「エルドレインの王権」を編集中
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==概要== | ==概要== | ||
− | アーサー王伝説とおとぎ話がモチーフの[[次元/Plane]]、[[エルドレイン/Eldraine]]を舞台とする。5つの宮廷に支えられた[[エルドレイン/Eldraine#王国/The Realm|王国/The Realm]]の平和は、王の行方が分からなくなったことによって破られつつある。[[王家の跡継ぎ/The Royal Scions]]である[[ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith (ストーリー)|ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith]]と[[ウィル・ケンリス/Will Kenrith (ストーリー)|ウィル・ケンリス/Will Kenrith]]は、王を見つけるために妖精や怪物、荒々しい魔法が跋扈する[[僻境/The Wilds]]の探索へ向かう。 | + | アーサー王伝説とおとぎ話がモチーフの[[次元/Plane]]、[[エルドレイン/Eldraine]]を舞台とする。5つの宮廷に支えられた[[エルドレイン/Eldraine#王国/The Realm|王国/The Realm]]の平和は、王の行方が分からなくなったことによって破られつつある。[[王家の跡継ぎ/The Royal Scions]]である[[ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith (ストーリー)|ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith]]と[[ウィル・ケンリス/Will Kenrith (ストーリー)|ウィル・ケンリス/Will Kenrith]]は、王を見つけるために妖精や怪物、荒々しい魔法が跋扈する[[エルドレイン/Eldraine#僻境/The Wilds|僻境/The Wilds]]の探索へ向かう。 |
[[イニストラード・ブロック]]等と同じように[[フレイバー]]先行で[[カード]]をデザインした[[トップダウン・デザイン]]のセット。アーサー王伝説の部分が中核を成しており、それを彩るのがおとぎ話の部分となっている。ここで言う「おとぎ話」とは、本やアニメ映画になっているようなヨーロッパ風のフォークロア(伝承)を指している。 | [[イニストラード・ブロック]]等と同じように[[フレイバー]]先行で[[カード]]をデザインした[[トップダウン・デザイン]]のセット。アーサー王伝説の部分が中核を成しており、それを彩るのがおとぎ話の部分となっている。ここで言う「おとぎ話」とは、本やアニメ映画になっているようなヨーロッパ風のフォークロア(伝承)を指している。 | ||
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[[落葉樹]]メカニズムとして、[[混成カード]]と[[有色アーティファクト]]が登場。さらに[[伝説のクリーチャー]]が[[アンコモン]]にも収録されている。 | [[落葉樹]]メカニズムとして、[[混成カード]]と[[有色アーティファクト]]が登場。さらに[[伝説のクリーチャー]]が[[アンコモン]]にも収録されている。 | ||
− | アーサー王伝説をテーマとしたセットなだけに[[赤白黒]]を中心に[[騎士]]の[[部族 (俗称)|部族]]カードが収録されている。それに対するように王国の外の存在を表す「[[ | + | アーサー王伝説をテーマとしたセットなだけに[[赤白黒]]を中心に[[騎士]]の[[部族 (俗称)|部族]]カードが収録されている。それに対するように王国の外の存在を表す「[[人間]]でない」クリーチャーへの部族カードも収録されている。 |
新規[[サブタイプ]]は多岐にわたり、[[クリーチャー・タイプ]]として[[ハツカネズミ]]、[[農民]]、[[邪術師]]が新登場し[[貴族]]が復活した。[[アーティファクト・タイプ]]として[[食物]]、[[呪文タイプ]]として[[出来事]]が登場した。 | 新規[[サブタイプ]]は多岐にわたり、[[クリーチャー・タイプ]]として[[ハツカネズミ]]、[[農民]]、[[邪術師]]が新登場し[[貴族]]が復活した。[[アーティファクト・タイプ]]として[[食物]]、[[呪文タイプ]]として[[出来事]]が登場した。 | ||
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*[[#プロジェクト・ブースター・ファン|プロジェクト・ブースター・ファン]]による特別枠カードは[[コレクター番号]]が異なる番外カードとなっている。また[[バンドル]]や[[WPNプロモパック]]入りのイラスト違いプロモーション・カードも従来と異なり別個にコレクター番号が振られている。もちろんコレクター番号が違っても英語の[[カード名]]が同一のカードは[[構築]]では4枚しか[[デッキ]]に入れられない。番外カードの順番は拡張アート版プレインズウォーカー、ショーケース、BOX特典カード、プレインズウォーカーデッキ、Brawl Deck、拡張アート、バンドルプロモ、WPNプロモとなっている。 | *[[#プロジェクト・ブースター・ファン|プロジェクト・ブースター・ファン]]による特別枠カードは[[コレクター番号]]が異なる番外カードとなっている。また[[バンドル]]や[[WPNプロモパック]]入りのイラスト違いプロモーション・カードも従来と異なり別個にコレクター番号が振られている。もちろんコレクター番号が違っても英語の[[カード名]]が同一のカードは[[構築]]では4枚しか[[デッキ]]に入れられない。番外カードの順番は拡張アート版プレインズウォーカー、ショーケース、BOX特典カード、プレインズウォーカーデッキ、Brawl Deck、拡張アート、バンドルプロモ、WPNプロモとなっている。 | ||
*当初は次のセットもエルドレインを舞台とする予定であったが、プレイヤーが包括的な物語から少し離れたがっているとの声を受け1セットだけとなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/dominaria-united-states-design-part-1-2022-08-29 Dominaria United States of Design, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036272/ 『団結のドミナリア』デザイン演説 その1]([[Making Magic]] [[2022年]]8月29日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | *当初は次のセットもエルドレインを舞台とする予定であったが、プレイヤーが包括的な物語から少し離れたがっているとの声を受け1セットだけとなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/dominaria-united-states-design-part-1-2022-08-29 Dominaria United States of Design, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036272/ 『団結のドミナリア』デザイン演説 その1]([[Making Magic]] [[2022年]]8月29日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | ||
