魂のカーニバル/Carnival of Souls
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クリーチャーが戦場に出るとクウィリーオンの歩哨/Quirion SentinelのETB能力の様にマナを加えるエンチャント。ただし、黒マナ限定で、マナを加えるのは強制かつライフを失うデメリットも付いている。
マナを加えライフを失うまでが強制であり、対戦相手にクリーチャーを出された場合にはライフだけ失い黒マナの利用に困ることもしばしば。基本セット2010導入に伴うマナ・バーン廃止前は、マナ・バーンと合わせて2点のライフを失うハメになる恐れもあった。いずれにせよ、コンボ以外で使うにはあまりにも使い勝手が悪く、後述のこれを利用したコンボデッキが登場する前に行われた18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Timeでは不名誉にもランクインしてしまった。
しかし、同文書の中にもある通り、強力なマナ加速に成り得る要素はしっかりと持っていた。マナ加速というよりも、「マナを絶やさない」手段として、瞬殺型コンボデッキの核として使われている。→コボルドクランプ
- 修正版として絡み樹の根/Tanglerootがあるが、様々な面において一長一短。
[編集] ストーリー
小説Bloodlinesを考慮するとイラストに描かれているのは、特殊な精神能力でラース/Rathの転移装置を制御するダヴォール/Davvolが身を削る思いをしながらも次元同士の連結を維持つつ、別の次元へとダヴォールの軍勢を送り出す様子と思われる。
フレイバー・テキストに目を向けると、誕生日でもお構いなしでこき使われ、心中でぼやくダヴォールである。ラースの管理者として身を粉にして働き成果を上げても、ファイレクシア/Phyrexiaにとっては便利な駒扱いに過ぎない。「ダヴォール、このエルフらを吹き飛ばせ」「ダヴォール、この軍勢を移動させろ」まったく、今日は私の誕生日だというのに、誰も気にしてないんだから。