「アグロドメイン」を編集中

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'''アグロドメイン'''(''Aggro Domain'')は、その名の通り[[ドメイン]]の亜種で、[[部族の炎/Tribal Flames]]を中心に据えた[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]系の[[5色デッキ]]。[[ラヴニカ:ギルドの都]]登場後の[[エクステンデッド]]に現れた。[[モダン]]や[[レガシー]]、[[パウパー]]でも時折組まれるが、[[不毛の大地/Wasteland]]などの[[基本でない土地]]への対策が蔓延するレガシーでは大きな活躍を残していない。
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'''アグロドメイン'''(''Aggro Domain'')は、その名の通り[[ドメイン]]の亜種で、[[部族の炎/Tribal Flames]]を中心に据えた[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]系の[[5色デッキ]]。[[ラヴニカ:ギルドの都]]登場後の[[エクステンデッド]]に現れた。[[モダン]]や[[レガシー]]、[[Pauper]]でも時折組まれるが、[[不毛の大地/Wasteland]]などの[[特殊地形]]対策が蔓延するレガシーでは大きな活躍を残していない。
  
 
==概要==
 
==概要==
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==モダン==
 
==モダン==
[[モダン]]でも[[部族の炎/Tribal Flames]]や[[フェッチランド]]、[[ショックランド]]が健在なため、五色の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]がしばしば組まれる。'''トライバルズー'''/''Tribal Zoo''とも呼ばれている。
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[[モダン]]でも[[部族の炎/Tribal Flames]]や[[フェッチランド]]、[[ショックランド]]が健在なため、五色の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]がしばしば組まれる。
  
 
{{#card:Deathrite Shaman}}
 
{{#card:Deathrite Shaman}}
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{{#card:Geist of Saint Traft}}
 
{{#card:Geist of Saint Traft}}
  
環境初期は、隆盛していた[[Zoo]]の派生形の一つとして構築された。その後、モダンで[[野生のナカティル/Wild Nacatl]]が禁止されたためトーナメントシーンでは一時鳴りを潜めていたが、[[ラヴニカへの回帰]]で不安定な[[マナ基盤]]や[[ライフ]]をサポートしつつ、[[クロック]]や[[墓地対策]]としても役割を果たす強力[[クリーチャー]]、[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]を獲得し、[[トーナメント]]レベルのデッキとして再登場した。2014年2月の禁止カード改定で死儀礼のシャーマンと野生のナカティルの禁止指定が入れ替わったため、オリジナルの形に戻っている。
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環境初期は、隆盛していた[[Zoo]]の派生形の一つとして構築された。その後、[[モダン]]で[[野生のナカティル/Wild Nacatl]]が禁止されたためトーナメントシーンでは一時鳴りを潜めていたが、[[ラヴニカへの回帰]]で不安定な[[マナベース]]や[[ライフ]]をサポートしつつ、[[クロック]]や[[墓地対策]]としても役割を果たす強力[[クリーチャー]]、[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]を獲得し、[[トーナメント]]レベルのデッキとして再登場した。2014年2月の禁止カード改定で死儀礼のシャーマンと野生のナカティルの禁止指定が入れ替わったため、オリジナルの形に戻っている。
  
アタッカーとしては、同[[環境]]の代表的クリーチャーである[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]][[聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft]]、[[飛行]][[クロック]]の[[未練ある魂/Lingering Souls]]などが採用され、それらのクロックを死儀礼のシャーマンと[[貴族の教主/Noble Hierarch]]の二種のマナ・クリーチャーから[[展開]]する。一方で[[密林の猿人/Kird Ape]]や[[ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx]]、[[実験体/Experiment One]]などの1[[マナ]]域のアタッカーを採用した旧来の[[Zoo]]に近い構成のリストも存在している。
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アタッカーとしては、同[[環境]]の代表的クリーチャーである[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]や、[[聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft]]、[[飛行]][[クロック]]の[[未練ある魂/Lingering Souls]]などが採用されそれらのクロックを、死儀礼のシャーマンと[[貴族の教主/Noble Hierarch]]の二種のマナ・クリーチャーから[[展開]]する。
  