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===[[リミテッド]]=== | ===[[リミテッド]]=== | ||
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|[[青黒]]||自分と相手の[[墓地]] | |[[青黒]]||自分と相手の[[墓地]] | ||
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− | |[[青赤]]||[[ | + | |[[青赤]]||[[ターン]]中に2枚目のカードを[[引く]]こと |
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|[[黒赤]]||騎士、[[装備品]] | |[[黒赤]]||騎士、[[装備品]] | ||
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|[[黒緑]]||食物 | |[[黒緑]]||食物 | ||
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− | |[[赤緑]]|| | + | |[[赤緑]]||人間でないクリーチャー |
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− | |[[赤白]]|| | + | |[[赤白]]||騎士、クリーチャーの横並べ |
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|[[緑白]]||出来事 | |[[緑白]]||出来事 | ||
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;[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠/Extended-Art Frame]] | ;[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート枠/Extended-Art Frame]] | ||
− | :[[アルティメットマスターズ]] | + | :[[アルティメットマスターズ]]のボックス・トッパー・カードと同じ仕様の拡張アート・カード。プレインズウォーカーでもショーケースでもないすべての[[レア]]・[[神話レア]]に存在する。 |
:コレクター・ブースターにしか封入されない。 | :コレクター・ブースターにしか封入されない。 | ||
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また、[[ウルザ・ブロック]]、ミラディン、[[カラデシュ]]などアーティファクトシナジーが強いブロック・セットが歴代でも禁止カードを多く輩出してきた事を考えると、[[単色]]シナジーや[[部族 (俗称)|部族]]メインで[[出来事]]以外はそこまで新鋭の奇怪なデザインが無いのにもかかわらず、歴代最多のカードをスタンダード禁止リストに送り込んだこのエキスパンションは、かなり異質である。 | また、[[ウルザ・ブロック]]、ミラディン、[[カラデシュ]]などアーティファクトシナジーが強いブロック・セットが歴代でも禁止カードを多く輩出してきた事を考えると、[[単色]]シナジーや[[部族 (俗称)|部族]]メインで[[出来事]]以外はそこまで新鋭の奇怪なデザインが無いのにもかかわらず、歴代最多のカードをスタンダード禁止リストに送り込んだこのエキスパンションは、かなり異質である。 | ||
− | + | さらに、これらの禁止カードを除いてなお、他のカードもカードパワーが全体的に高い。プレイデザインチームはオーコ禁止時のコラムで「(禁止カードを除けば)新しい標準の範囲内」「今後もこれくらいのレベルに固定したい」と述べていた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/play-design-lessons-learned-2019-11-18 Play Design Lessons Learned]/[https://mtg-jp.com/reading/pd/0033449/ プレイデザインの教訓](Feature 2019年11月18日 [[Bryan Hawley]]著)</ref>が、その後も様々なカードがスタンダード環境の[[メタゲーム]]を定義し続けた。その結果、翌年のデザイン演説においても、エルドレインの王権が強すぎたことが反省点に挙げられてしまった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035334/ デザイン演説2021]([[Making Magic]] [[2021年]]8月16日)</ref>。 | |
==イベント== | ==イベント== | ||
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*[https://mtg-jp.com/products/0000184/ エルドレインの王権](製品情報 マジック日本公式サイト) | *[https://mtg-jp.com/products/0000184/ エルドレインの王権](製品情報 マジック日本公式サイト) | ||
*[https://magic.wizards.com/ja/products/throne-of-eldraine 『エルドレインの王権』](マジック英語公式日本語版 セット特設サイト) | *[https://magic.wizards.com/ja/products/throne-of-eldraine 『エルドレインの王権』](マジック英語公式日本語版 セット特設サイト) | ||
− | *[https://magic.wizards.com/ja/ | + | *[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/throne-eldraine 『エルドレインの王権』カードイメージギャラリー](マジック英語公式日本語版) |
− | *[https://magic.wizards.com/ja/ | + | *[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/throne-eldraine-variants Throne of Eldraine Variants](マジック英語公式日本語版) - 特殊枠カードギャラリー |
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032718/ プロジェクト・ブースター・ファン]([[Daily MTG]] [[Making Magic]] 2019年7月21日) | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032718/ プロジェクト・ブースター・ファン]([[Daily MTG]] [[Making Magic]] 2019年7月21日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0032723/ ブロールの新時代]([[Daily MTG]] [[Making Magic]] 2019年7月22日) | *[https://mtg-jp.com/reading/translated/0032723/ ブロールの新時代]([[Daily MTG]] [[Making Magic]] 2019年7月22日) |