のひとつ。対戦相手が2回以上の呪文を唱えたターンは(1)(青)で唱えられる。
登場時のスタンダードでは傲慢なジン/Haughty Djinnを中核とした青系デッキ等で使用される。軽量なものでは同時期にかき消し/Make Disappearや否認/Negateがあるため序盤での使い勝手には劣るが、打ち消し先を選ばない確定カウンターである点は強みとなる。
コスト低減効果は対戦相手が複数の呪文を唱えている必要があるため、軽量なカードを連打するデッキや青のミラーマッチで役立つだろう。減らせるのが色マナ・シンボルである点も嬉しく、他のコスト減少カードと併用しやすい。前述の傲慢のジンをコントロールしていれば1マナで確定カウンターを撃てることになる。
リミテッドでは呪文を1ターンに2つ以上唱える場面がそれほど多くないため、終盤の畳み掛けに対する対抗策と割り切るのが吉。
ストーリー
完成化したウェザーライト/Weatherlight Compleatedの甲板からマナ・リグ/The Mana Rigへと降り立ったのは、数世紀前に死んだはずのアーテイ/Ertaiであった。対峙したカーン/Karnの動きを魔法で封じると、アーテイはその四本の腕でカーンの解体にかかった[2]。
脚注
- ↑ Dominaria United Release Notes/『団結のドミナリア』リリースノート(PDF)(Feature 2022年8月26日 Jess Dunks著)
- ↑ Episode 5: A Whisper in the Wind/メインストーリー第5話:風の中の囁き(Magic Story 2022年8月18日 Langley Hyde著)