{{#card:Territorial Kavu}}
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*一方、[[密林の猿人/Kird Ape]][[ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx]][[実験体/Experiment One]]などの1[[マナ]]域のアタッカーを採用した旧来の[[Zoo]]に近い構成のリストも存在している。
{{#card:Indatha Triome}}
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[[モダンホライゾン2]]で版図が取り上げられたことで新[[カード]]が登場し、クリーチャー陣が大幅に強化された。3つの[[基本土地タイプ]]を持つ[[トライオーム]]の存在も大きい。
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===サンプルレシピ1===
 
===サンプルレシピ1===
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{{#MagicFactory:df311663}}
 
{{#MagicFactory:df311663}}
  
*[[聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft]]や[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]の[[攻撃]]をバックアップするため、[[ゴーア族の暴行者/Ghor-Clan Rampager]]が採用されている。また、[[実験体/Experiment One]]は1[[マナ]][[クリーチャー]]ながら、4/4というサイズまで成長が可能な構成になっている。
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==Pauper==
 
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[[部族の炎/Tribal Flames]]は[[インベイジョン]]で[[コモン]]として収録されているため、[[Pauper]]では環境初期から使用可能であったが、ショックランドがないPauperでは[[基本土地タイプ]]を素早く揃えるのが難しいため、[[ファンデッキ]]程度にとどまっていた。しかし、[[テーロス]]において2マナで[[キャントリップ]]しつつ[[つける|つけた]][[土地]]に全ての基本土地タイプを与える[[ナイレアの存在/Nylea's Presence]]を得たことよって本格的に組まれるようになった。
===サンプルレシピ(モダンホライゾン2後)===
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*備考
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**[[Magic Online]] Modern League 5勝0敗 ([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/modern-league-2021-06-08 参考])
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**使用者:AlpInco
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*[[フォーマット]]
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**[[モダン]](~[[モダンホライゾン2]])
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{{#MagicFactory:df320626}}
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*[[フェールス・ロキーリク将軍/General Ferrous Rokiric]]を最大限に利用するため、[[土地]]と部族の炎と[[ドラコの末裔/Scion of Draco]]を除いて[[多色]]カードのみで構成されている。またアグロデッキには似つかわしくない[[魔力変/Manamorphose]]や、[[血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf]]と[[断片無き工作員/Shardless Agent]]といった[[続唱]]持ちが投入され、多色呪文を[[唱える]]機会をできる限り増やす構成となっている。
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==パウパー==
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[[部族の炎/Tribal Flames]]は[[インベイジョン]]で[[コモン]]として収録されているため、[[パウパー]]では環境初期から使用可能であったが、ショックランドがないパウパーでは[[基本土地タイプ]]を素早く揃えるのが難しいため、[[ファンデッキ]]程度にとどまっていた。しかし、[[テーロス]]において2マナで[[キャントリップ]]しつつ[[つける|つけた]][[土地]]に全ての基本土地タイプを与える[[ナイレアの存在/Nylea's Presence]]を得たことよって本格的に組まれるようになった。
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{{#card:Nylea's Presence}}
 
{{#card:Nylea's Presence}}
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{{#card:Matca Rioters}}
 
{{#card:Matca Rioters}}
  
1[[ターン]]目に[[野生のナカティル/Wild Nacatl]]を出し、2ターン目にナイレアの存在を土地につけることによって2ターン目から3/3で[[攻撃]]できる。また、[[マトカの暴動者/Matca Rioters]]はナイレアの存在があれば実質3[[マナ]]5/5の[[クリーチャー]]となる。これはパウパーの主力クリーチャーのほとんどを一方的に倒せるサイズの上、パウパーで採用される[[赤]]の[[火力]]は4点[[ダメージ]]までしか出ないものがほとんどであるため、[[戦場]]に出せれば頼もしい存在となる。
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1[[ターン]]目に[[野生のナカティル/Wild Nacatl]]を出し、2ターン目にナイレアの存在を土地につけることによって2ターン目から3/3で[[攻撃]]できる。また、[[マトカの暴動者/Matca Rioters]]はナイレアの存在があれば実質3[[マナ]]5/5の[[クリーチャー]]となる。これはPauperの主力クリーチャーのほとんどを一方的に倒せるサイズの上、Pauperで採用される[[赤]]の[[火力]]は4点[[ダメージ]]までしか出ないものがほとんどであるため、[[戦場]]に出せれば頼もしい存在となる。
 
