雪解けの時/The Thaw

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世界呪文後に始まった、全ドミナリア/Dominaria規模の温暖化、それに伴う諸々の現象およびその期間を指す言葉。2934ARから20年間続き、一旦霧氷風/Rimewindの影響で2年間中断するが、それ以降、気候が安定するまで気温は上昇した。

温暖化により、融けゆく氷河の下から新たな大地が現れ、やせた土地は緑豊かになり、凍りついていた海は再び船の行き来が可能になった。しかしその反面、海面の上昇による洪水・土地の水没、氷河の後退によるクレバス、難民、飢饉、動植物の減少や大移動、疫病の大流行、大小様々な規模の雪崩などの災厄が襲った。

上記の事象を反映して数多くの別名を持つ。例えば、花の時代(the Age of Flowers)、嵐の時代(the Age of Storms)、洪水の時代(the Age of Flood)など。

恩恵を受ける人々は、世界呪文をかけたフレイアリーズ/Freyaliseやそれに関係した者(ヤヤ・バラード/Jaya Ballardジョダー/Jodahら)を褒め称える。だが一方、疫病や洪水、天変地異に苦しめられる人々は、彼らをウルザ/Urzaミシュラ/Mishraと同列に扱い、呪詛の言葉を浴びせる。

2954〜2956AR、寒冷を魔力の拠り所とする霧氷風教団/Rimewind Cultはこれに反発し、再び氷河期を到来させようと試みテリシア/Terisiare大陸で戦いを起こした。

  • 雪解けの時は、これまで「アライアンスの時代」や「同盟時代」などと呼び習わされてきた期間で、小説Song of Timeで用いられた程度だったが、コールドスナップにおいて時代を表す名称として大々的に採用された。

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