アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre (ストーリー)

提供:MTG Wiki

2023年11月7日 (火) 01:59時点におけるYoidome (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirreイクサラン:失われし洞窟初出のキャラクター。カードとしての初出はイクサラン:失われし洞窟アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre

目次

解説

イクサラン/Ixalan出身の吸血鬼/Vampire。女性。髪は後ろで短くまとめており、眼鏡を着用している。

元はアルタ・トレゾン/Alta Torezonの屋敷で本を読んで過ごしていたが、新ファイレクシア/New Phyrexiaとの戦争が終結した後は人生を捧げるに足る何かをしたいと思い、女王ミラルダ/Miraldaの事業である"女王湾会社/The Queen's Bay Company"に地図製作者として加入した。

彼女は地図を用いた魔法を使う。例えば、灰と自身の血の混合物を地図に塗りつけることで周囲の地形を自動的に書き込むことができる。また、魔法の羽ペンで地図を書き換えれば、現実の地形すらもその通りに書き換えてしまえる。

  • 原文では彼女はcartomancerと評されている。これは現実世界において「カードを用いた占い師」を表す言葉であるが、彼女の場合、「地図の」を表す接頭辞"carto-"と「術師」を表す接尾辞"-mancer"を繋げたものと思われる。

経歴

イクサラン:失われし洞窟

彼女は上司のバルトロメ・デル・プレシディオ/Bartolomé del Presidioと共に、ヴィト・キハノ・デ・パサモンテ/Vito Quijano de Pasamonte率いるイクサラン/Ixalan大陸遠征隊に同行した。しかしその最中、彼女は謎の幻視と呼び声に導かれる。その声はアクロゾズ/Aclazotz神殿の奥に進むにつれ次第に大きくなっていった。

神殿の地下にて、彼女はゴブリン/Goblinに追われる異邦人と遭遇する。彼の助けを求める声をヴィトは一蹴したが、アマリアにはその人物を見殺しにはできなかった。彼女は魔法で橋を消し去り、ゴブリンを落下させることでその異邦人を――ケラン/Kellanを――を救うことができた。道中で失った兵の代わりに役立つかもしれないとヴィトを説得し、彼女はケランを同行させる許可を得た。

彼女たち薄暮の軍団は紆余曲折を経て太陽帝国/The Sun Empireの調査隊と遭遇し、共に中心核/The Coreへ足を踏み入れることとなる。だが薄暮の軍団/The Legion of Duskはオルテカ/Oltecの民にとっては裏切者アクロゾズを信奉する者であるため、拘束されてしまう。彼女は留置場でのケランとのやり取りの中で、薄暮教会が掲げる正義に対して疑問を抱く。そんな中、ヴィトがケランをアクロゾズへの供物にしようと動き出す。彼女はバルトロメの最期の願いを聞き、ケランを連れて逃走する。

オルテカの民と太陽帝国の調査隊に助けを求めた二人であったが、ちょうどその時、アクロゾズが力を取り戻し一帯は闇に包まれる。さらに帝王マイコイド/The Mycotyrantも侵入し、中心核は混沌の渦と化した。彼女はオルテカの民やケラン、さらには海賊とも協力してマイコイドに立ち向かい、これを撃退することに成功する。だが勝利の喜びもつかの間、彼女は山の奥から赤い光が立ち上っていることに気づく。

赤い光の根本、アクロゾズの聖域にたどり着いたアマリア達であったが、既にアクロゾズは地上へと脱出していたことを知る。慈悲深い存在だと教えられてきた神の残虐な本性、そしてその神が故郷トレゾンを支配しようとしているという事実を知り、アマリアは大いに打ちのめされる。そんな彼女に、ケランは違う場所で新たな神を探すことを提案する。

一週間以上の後、本国への報告業務を終えた彼女はケランと共に領界路/Omenpathへと向かった。かつての神が血と征服をもたらす前にこの地を離れられる、そう感じた彼女の心は数週間前にはない軽やかさを覚えていた。二人は手を取りあい、共に次なる次元/Planeへと進んでいった。

登場

フレイバー・テキストに登場

イクサラン:失われし洞窟
地揺すりの戦慄大口/Earthshaker Dreadmaw

登場記事・登場作品

イクサラン:失われし洞窟

脚注

  1. @AlixBranwyn(X/Twitter 2023年10月27日 Alix Branwyn - アマリア・ベナヴィディス・アギーレ(通常版)のアーティスト

参考

MOBILE