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基本土地タイプを参照するカード以外ではナイレアの存在のキャントリップを使い回せる[[コーの空漁師/Kor Skyfisher]]や土地につける[[オーラ]]と相性の良い[[オーラのナーリッド/Aura Gnarlid]]、[[広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse]]や[[進化する未開地/Evolving Wilds]]と相性の良い[[渦まく知識/Brainstorm]]に、それと[[シナジー]]を形成する[[戦隊の鷹/Squadron Hawk]]などシナジーを重視したカードのほか、単純な[[カードパワー]]の高さから[[稲妻/Lightning Bolt]]や[[怨恨/Rancor]]なども候補に挙がる。また、ナイレアの存在だけでは[[色マナ]]供給に不安が残るため、[[豊かな成長/Abundant Growth]]も高確率で採用される。
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===5色===
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*備考
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**Pauper Premier #6683923 on 02/02/2014 2nd Place 予選5-1 ([http://archive.wizards.com/Magic/Digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/6683923 参考])
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**使用者:nathanp01
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[テーロス]])
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{{#MagicFactory:df313249}}
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*渦まく知識と[[発掘/Unearth]]を採用した[[白青黒赤緑|5色]]タイプ。
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基本土地タイプを参照するカード以外ではナイレアの存在のキャントリップを使い回せる[[コーの空漁師/Kor Skyfisher]]や土地につける[[オーラ]]と相性の良い[[オーラのナーリッド/Aura Gnarlid]]、[[広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse]]や[[進化する未開地/Evolving Wilds]]と相性の良い[[渦まく知識/Brainstorm]]に、それと[[シナジー]]を形成する[[戦隊の鷹/Squadron Hawk]]などシナジーを重視したカードのほか、単純なカードパワーの高さから[[稲妻/Lightning Bolt]]や[[怨恨/Rancor]]なども候補に挙がる。また、ナイレアの存在だけでは[[色マナ]]供給に不安が残るため、[[豊かな成長/Abundant Growth]]も高確率で採用される。
  
===黒赤緑白===
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===サンプルレシピ===
 
*備考
 
*備考
**Pauper Daily #7401768 on 08/23/2014 4-0 ([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2014-09-01 参考]
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**[http://www.wizards.com/Magic/Digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/6710662 Magic Online Pauper Premier Event #6710662 on 02/09/2014]
**使用者:nathanp01
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**使用者:mysza
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
**[[パウパー]](~[[基本セット2015]])
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**[[Pauper]](~[[テーロス]])
  
{{#MagicFactory:df313030}}
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{{#magicfactory:df311595}}
  
*[[黒赤緑白]]の4色タイプ。アタッカーとしてコーの空漁師と相性の良い[[ブラストダーム/Blastoderm]]が採用されている。
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*このサンプルレシピでは渦まく知識が不採用であるにもかかわらず戦隊の鷹が採用されており、このカードの単独での[[カードパワー]]の高さがうかがえる。
*渦まく知識が不採用であるにもかかわらず戦隊の鷹が採用されており、このカードの単独での[[カードパワー]]の高さがうかがえる。
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==参考==
 
==参考==
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[[Category:ミラディン期のエクステンデッドデッキ]]
 
[[Category:ミラディン期のエクステンデッドデッキ]]
 
[[Category:モダンデッキ]]
 
[[Category:モダンデッキ]]
[[Category:パウパーデッキ]]
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[[Category:Pauperデッキ]]

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