「アカデミー/Academy」を編集中
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==マナ・リグとヤヴィマヤの森== | ==マナ・リグとヤヴィマヤの森== | ||
− | + | 時間逆行計画をあきらめたウルザは、ドミナリア各地に点在するスラン文明の遺跡を調べることにした。時間逆行による目的の1つ、「古代スラン人がファイレクシア人に変わる歴史を変える」という歴史改変は不可能になったが、もう1つの目的である「スラン文明がどうやってファイレクシアの侵略を退けたのか、その方法のヒントやファイレクシア攻略の手がかりを見つける」という目的を、現代のドミナリア各地に点在するスラン文明の遺跡から見つけ出すためだ。ウルザはジョイラの故郷シヴ大陸に残る、マナ・リグという施設に目を付ける。ダイヤモンドよりも固いスラン鋼を生産出来るこの施設は、トカゲ人間[[ヴィーアシーノ]]族の聖地となっていた。ヴィーアシーノ族はマナ・リグをめぐってゴブリンの3つの部族、そして巨大な雌の[[ドラゴン]]・ゲーリデアリガズとも争っていた。ゴブリンたちにとってもマナ・リグは聖地であり、ゲーリデアリガズはヴィーアシーノたちの勇者として迎えられていた彼女の息子、[[点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter|ラミデアリガズ]]を取り戻すことを願っていた。ウルザの命令でマナ・リグの調査を行っていたテフェリーとジョイラは、最深部でアーティファクトの動力として欠かせない、スラン製[[マナ・クリスタル]]の製造施設を発見した。その施設は設計段階からゴブリンが操作することを前提として設計されていたことを知ったウルザは、ヴィーアシーノ、ゴブリン、ドラゴンたちの争いを調停し、スラン製マナ・クリスタルの大量生産に着手した。 | |
スラン鋼とクリスタルの入手が容易になったことで、再建したアカデミーとトレイリア島全体の防衛状況もいくらか好転した。トレイリアには時折、ファイレクシアの戦闘部隊がトレイリアの谷の奥底の「異なる時間の流れの泡」の外部に現れるようになっていたが、それを遥かに上回る[[アーティファクト・クリーチャー]]の大部隊が島中の哨戒・警備を行っていた。この頃からウルザは、[[ウルザの青写真/Urza's Blueprints|ファイレクシアの本格的な侵攻に備える反攻用兵器の構想実現に着手]]({{Gatherer|id=12633|イラスト}})する。音速を越えて飛行し、敵の船や司令部に大打撃を与えられる兵器。その強力過ぎるエネルギーがファイレクシアに感知されることのなきよう、侵攻の日までは完成されず、スパイや監視の目をすり抜けられるような兵器。ウルザはこの発想をさらに飛躍させて行き、生きている飛行船・成長する兵器『[[レガシー/Legacy]]』というアイディアにたどり着く。ウルザはその飛行船の船体を求め、テリシア大陸南部の[[ヤヴィマヤ/Yavimaya]]の森へ向かう。 | スラン鋼とクリスタルの入手が容易になったことで、再建したアカデミーとトレイリア島全体の防衛状況もいくらか好転した。トレイリアには時折、ファイレクシアの戦闘部隊がトレイリアの谷の奥底の「異なる時間の流れの泡」の外部に現れるようになっていたが、それを遥かに上回る[[アーティファクト・クリーチャー]]の大部隊が島中の哨戒・警備を行っていた。この頃からウルザは、[[ウルザの青写真/Urza's Blueprints|ファイレクシアの本格的な侵攻に備える反攻用兵器の構想実現に着手]]({{Gatherer|id=12633|イラスト}})する。音速を越えて飛行し、敵の船や司令部に大打撃を与えられる兵器。その強力過ぎるエネルギーがファイレクシアに感知されることのなきよう、侵攻の日までは完成されず、スパイや監視の目をすり抜けられるような兵器。ウルザはこの発想をさらに飛躍させて行き、生きている飛行船・成長する兵器『[[レガシー/Legacy]]』というアイディアにたどり着く。ウルザはその飛行船の船体を求め、テリシア大陸南部の[[ヤヴィマヤ/Yavimaya]]の森へ向かう。 |