ユートピアの菌類/Utopia Mycon
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クリーチャー — ファンガス(Fungus)
あなたのアップキープの開始時に、ユートピアの菌類の上に胞子(spore)カウンターを1個置く。
ユートピアの菌類から胞子カウンターを3個取り除く:緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
苗木を1体生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。
苗木を消費してマナ加速のできるファンガス。
パワーはないが、どうせ殴ることなど考えないシステムクリーチャー、むしろ1/1を止められるだけありがたい。
サリッドデッキは緑主体だが、淡色のマイコダーム/Pallid Mycoderm、死胞子のサリッド/Deathspore Thallid、ヘイヴンウッドのセロン/Thelon of Havenwoodの起動型能力など、他の色が欲しい場面は少なくないので、好きな色を出せるのはうれしい。
とはいえ、これの能力でマナ加速ができるのは通常4ターン目からで、しかも苗木は使い捨て。序盤にはさほど威力を発揮できない。
サリッドの殻住まい/Thallid Shell-Dwellerなどで序盤を耐え抜き、この能力でスポロロスの古茸/Sporoloth Ancient、倍増の季節/Doubling Season、セロン教の隠遁者/Thelonite Hermitの変異誘発型能力といった5マナ域の苗木生産エンジンを1ターン早く動かして、終盤は胞子撒きのサリッド/Sporesower Thallidなどで量産した苗木から大量のマナを出してゲームを決めに行く、というのが、今後のサリッドデッキの理想的な勝ちパターンになるのではないか。 もしくは大量の芽吹き/Sprout Swarm等の軽量の苗木生産手段と併用し、大規模な苗木加速手段を高速でプレイする足場としての使用が考えられる。
- 1マナのファンガスはサリッド以来2種類目。
早い段階から場に出せる点とマナ加速の役目を併せ持つため機能的に無駄が少ないデザインである。
- 大量の芽吹き/Sprout Swarmが召集を持っている事を利用し、マナの出ない状況から苗木をだして呪文のコストに充てることが出来る。