ドライアド
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ドライアド/Dryad
エルフと同じく森に住む亜人の一種とされるクリーチャー・タイプの1つ。 森の乙女というイメージと等しく、マルチカラーをのぞけば緑にしか存在しない。
クリーチャー — ニンフ(Nymph) ドライアド(Dryad)
森渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが森(Forest)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
1/1伝説のクリーチャー — ドライアド(Dryad)
森渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが森(Forest)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
クリーチャー呪文を唱えるための追加コストとして、あなたは好きな総量のマナを支払ってもよい。そうした場合、そのクリーチャーはその上に同じ数の追加の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
初出はアイスエイジのFolk of the PinesとRime Dryad。 その後、クリーチャー・タイプが「ニンフ」だったシャノーディンのドライアド/Shanodin Dryadsのクリーチャー・タイプが「ドライアド」となる。 ラッシュウッド/Rushwoodという広大な森を擁するメルカディアン・マスクスと、セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの主要構成員となっているラヴニカ・ブロックに一大勢力を築く。
種族としての統一された能力はないが、森渡りや、特殊な渡りを有する場合が多い。
その細腕のイメージに反して、意外にも強力カードが多く、例えばぶどうのドライアド/Vine Dryadはアデプトグリーンで実績を残している。 またクウィリーオンのドライアド/Quirion Dryadはミラクルグロウ、スーパーグロウのキーカードとなった。 ラヴニカ・ブロック現在のスタンダードでも世慣れたドライアド/Dryad Sophisticateが特殊地形を渡りまくっており、今後も活躍が期待できる種族である。
唯一の伝説のクリーチャーにしてロードにしてマルチカラーであるのが議事会の合唱者/Chorus of the Conclave。
- ドライアドはギリシア神話やヒンドゥー神話、ケルトの昔語りなど広く名を残している。美しい姿かたちで現れ、旅人を誘惑し自分自身である木の中に引きずり込むとも言われる。
- メルカディアン・マスクスでのドライアドは、植物的な色の肌に樹皮の服、蔦の髪など、まさに植物が人間化したというべき姿で描かれており、海外ファンタジー・テーブルトークRPG「Rune Quest」に登場する人型をした植物であるエルフ(アルドリアミ)にイメージが近い。なおアルドリアミは樹木の種類により異なる種族になっており、グルメなトロールたちは彼女らを野菜として頭からばりばりと食べる。
- またドライアドたちは集合意識や集団記憶に近い能力を持っているようである。セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveのドライアドたちは意識を共有しているようであり、ラッシュウッドのドライアドたちも集団潜在意識/Collective Unconsciousを持つ。1つにして全、全にして1つである。